Life is Feudal MMO日誌(4) - 民族大移動の予兆

2017-11-30 19:03:02 | Life is Feudal

前回分 → Life is Feudal MMO日誌(3) - すべての道はローマに通ずる
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膝を凍えさせてやって来た人には火が必要だ。

山を越えて来た人には食物と衣服が必要だ。


── 『古エッダ』 オーディンの箴言より




ある日、我がHJPN島に移民団が到着した。
彼らはギルド[Peca]、日本人ギルドである。
元々仲間内で村を運営していたものの、なんらかの事情で限界となり、
このたび集団移住に踏み切ったとのこと。

驚きなのがその移住元からの距離で、




と、遠くね?
この距離を集団で移動してきたのか・・・すごいな。
近くには大手のSamuraiNinjaもあるのに、わざわざうちを選んでくれた。

さらに日誌(2) で書いたように、この島に住むギルドはみんな他の土地を追われた者達だ。
つまりこの島の住民として相応しい経緯となるので、当然我々は迎え入れることにしたのである。
これまでの状況から分析して、当然のことながら人口と発展速度には相関性がある。
Pecaさんたちは10名程度での入村となるので、今後HJPNの発展に大きく寄与してくれることだろう。
一緒に頑張ろうね!




10人分の家を建てる為に、防壁外に土台作り。
もはや防壁内が手狭になってきたのだ。
今後は重要区画は防壁内で、家屋や植林場はどんどん壁外へ追い出されていくだろうな。

この他にもちょいちょいとこのブログからも日本人の入村希望者は来てるので、
もうすっかり村が賑やかになってきた。


そして遂には、タダゴトではない入村希望者も漂流してきたのだ。
どうやら他の日本人村のNinjaから来たらしく、
そこで厄介事を起こして追い出されてきたらしい。
特技は虐殺という・・・。
なんとも穏やかではない。

山賊崩れ的な人かな。
当然、この人の要求通りに迎え入れることに対してはギルド内で議論が巻き起こった。

ギルメンA 「村を荒らされたりするかも知れない。」
ギルメンB 「同盟のTICにも迷惑かけるかもしれないし、反対。」


Naitouさん 「ゆっきぃさんならどうする?」
yukky 「俺なら迎え入れるね、だって面白そうじゃん。」
Naitouさん 「そうだよね、ワンチャンあげても良いよね。」

この山賊さんが入ることで周辺でトラブルが起これば、ブログ的に面白くなりそうなことに加え、
将来的にギルドで剣を取る事態になれば、こういう荒事大好きメンバーも使いようがあるというか。
まあ統率とれなければ邪魔にもなるんだけどね。

ただこの島が追放された者たちの楽園を目指しているとするなら、
経緯はともかくその山賊崩れさんもれっきとした追放者であることには違いなく、
もしちゃんと決まりを守ることができれば、うちでチャンスを与えるのは悪いことではないと思えたのだ。
過去に荒事をどれだけやってきたかなんて、俺やNaitouさんもあまり人のこと言えないし。

そしてギルマスのNaitouさんはこの村の神父役でもある為、(祈りスキルが一番高い)
罪を重ね村を追われた者でも悔い改めるチャンスを与えようとしたのだ。


まあこんなふうにあーだこーだ会議してる間に当の本人はどっかいったんだけどね。
また戻ってきたら迎え入れてみる所存である。




徐々に形になってくるとりあえずの追加居住区。

しかしこの調子で今後も北方からの移民が発生すれば・・・




Twitterで教えてもらった情報。
北国には既に[BBB]って暴れ者がいるのに、さらにまた新しい蛮族ギルドが南進するらしい。
北は荒れ放題だな・・・。
北の民が荒くれ者ばっかなのは、やはりバイキングの影響かな。

距離があるのでうちは無関係、とも実は言えない。
確かに直接の戦火は及ばないかも知れないが、北方でBBBや今回の[TKT]などが暴れることによって、
そこを追われた難民がはるか南方の、つまり俺たちの方へ押し出されてくる可能性が高いのだ。


実際の歴史に絡めて言えば、こんな話がある。
4~5世紀頃の東ヨーロッパにおいて、アッティラ率いるフン族が周辺地域を大規模に荒らし回り、
略奪された民族の難民が大量発生し、ゲルマン民族大移動を誘発させた。
フン族に押し出される形で西進したゲルマン難民は、ローマ帝国領やブリテン島に侵入し、
ブリテンの土着民族であるケルトやピクト人を制圧し、各地で小国家として台頭。
七王国時代というブリテン島内の戦国時代を引き起こした。(後のアーサー王伝説の元ネタの一つでもある)
またこの民族大移動は、ローマ帝国分裂の主要因のひとつともされている。


つまり難民の流入によって人口密度が高まり、その人々が俺たちの勢力に収まってくれるならともかく、
こちらで改めて新興勢力を立ち上げようものなら、この南大陸においても戦国時代が始まる可能性がある。
新しい勢力の流入は不安定要素となり得るのだ。

しかしそれも含めて、この壮大な世界の相互作用か。
遠方の一つの出来事がこちらにどのように伝播してくるか、それもまた楽しみである。


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Life is Feudal MMO日誌(3) - すべての道はローマに通ずる

2017-11-29 21:31:15 | Life is Feudal

前回分 → Life is Feudal MMO日誌(2) - 判明した周辺情勢
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人間とは取引をする動物なり。犬は骨を交換せず。

── 古典派経済学者 アダム・スミス




ということで、今日は[TIC] との交易にやってきました。
TIC砦は巨大で、石造りで立派で、ギルドメンバーもとんでもなく多い。
Twitterなどでうちの島を僻地と言う人もいるが、ちゃんと栄えてる場所もあるのだ。
南門に着くとすぐさま担当の人が出てきてくれる。

「はろー。取引したいんだけど、Silver Ingot 5個ちょうだい。」
「モニュメントの為にかな? 鍛冶担当に在庫確認するからちょい待ってな。」

「OK、それはすぐに作ってあげれるけど、代わりにFlux 20個くれない?」
「ちょっとうちの錬金術士に確認してみる・・・ok、準備できそう。」

「Sounds good. じゃあ作ってもらうからちょっと待っててね。」
「じゃあ俺もFluxとってくるよ。」

Silver IngotはTICの人の言うとおり、ギルドモニュメントのアップグレードのためだ。
アップグレードするとギルド領地が広がるらしいのでメンバーが欲しがっていた。
銀を溶かすにはSmelting(精錬)スキル90要るがうちのメンバーはまだそこに達していないのだ。
なので交易で手に入れられたら話が早い。

交易に出すFlux20個はギルメンの錬金術士Adatiaさんがささっと作ってくれた。
Adatiaさんはデンマーク人で、どういう経緯でうちに所属してるのかは割と不明だが仕事ができる。




一度村に帰り、TIC砦に戻った時には朝になっていた。

「Flux 20個用意できたよー。さあ取引を!」
「OK・・・っと、ちょっと待ってね、鍛冶の人がIngotどこに入れたかわからん・・・。倉庫とかも探してくるからちょい待ってて。」


・・・ 10分後 ・・・


「・・・ごめん、鍛冶の人がどこにしまったのか本当にわからなくて、持ったままログアウトしたのかも。。。ログインを待ってもらうしかない。sorry.」

なんだよ!
結局Silver ingot入手できないじゃんかよ!
相手はアメリカ人ギルド、時差があるので職人さんとログイン時間を合わせるのがなかなかしんどいのだ。
まあ良いだろう、頼んでいるのはこっち側だし、また次回だな!




仕事もなくなり、仕方ないのでたまたまその場に居合わせたもう一つの同盟ギルドJackalの人とひまつぶしに喋ってみる。
TICは青色の制服だがこの人は白い服なのですぐに見分けがついた。

「はろー隣人よ。なにしてんのー?俺は交易しにきてるよ。」
「おなじく。俺らじゃ作れない物をTICに作ってもらってるよ。HJPNとも話せて嬉しいよ。」

さっきのTICの人も交え、外交官同士で3ギルド合同井戸端会議となる。
最近の情勢や北東の果てでの戦争の話題など。
ここらへんは盗賊すらめったにいなくて平和だなーという感じ。

「俺たちはいまここで、誰もが互いに友好を示し親切にし合う、そんな島を作ることにトライしてるよ。」

とはこの時のTICの人の言。
うむ、俺と志がだいたい同じだ。
取引はちょっと延期になったが、互いの目的を確認できて、
実はあまり絡みがないJackalギルドとも話せたことは、ここに来た成果だな。
交易ついでの、これも外交活動ということだね。

前回記事 でも書いたがこの島は4ギルドで同盟を組んで運営している。
残る1ギルド・・・Britannia とは最初に挨拶を交わして以来、あまり絡みがない。
まだまだ発展も遅れてそうだけど、あそこももうちょいこうして仲良くなりたいもんだ。




このゲームには道路の概念がある。

道路・・・それは人類最初のインフラであり、最古の舗装路は紀元前4000年にまで遡る。
初期に登場した踏み固められた土の道は、石や草などの障害物がない為に狩猟や採集への歩行速度を向上させた。
次に登場した石で舗装された道路は、雨が降っても泥とはならず、軍隊の行軍速度に大きく影響した。
古代時代に最強の軍隊を有したローマ帝国は、この舗装路を大規模に張り巡らせた為に、
すべての道はローマに通ずる といわれるほどの道路網を構築し機動的な用兵を可能にした。
ユーラシア大陸を横断するシルクロードは、中国から地中海世界までの果てなき東西を結び、
それまでよりも遠方までの交易を可能にし、古代世界における物品や人々の交流を盛んにした。


Civシリーズなどでも道路は軍隊・交易の為に必要で戦略的なインフラであるが、この世界でもそれは同様である。
Life is Feudal における道路は移動速度を25%向上させる為、このゲームの移動距離は半端ないので、道路の整備は必要なのだ。
俺はギルメンが整備したこの道路を使ってTIC砦まで交易・外交に走っている。

この島ではもはや村同士の道路の接続は約束されており時間の問題となっているが、
いつか文明が進めば、大陸の方でも戦争や交易の為に大規模な道路網が構築されるのかもしれない。
既にあるであろう一部の村同士を単につなぐだけのものではなく、
もっと大規模で長い距離を横断する、シルクロードのようなものが。

そうすると俺らのこの島は僻地と呼ばれているが、東と交流を持つことも今より容易くなるのかもしれない。
その道路の上を無数の馬車と人々が、東西南北へ交易や戦争の為に行き交う、大陸の血脈となるのかもしれない。


俺はそういう発展が楽しみで、文明や人々の歩みを眺めていきたい。
だからこのMMOをこの最初期から遊んでいることにワクワクしている。
幹線道路によって他の地方と接続されることにより、
この島もいつかは危機に脅かされるのだろうか。
しかしそれもまた一興である。


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Life is Feudal MMO日誌(2) - 判明した周辺情勢

2017-11-28 21:42:32 | Life is Feudal

前回分 → Life is Feudal MMO日誌(1) - 村作りを開始
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前回の記事 の続きでLife is Feudal: MMO のお話です。
今日はギルド情勢周りについて。
そういえば書き忘れていたが、LIFにはEuropaサーバーNAサーバーがあり、
俺たち含めほとんどの日本人が活動しているのは地理的に近いNAサーバーである。


 

現在判明している範囲で書いた勢力図。
まだまだみんな石器時代で内政をいそいそとしてるので、
互いに関わりあいがあまりない場所も多くて穴だらけだが、
今絡んでいるのはこんな感じ。

緑は自勢力、青は友好勢力、黄色は中立、赤色は敵勢力。
なおこれ以外にも無数のギルドがそこら中に乱立しているが、
大してからんでないので書いてないだけである。

まず自分の島の状況から説明すると、俺たちHarakiri Japan [HJPN] は南西の島に入植。




この島にはTIC, Jackal, Britannia の3ギルドがあり、HJPNを含めて4ギルドで共生している。
規模的にはTICが一番大きく、HJPNが2番目で、他の2ギルドが小規模にやっているという形であり、
TICを中心に4ギルドで同盟状態として、村同士を道路で繋げての交易活動などを頻繁にしている。
ちなみにこの島の日本人は我々だけである。

この4ギルドには共通点があり、いずれも他の土地から追い出されたという経緯を持っている。
俺たちも実は元々はグリッドで言うと22番島に住んでいたが、ゲーム開始早々に大手ギルドに追い出されここに流れ着いた。
なのでこの島は戦火から逃れた者達の安住の島・・・Banishedヴィンランドのような開拓地なのだ。


個人的な目標としては、ここを戦火から逃れた者達の本当の楽園とすべく、
まずこの4ギルドの村々で文明度を発展させたら合同で一国の勢力となり、
島国のまま独立を維持することができれば最高である。

大陸の戦争にも関わるときがくるかもしれないが、
島の平和だけは守っていきたい。




大陸の話題に移すと・・・北東部にいるSAMURAIギルド。
これはMMORPGの黒い砂漠での[殲滅] ギルドの連中である。
黒い砂漠スタート時、我々[PartiZan] が120人ぐらいの人数でサーバーでも2位の規模だったが、
1位の規模だったところがこの殲滅である。
つまりライバルギルドだったわけだけど、まあこっちの世界では仲良くできてる。
とはいっても遠すぎるので今はまだ情報交換だけだけど。

Samuraiマスターのロンちゃんに話を聞くと、The Blessd Order [TBO] という90人ぐらいのギルドを筆頭に同盟状態らしく、
周辺をその影響下においているらしいが、それを脅かしているのが北国の[BBB]
BBBの位置は詳しく知らないので地図ではおおまかだが、大規模に周辺ギルドを潰しまわっている極悪ギルドとのこと。
そのBBBの南下を守り主体のTBOが防いでいる・・・という構図らしい。
あとSamuraiから南西にも名前は不明だがロンちゃん曰く「イカツイ連中」 がいるらしいので一応Unknownでメモっておいた。
それとSamurai周辺にはNinjaや、その下の小さな島にも日本人ギルドがいくつかあることが確認されている。


いやあこうしてみると、あっちは激戦区なんだなあ。
それに比べると我々の島は、周辺には小規模なギルドしかなく、
盗賊っぽいのはTICが全部追い払っているので、
世界情勢からすれば安定してはいるがド田舎もいいとこだろう。
俺らが追い出された22番島は100人規模のギルドが住んでいると思うが、
離れてる上におそらく引きこもっているので脅威ではない。

しかし北国のBBBが周辺ギルドを滅ぼし地域的な脅威となっているのは、
バイキング時代を背景にしたこのゲームの中で、まさにバイキング的存在と言えるだろう。
幸いにも俺たちは遠すぎるのでBBBの脅威はまだ届かないだろうけど、将来はわからない。


それに時代が進み街道なども大陸に整備される頃には、
それぞれの地域での覇者がそこを平定して、
一つの地域大国として台頭してくるかもしれない。

北東は知り合いのギルドがいるからこんな乱世になってると情報が入ったが、
正直俺たちはまだまだギルド同士の戦争なんて本格的には起こる段階ではないと思ってたからね。

つまり知り合いがおらず情報が不足しているMAPの北西部や南部でも、
もしかしたらいま絶賛戦国時代で荒れ果てていて、
それを平定した地域大国同士がそのうち情勢に絡み合ってくるのかも。
いやあ、そこかしこにゴロゴロ100人規模のギルドがあるこの感じ、楽しい。
馬が調教できるようになったら一度大陸中を見て回って、外交窓を開いていかないとなあ。


Steam storeで解禁されたらたぶんもっと人口は増えるだろう。
まだまだどこも国ってレベルでもないが、地域によっては既に乱世になってることを知ったので、
新興国でさらに乱れるか、もしくは一つの勢力に取り込まれ肥大化するか、歴史がどう転んでも楽しみである。

俺はHJPNの外交官だが、まずはこの島の統一から手を付けて、
この島国の繁栄を目標にプレイする。
TICなどと話し合って島名も決めていきたい。


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Life is Feudal MMO日誌(1) - 村作りを開始

2017-11-26 19:21:47 | Life is Feudal

お久しぶりです、みなさん、ゆっきぃです。
ブログ更新は9ヶ月ぶりかな。

ぼくはしばらくLeague of LegendsPUBGにハマっていましたが、
ところでみなさんは村作りに励んでますか?
最近リリースされて社会現象になってるアレ。
村を作って動物と仲良くするやつ。
普段ゲームしない婦女子や老人もみんなして始めてるので、
ついぼくも流れに乗って始めてしまったのでブログに書こうと思ったのです。

そう、この時期に言う村作りゲーといえばもちろん、










ではなく、





Life is Feudal: MMOですよ。

いやあ、3年前を思い出すね。
最大64人程度のLIF: Your Own (以下YO版) での村作りと整地の日々。
一緒に村を作ろうという呼び掛けに応えて定住の地を決めたら、
何故か追い出されそうになったので戦時体制に移行してからの血みどろの日々、 → KoDoKuファミリー結成!そして戦争勃発の危機!?
ジャニーズ衆との戦争・・・。


そしてこの度、開発倒れになると全員が思っていたMMO版がついに始まり、
来月からはSteam storeでも開放されて本格始動とのことなので、
YO版プレイヤーはいち早くプレイできるので、
やはり日本を代表するLIFブロガーとしてはブログ復帰せざるを得なかった。


   

ちなみにこれがMMO版のMAP、右図が公式のグリッド。
ちなみにこのひとつのグリッドがYO版のMAPと同サイズなので・・・
3年前から発表されてた通り、MMO版はYO版の49倍も広い。
歩くと平気で数時間かかるので本気の旅になります。

そんなに広いんじゃスカスカじゃないの?って思うかもしれないが、
MMOなので当然数千人いるので、村はポツポツと点在しており意外とスカスカじゃないんだな。
まだまだ始まったばかりなのでちゃんとした建物も立っておらず、
ほとんどの人々は古代人のように自然と共生する生活をしているが、
日数が経てば次第に文明が進み、石造りの建物や砦ができ、町ができ、
町同士は街道で接続され、インフラが整えば馬車での行き来が活発となるのだろう。
非常にワクワクする、みんな村人視点で数千人でCivをやっている感覚になる。

たまに起こる諍いも今は石と棒の原人同士の殴り合いに留まってるが、
兵器が誕生すれば本格的な戦争もそのうち起こるだろう。


そんな中俺は、今回はギルドを立てていない。
友人のImoutupが設立したギルドHarakiri Japan [HJPN] に食客としてお世話になっている。
そして3日後にImoutupはいなくなった・・・。

リアル都合らしい、そこでギルマスをNaitouさんに引き継ぎ、俺はサブマスとして運営をお手伝いしている。
10年以上色々なゲームで自分でギルドをやってきたし、たまには他人を支える役にも回ってみたいんだ。




朝霧の中でぼやけているが、我が村の様子。
いまは20数人程度でやっているが、付近の同盟ギルドを含めれば100人ちょいぐらいにはなっている。(この辺は次回で詳細を書く)
人数感で言えばこれでもまだまだ大手組織には対抗できていないが、
幸いなことに我々を侵攻できるほどの文明力を持った国というのもまだ成立していない。

時代が進めば、中央の方に強大な王国とかもできてきて脅威となるか、
もしくは俺たちで地域小国として生き延びる道をたどるかもしれない。
Life is Feudalの名の通り封建制に組み込まれるのかもしれない。
今後の行く末、どういった歴史を歩むのか楽しみである。




Naitouさんが耕している畑がようやく芽吹いてきた。
多少の収穫物もとれているようだ。

我々の目下のネックは木材と果物不足である。
このゲームの作物や植林は、育つのにリアルで数日以上かかる。
緯度的には南の方に位置するので作物は育ちやすい環境ではあるらしいが、(北部で農業に苦労する村の話を聞いた)
それでもまだまだ木材が不足しており、建材も燃料も十分とはいえない。
リンゴなどの果物も不足しており家畜のエサもまだ足りない。

農業不振で家畜が育たなければ、動物由来資源である皮や骨などが採れず、
それは様々な服や防具やツールの部品が不足することを意味する。
このように、このゲームは一つの分野の成長が他分野にも大きく影響を与えるのだ。

村作りストラテジーBanishedと、そのリアルModであるCCをやっている人はイメージしやすいだろう。
まさにそれを我々ひとりひとりが村人としてやっているのだ。




鍛冶場や調理場ができてきたので職人さんが夜な夜な鉄を打っている。
鍛冶も重要な作業で、当然鎧や剣にもなるのだが、それ以上にクギや鉄部品が重要である。
そういった基礎部品がないと大工でもなんでも、他分野の作業が何も進まないのだ。
なので毎日鍛冶屋さんがクギを大量に作り置きしてくれている。

そのクギを使って大工連中が、農作物収穫用の箱や台車を作ったりして、
そして職人連中の胃袋を支える為に狩人が魚や動物の肉を村に供給し、
調理担当メンバーがそういった材料を調理場で料理に仕立ててくれる。
栄養満点な料理はスキル上昇率が上がるので、胃袋からの支援も重要なのだ。


現実の世界史の話をすれば、狩りを主とする遊牧民族より、定住型の農耕民族が発展したのには理由がある。
一日をみんなが狩りに費やすより、農耕による確実な食料生産とそれによる余剰食料により、
狩りに従事しなくて良い人員を生み出し、そういった人員が職人や研究に没頭できたからだ。
そういった役割分担が文明を発展させるのだ。
古代史に詳しい人なら絶対にワクワクするだろう。


次回は現在のギルド情勢周りについて説明する。
あ、あと一応ギルメン募集します。
一緒にやっていきたいと思ってくれた人は、
discordでyukky#4684を登録してください。

一緒に歴史を作ろうぜ!!!


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