2011年12月25日、クリスマス。
ここ大阪・梅田で、水面下にある作戦が進行していた。
携帯電話のコールが鳴る。
「ザザッ・・・ 所定のポイントに到達した。潜入成功だ、指示を請う。」
「了解、こちらも潜入成功。想定通り、街中はカップルだらけだ。」
「まさかこの中で、俺たちのように男だけの集団が合流しようとしてるとは、奴らも思うまい。」
「ああ・・・クリスマスはカップルたちだけのものではないってことを、連中に教育してやろう。」
「コードを発信する。『大阪に雪が降った』」
「繰り返す。『大阪に雪が降った』」
── これは作戦の前段階成功と、次段階移行の暗号である。
作戦名『シングル・ベル』発動。
この後、空中を飛来するサンタクロースの連中を対空砲で迎撃したり、投下されるプレゼントを対戦車ミサイルで焼き払ったり、
「殺せ、カップルだ。(原文: No Couple.)」とか言いながらMW2の某ステージのように空港で銃を乱射したり色々あったのだが、
それはまた別の話。
と、いうことで。
我がKoDoKuクラン員とサバゲーに行って来ました!
参加者は俺、yukkyとonigiとtotoの3人。
onigiくんはUOのKDK時代から付き合いが実にもうすぐ9年になる長い仲で、
totoさんは元々参加する予定なかったのに"住んでる地域が近いから"というだけの理由で
急遽呼び出され1時間後に合流したツワモノである。
今回使用した拳銃、グロック17とUSPコンパクト。 |
インドア戦の会場に行き、ハンドガンで撃ち合う。
俺とtotoくんは前にも一緒にサバゲーをしたことがあるが、
onigiは全くの初心者だったので、色々な銃のトラブルが起きた。
まあ冬場は元々トラブル起こりやすいし。
totoくんは元々アメリカのデルタ・フォースを目指していたほどの人物なので、
動きや銃捌きはまさに特殊部隊員並で、背中を預けられる頼りになるやつだった。
俺と2人で相互カバーしながら「正面!」「左翼にいるぞ!」「Good kill!」とか掛け合いながら敵を殲滅したり。
俺はというと、一番活躍したのが4vs4のとき。
味方がみんなやられ、1vs3の状況から突撃して2人を倒し、最後の敵と1vs1になった。
互いに射撃して牽制し合うが、突撃でかいくぐり、とうとう至近距離で接触しお互いに正面から銃を突きつけあった。
相討ち覚悟で発射しようとするも・・・弾が出ない!
弾切れではない、装弾不良(ジャム)だ、こんなタイミングで!
負けを覚悟したが、しかし焦る俺よりも相手の方が慌てて「降参!降参!弾切れ!」と叫びながら、
銃を突きつける俺に両手を上げてホールドアップ状態。
なるほど、牽制射撃をし合ってる内に弾が切れてしまったようだ。
「あぶねー、撃たれるとこだった・・・。」と相手はこぼしながら退場していったが、こっちもジャムってたんだけどね。
しかし両者ともに撃てない状況で銃を突きつけあって勝利するという、特異な経験をした。
結果を見れば3人抜きでの逆転勝利である。
↑totoくんが観戦場から俺の勇姿を撮影してくれてた。
しかし、聞けばtotoくんはこの時、サンタコスプレをしたお姉さんといちゃつきながら観戦していたようで、
サンタお姉さん 「お友達すごく突っ込みますねぇ~。」
toto 「ハハッワロス。突撃しか脳がない脳筋リーダーなんでwww」
とか言ってたらしい。
サンタお姉さんの写真も撮らしてもらってたが・・・
まあ大目に見て65点かな!
その後はメイドカフェでご飯を食べて、飲み屋に行って朝4時まで飲む。
思ったよりいつものSkypeでだべるような軍事トークはあまりなく、
まあせっかくリアルで会ったのだからとリアル的な会話が多かった。
帰り際に飲み屋のお姉さんにちゅーして(無理やりではない。)、翌日onigiくんに「ドン引きでした。」と言われた。
いやー、でも突発の割には楽しかったね!
俺は仕事の都合などで24時間以上起きてる状態で臨んでて寝不足だったので、
遊んでたりお酒を飲んでる時は覚醒してたけど、電車とか車とかで移動してる間は終始寝てたと思う。
他のメンツも入れてまたサバゲーや飲み会をやりたい。
次の作戦はどんなものになるか楽しみである。