サバイバルゲーム初参加! ~ 前編 ~
前編からの続きです。
書いてたら長くなったので、まさかの中篇。
いよいよサバゲー施設に到着したゆっきぃは・・・
サバゲーフィールドとなる建物に入ると、まず圧倒されたのが、迷彩服!
参加者がみんな迷彩服や軍服を着ている! うおお・・・
実際、日本にいて軍服姿の大の男を大勢見る機会ってそうはないので、かなりの迫力。
しかもみんな各々の手か、もしくはテーブルの上に、自前の銃を持っているわけで。
オモチャの銃といえど、迷彩服の男たちが手にしてるのを見ると、それなりの威圧感がある。
一般市民が不安になるわけだ・・・。
そして、会員登録の際に店員さんからレクチャーを受ける。
初心者なのでみっちり受ける。
説明ビデオなども用いての講習を受ける。
ルール、マナー、防具、銃の取り扱い方など、1時間ぐらい教育された後に解放された。
お次はいよいよレンタルする銃を選ぶことになった。
壁にはM14やG36C、MP5などがずらっと並べてかけられていたが、
まずはハンドガンの扱いに慣れたいと思い、ハンドガンを借りることにする。
ハンドガンはBerettaやGlock、SIG SAUERなどが同じく壁にかけられていた。
店員さんに、「思い入れのある銃などはありますか?」と訊かれ、
俺が「じゃあ、あのシグで。」と指さすと、SIG P226を手渡してくれた。
本当はP228が本命なんだけど、無かったので仕方ない。
P228はアメリカドラマのTwenty Fourシリーズの主人公、ジャック・バウアーがよく使っていた銃である。
実は俺はミーハーなところがあるので、映画やドラマのマネをよくするのだ。
(映画レオンにはまってBerettaM92Fのプロップガンを買ったりとか)
まだ待機時間があるので、銃をいじくりまわしてみる。
素早いマグチェンジの練習をし、構え方も練習。
簡易的な射撃場もあったので、マガジンにガスを注入して弾も込めて、少し撃ってみる。
フロントサイトを目標に合わせて、リアサイトを調整して・・・
初弾は外れたが、何発か撃ってたら当たるようになってきた。
目標までの距離は10メートルではあるけど、インドア戦ではこれが主な交戦距離となるのだろう。
標的のシルバーの音が、心地よくカンカン鳴る。
なかなかイケてるんじゃないか?
しばらくすると、2つに割り振られたチーム編成が発表された。
ゲーミングフロアへと移動する。
ルールは15on15で30人戦の時間制限つきデスマッチ、セミオート戦。
全滅するか、制限時間10分が過ぎたときに生き残りが少ないほうが負けという、簡単なルール。
インドアでのセミオート戦なので、M4A1やMP5相手にもハンドガンで立ち向かえる。
室内戦とはいってもフィールドはそこそこ広く、しかも吹き抜けの3階建て構造である。
1階は壁や通路が多く迷路のような感じで、2階部分や3階部分の足場から狙撃される危険性があるが、
逆に足場の下に潜り込むことができれば上から下へは撃ち下ろせない仕組みだった。
2階、3階建て部分は見晴らしはいいが、通路が限られている為、階段を押さえられると逃げ道が限定される。
待機所にて15人のチームメイトが「よろしくー」などと言い合い、ゲーム開始のブザーを待つ。
迷彩服の人が多いが、私服の人もそこそこにはいる。
俺も迷彩服や軍服は所持していなかったが、薄暗い室内でのインドア戦ということは知っていたので、
暗所での迷彩効果を期待して上下とも真っ黒の私服を着てきた。
銃も思い思いの装備で、俺と同じくハンドガンの人も多いが、M4やMP5などを持ってる人も多かった。
インドア戦らしく、ショットガン装備の人も見かけた。
またダットサイトや、フラッシュライトなどを装備している人もいた。
ゲーム開始まであと数秒。
今か今かと、銃を構えドアの前につくチームメイトたち。
緊張の瞬間。
ビィーーーーッ
開始ブザーが鳴った。
その瞬間に皆、ドアを開け勢いよくスタートダッシュを切るように、フィールド内へ突入していった。
続き サバイバルゲーム初参加! ~ 後編 ~