全ては無駄であった。
あらゆる計画もあらゆる情報収集も無駄だった。
果てしなく続いた期待感も胸を叩く若い熱情も無駄だった。
しかも我々が落選の不安に襲われながらなお応募を果たしたあの時も無駄だった。
当選を信じてかつて応募した数万人の人々。
こんな事の為にクラン内会議を繰り返したのだろうか。
こんな事の為にリハビリ練習に情熱を傾けていたのであろうか。
その後数日にして私は自己の運命を自覚するに至った。
私はSF2ベータの落選者になったのだ。
──── ゆっきぃ著、『我が闘争』より
・・・はい。
なんと、スペシャルフォース2のクローズドベータテストの抽選に落ちてしまいました。
まじかあああああ!!!
周囲の人からどんどんと当選報告が寄せられる中、
すっかり安心しきって、俺も、俺だけは、当たると思ってたのに・・・。
信じきれずにメールBOXを10度見ぐらいしたけどやはり当選通知は入っていませんでした。
UVさんごめん、pansaaさんごめん、AceくんやPeachさんなどSOLから志願してくれた皆様すいません。
こんな運勝負で負けるとは、クラン戦とかの前に俺は物凄くゲンの悪い男になってしまった。
うええええん!!
てっきり俺はシード当選だと勝手に思ってたよ!
思い込んで安心してたよ!
だってNHNの人が昔俺に
「良かったら弊社に面接に来て頂いて入社して一緒に国内FPS界を盛り上げていきませんか?」
って言ってくれたじゃないかあ!(ここで言って良かったか知らないけど!)
なんて公平な奴らなんだ!
俺以上にハンゲームFPSに似つかわしい男がどこにいるんだよ!
いや、そこまで大層ものすんごく楽しみにしてたわけでもないけどさ。
でもやっぱり、こうして外れてみるとなんか悔しいしすごくやりたくなってくるね。
最近はUVさんともCounter Strike: Sourceでずっとリハビリ練習してたし・・・
ちょっとやる気出てきてたのに!
俺は選ばれし者ではなかったということか・・・。