Civ5プレイ(2) ~ 三大強国 ~

2010-10-28 17:07:04 | Civilization

Civ5シングルプレイ・レポート、前回分からの続き。
前回分 → Civ5プレイ(1) ~ イギリスの誕生 ~
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ゲーム開始から178ターン目、西暦1189年。
ローマが日本に宣戦布告。
どうやら日本がローマ大陸に都市名古屋(Nagoya) を入植したのが戦争の発端となったらしい。
日本とローマの国土は海峡を挟んで向かい合っており、距離的には遠くないが、
この時代の技術ではまだ海を渡って迅速に大量のユニットを輸送するのは困難な為、
お互いの本土までは傷つかないだろう。
ローマはさっくりと入植された名古屋を占領して、戦争は終結したようだ。




グレート・ブリテン島のすぐ西方に位置するアステカ大陸。
その大陸の南端には都市国家エディンバラ(Edinburgh) が存在しており、
イギリスはこの戦略性の高い土地に目をつけた。

エディンバラのすぐ付近では鉄器資源が6個埋蔵されており、これがイギリスの物になれば、
すぐ近い将来に登場する新兵器であるフリゲート艦を6隻生産できるだけの資源となる。
海洋国にとって海軍は重要であり、頑丈な軍艦を作るために良い鉄は欠かせないのだ。
また、端っこに1都市確保していればアステカ・エジプトが存在するこの大陸へのイギリスの影響力の橋頭堡ともなりえる。
そして地理的にもブリテン島がすぐ近く、ここを押さえればこの海峡の両端をイギリスが押さえることになり、
有事の際は敵国海軍の通行も制限することができるわけで。

以上のことから、資源的・地勢的・軍事的に見てもこのエディンバラは我がイギリスにとって要衝の地となる。


ゲーム開始から188ターン目、西暦1260年。
イギリス本土のノッティンガム・ヘイスティングスの両軍事都市にて兵舎武器庫の建設を開始。
軍備拡大の準備態勢である。
現在本土に配備されているイギリス陸軍は長剣士2体のみ。
残る鉄資源は2個しかない為、これをフルに使い長剣士をあと2体増産し、
合計4体のこの陸軍でエディンバラへの侵攻作戦を計画する。




計画開始から22ターン後、増強されたイギリス軍は海峡を渡り、隣の大陸へ。
エディンバラへ到着してみると、どうやら既にアステカがエディンバラに攻め入っていた。
危なかった、先を越されると、この地を諦めるか、アステカとの全面戦争にまで問題が及ぶところであった。

新たに増産した2体の長剣士は、従来のやつとは一味違う。
兵舎と武器庫の施設がある都市から生産された軍事ユニットは、最初からレベルが高く様々な昇進スキルをつけることができる。
今回の2体にはどちらにも上陸戦(Amphibious) の昇進が付与されており、
通常は著しく不利になる海からの強襲上陸戦でも、ペナルティーがなくフルに戦闘力が発揮される。

これにより、陸上からは長剣士2体、海上からは上陸戦つき長剣士2体、これらの一斉攻撃で、
エディンバラは1ターンでイギリスの手に落ちることとなった。
このエディンバラ制圧作戦は、イギリス海兵隊、ロイヤル・マリーンの創設と初陣であった。


当然、アステカからは抗議がくるが黙殺。
エディンバラに対し強硬手段に出てくるかもしれないので、作戦に用いた全兵力をそのままエディンバラに配備する。
そしてこの確保した鉄資源6個で、本土ではフリゲート艦6隻の量産体制に入る。
次はイギリス海軍、ロイヤル・ネイビーの拡大である。




エディンバラ制圧作戦と並行して、遠洋航行できる帆船のキャラベルが探検に出ており、
この探検隊がブリテン島よりはるか北東に新大陸を2つ発見。
その内の1つの大陸には中国・ギリシャが存在し、両国は今まで世界の歴史から隔絶されていた。
しかしこの環境にあって両国はそれほど険悪でもないようで、仲良くやっているらしい。
ギリシャとも中国とも友好的な関係を結び、資源貿易で東洋の資源を輸入させてもらう。




もう一つの新大陸は西方のアステカ大陸と東方の中国・ギリシャ大陸の間にあり、
3つの都市国家、クアラルンプール(Kuala Lumpur)ヴェネツィア(Venice)ティール(Tyre) が存在していた。
本来はこの3つの都市国家しか存在しない小大陸であったが、
キャラベルでの発見とほぼ同時に中国の南京(Nanjing) が入植された為、
以後この小大陸のことは南京島と呼ぶことにする。

ゲーム開始から214ターン目、西暦1520年。
都市国家のみで始まったこの小大陸は、今の時代に至るまで文明の目に触れることはなかったが、
これからは列強各国による植民地競争の舞台となってしまう可能性があるだろう。
また、それぞれの都市国家間の仲は意外と険悪なようである。


それと、アステカ・エジプト大陸の奥地にロシアを発見。
今までエジプトの奥までは探索していなかったので発見していなかったが、
どうやらロシアはあの大陸で最大の国力と軍事力を有する軍事大国であり、
またエジプトの国力がやたらと低かったのはロシアと戦争中だったかららしい。
発見からほどなくしてエジプトはロシアに完全に併合されてしまった。




探検隊の功績により、この世界の全貌が明らかにされた。
6つも大陸があり、それぞれの大陸は存在する文明同士でいがみ合ってるが、
北東の中国・ギリシャ大陸と南京島だけは他国の干渉がなかった為かマイペースにのんびりとやっている。
これからは否応なしに世界史の渦中に巻き込まれていくのかな。

我がイギリスの立場として注視すべきはローマと日本とアステカ・ロシア情勢である。
ローマは今のところソンガイを併合する動きは見せないが、
依然これ以上の拡大は阻止しなければならない大国であるので、
動向には注意しなければならない。

日本はローマに対する壁であり、周囲のシャム・ローマ両国と険悪であるという、この地域は火薬庫である。
またこの時期、今度はシャムが日本に宣戦布告し、第二次シャム-日本戦争が開始されていた。
戦線は膠着しているが、地勢上、日本に倒れてもらったら困るので、場合によっては直接介入も検討しなければならない。
日本はシャムと2回、ローマと1回と、よく戦争に巻き込まれる立場にある。

そして今回発見されたロシア。
エジプトを飲み込み、さらにアステカにも宣戦布告をし国境地帯が炎上している。
ロシアもアステカも世界有数の軍事大国同士で、その両国の直接のぶつかり合いなので、
この大陸は世界最大でありながら、最も戦火で荒廃している大陸だろう。
エジプトを飲み込んだロシアの国土はローマに匹敵し、もしもアステカをも圧倒することになれば、
世界最大の超大国へと成長してしまう恐れがあるので、この戦争の行く末はよく見極めなければならない。
しかし、アステカの注意が英領エディンバラからそれたので、その点はロシアとアステカは程良く拮抗状態にはおいておきたい。


現在の国力比は
ローマ10
ロシア9
イギリス8
シャム・ギリシャ6
アステカ・日本・中国5
ソンガイ3


周辺の都市国家を全て併合し大国となったローマ。
世界最大の軍事力と領土を有し、軍事大国アステカをも圧倒しそうなロシア。
技術立国だが軍事力は最低限、しかし不足していた鉄資源を確保し火薬の発明まで秒読みであり軍拡体制に入ったイギリス。

世界はこの3大国による3強時代へと突入していく。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2010-10-29 19:51:36
更新早い!
日本語版は訳ダメダメみたいね。
英語版継続することにします。
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Unknown (ゆっきぃ)
2010-10-29 21:12:13
>>更新早い!のUnknown
まあどっちにしても俺も日本語版買っちゃうけどね!
周囲の知人はみんな日本語版買うだろうから。
用語の共通化とか色々な面で、やっぱ日本語版同士のほうが便利かなと。
更新速度についてはこれからも頑張っていくよ!
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