パニック・フライト

RED EYE（2005／アメリカ）


監督：ウェス・クレイヴン
出演： レイチェル・マクアダムス ／キリアン・マーフィ ／ブライアン・コックス ／ジェイマ・メイズ／ジャック・スカリア

「スクリーム」シリーズのウェス・クレイブン監督作。劇場未公開作品。
タイトルは「フライトプラン」にひっかけたものだな。

一流ホテルの女性マネージャーが乗り込んだジェット機でおきるサスペンススリラー。航空機ものは密室劇でもあるので、サスペンス映画の題材として使われやすいです。


祖母が亡くなり、実家のマイアミに帰る途中のリサ（レイチェル・マクアダムス）。
空港で偶然を装い、近づいてきた好青年風の男リップナー（キリアン・マーフィ）。
飛行機の座席は隣合わせ。
しばらく話すうちに、突然豹変。
彼は国家転覆を狙うテロリストで、リサの勤めるホテルに宿泊する標的を狙っているのだ。
優しそうな男性、実は．．．といいたいところだけど、いかにも怪しそうな登場でした。。苦笑


父親の生命も危険と知ったリサは、危機を脱するためにあの手この手を使いますが、誰でも考えつきそう？^^;
美人でか弱そうなタイプのレイチェル・マクアダムスなので、とんでもない目にあう役は似合ってますが、着陸してからが彼女の奮闘がはじまるのです。
頭脳より肉体！
レイチェルもキリアンも全力疾走、家の中の二人のアクションは体はってます。


トイレの中の攻防など、優男キリアンのキレる演技は怖い！！！
派手な爆破シーンにはびっくり！果たして完全犯罪の行方は・・・？？
俳優も地味めで小物のわりには、見どころあり。
ありえない話の「フライトプラン」よりおもしろいけど、意外性がないのが残念。
主演二人の顔合わせは新鮮でした！


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ブラッド・ダイヤモンド

Blood Diamond（2006／アメリカ）

監督：エドワード・ズウィック
出演：レオナルド・ディカプリオ／ジェニファー・コネリー／ジャイモン・フンスー／マイケル・シーン／アーノルド・ヴォスルー／カギソ・クイパーズ

永遠の輝き、誰もが憧れるダイヤモンドの価値を決める4つのC〈色〉〈カット〉〈透明度〉〈カラット〉。
実は5つめのC〈争い〉が存在するのだ。
紛争ダイヤ・・・
内戦下のアフリカで、ひとつのダイヤに運命をゆだねる男たちの物語。
キャストは申し分なし。
強烈なメッセージが伝わってくるエンターテイメントな力作です！


「ナイロビの蜂」もそうでしたが、アフリカの現実をまざまざと見せつけられました。
“戦争がなければ楽園”という台詞に、考えさせられた。
紛争のための資金のために不法に取引される血のダイヤモンド。
犠牲になるのは、いつも一般市民。
前半の残虐なシーンに目をそむけてしまう。
石油、象牙などは、アフリカの紛争の原因になることは承知でも、ダイヤモンドがその対象になってるとは、この映画で知りました。
もちろん映画はフィクションですけど、闇ダイヤは存在し、2002年に証明制度も確立されました。

反政府軍RUFによって家族と離ればなれになる、漁師ソロモン（ジャイモン・フンスー）。
目的のためには手段を選ばない、ダイヤ密売人ダニー（レオナルド・ディカプリオ）。
紛争ダイヤの真実をつきとめようとする、ジャーナリストのマディ（ジェニファー・コネリー）。
3人の思惑がからみあい、ソロモンがみつけたピンクダイヤモンドをめぐっての旅でもある。


悲劇なのは、反政府軍によってとらえられ、マインドコントロールされ暴力を強制される少年兵たちの姿。
子供に薬を飲ませ、殺人マシーンに変えようとする大人たち。
われらにはどうすることもできない現実。怒りと悲しみをおぼえます。
重い内容でした。

私たちがアフリカの子供たちを救う唯一のことは、紛争ダイヤを買わないこと（宝石にはあまり興味はないが・・・）
需要があれば供給もある世界事情ですからね。


俳優たちは熱演してます。
実直な父親役のジャイモン・フンスーが、人格が変わってしまった息子に問いただすシーンは泣けそうでした。
ヒューマンな演技に彼の人柄もあらわれていると思った。
ジェニファー・コネリーがよかったなあ。
ディカプリオとの別れがジ～ンときた。（すっぴんでも美しい・・）

レオナルド・ディカプリオは、また一段大きな俳優になりました。
今回は「ディパーテッド」とはまた違う汚れ役。後半はランボーしてました^^
人を利用することをなんとも思わない利己主義な男が、まわりの人間の正義によって感化されていくのですが、豊かな表情、メリハリのある台詞まわし、存在感はばっちり。
オスカーは目の前って気がする。
実力もあり、華もあって人をひきつける俳優ですね。
レオさまを観てるだけで満足でした。

空爆シーンが大迫力！
アクションも満載で、長いわりにはそれを感じさせない、うまくまとまっています。
重い内容を娯楽ものとしたことは悪くなかったと思う。

美しいダイヤの裏側には悲惨な事実があることを、少しでも多くの人に知ってほしいですね。アフリカの子供たちの未来のために・・・

★★★★★（5段階☆は0.5）

「ブラッド・ダイヤモンド」公式サイト

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4月に観たい映画♪

ゆっくり映画鑑賞が出来ず、とりあえず今月観たい映画をピックアップしてみました！
外国映画ばかりになっちゃったなあ^^ゞ


☆ブラッド・ダイヤモンド 公式サイト【4／7公開】

“ブラッド・ダイヤモンド”というダイヤモンドの不正な取引をめぐって起きる、不毛な争いをサスペンスフルに描く。
主演のレオナルド・ディカプリオ、助演のジャイモン・フンスーの迫真の演技に注目。
現実的な題材でもある社会派作品。
いつの世もダイヤモンドは人を惑わせるものなのね・・・
レオさまの熱血ぶりに期待大。





☆サンシャイン2057　公式サイト【4／14公開】

太陽の崩壊で地球滅亡の危機にひんした近未来を舞台に、究極の任務に向う宇宙船クルーに襲いかかる予期せぬ事態。
船長に真田広之、物理学者にキリアン・マーフィ、乗員にミシェル・ヨーという国際的なキャスト。
以前似たような内容の映画がなかったっけ？
監督は「トレインスポッティング」のダニー・ボイル。






☆ロッキー・ザ・ファイナル　公式サイト【4／20公開】

シルヴェスター・スタローンを無名の俳優から一躍スターダムに押し上げた『ロッキー』シリーズの第6弾。
プロボクサーのライセンスを取得するために奮起し、無謀ともいえる試合に身を投じるロッキー。
ロッキー最後の対戦相手役は現役世界王者！！
演じるのは、元世界ライトヘビー級チャンピオン。
金曜日に公開は珍しい・・





☆ラブソングができるまで　公式サイト【4／21公開】

80年代に人気絶頂だった元ポップスターと、失恋で書くことをやめてしまった作家志望の女性が、ラブソングを作ることになるラブコメディ。
ポップスター役ではじけるヒュー・グラントの魅力と、ロマンチックなラブストーリーの行方に注目。
共演はドリュー・バリモア。
公式サイトの予告編、ポップスター=ヒュー・グラントが可笑しい！！^^；




☆ハンニバル・ライジング　公式サイト【4／21公開】

“世界で最もインテリジェントなシリアルキラー”ハンニバル・レクターの過去に迫るシリーズ最新作。
原作者トマス・ハリス自身が脚本を手がける。
日本人女性（コン・リー）との出会いがレクターを変えていく?（日本風味がちと不安・・・）
衣装はフェンディが担当。

主人公若きハンニバルに『ロング・エンゲージメント』のフランス人俳優ギャスパー・ウリエル。
来日記者会見

原作も読みたいですが、公開までに間に合うかな・・・



☆バベル　公式サイト【4／28公開】

モロッコ、メキシコ、アメリカ、日本を舞台に、ブラッド・ピット、役所広司らが演じるキャラクターが、それぞれの国で、異なる事件から一つの真実に導かれていく衝撃のヒューマンドラマ。
なんといっても菊地凛子の演技に注目したいですねえ。
監督は『アモーレス・ペロス』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。
ちょっと難解との噂・・




☆恋愛睡眠のすすめ　公式サイト【4／28公開】

シャイで臆病な青年とクールで知的な女性の恋愛模様を、青年が見る夢と現実を交錯させながら描くロマンチックなラブストーリー。
公式サイトがPOPでキュート。
ガエル・ガルシア・ベルナルはロマンチックな役も似合います！



ほかに、「クィーン」「オール・ザ・キングスメン」「東京タワー　オカンとボクと、時々、オトン」も待機中。

『バトンです(・∀・)』バトン

今日はエイプリル・フールですが、記事にはうそは書いてませ～ん。笑
2、3日前から体調をくずしてしまって、映画を観る気力もなく、困ったときのバトンということで、だいぶ前のちゃぴちゃぴさんのバトンを強引に奪ってきました。
では、元気にいきましょうーー！

[ルール]
1.回ってきた質問の最後に「自分の考えた質問」を足して下さい。
2.終わったら必ず誰かにバトンタッチして下さい。
3.まとまりのないエンドレスバトンなので「どんな質問を加えてもOK」デス。
4.バトンのタイトルを変えないこと！
5.答えるのが面倒臭い問題は消してもよい。
6.ルールは必ず掲載しておいて下さい。

■最近ショックだった事は？
仕事でミスってしまったこと。

■身長何cm?
160cmぐらい。少し縮んだかも^^;

■今、食べたいものは何?
季節外れですが、スイカ。

■貴方の弱点は?
閉所＆高所恐怖症。
観覧車は大の苦手・・・でもジェットコースターは大丈夫^^ゞ

■自分が映画に、出演する事になったら(既存のストーリーで)
何の映画で、何の役が良い?


「ハリポタ」シリーズ。
役柄はハーマイオニー・グレンジャー。マグル（人間）出身の魔法使い。
彼女のような優秀な魔女になれないけれど、魔法をあやつってみたいな。
「ハリポタ」の最新作は7月に公開の「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」

■好きな曲を３曲ほど挙げてください。
3曲以上になっちゃいます。
B'z「ALONE」
フィル・コリンズ「見つめて欲しい」
テイク・ザット「Pray」
バネッサ・ウィリアムス「Save The Best For Last」
ダイアナ・ロス「Lets Make Every Moment Count」
古い曲ばかり・・・^^;


好きなサントラは「ムーラン・ルージュ」
この前の世界フィギュアで高橋大輔が使用してました。
ユアン・マクレガーの歌がTVで聴けた～。

■貴方の携帯待ち受け画面は何?
最近、ケータイを変えたばかりでまだカスタマイズしてないです。
ワンセグにすればよかったかな・・・。ちっ

■貴方の好きな(もしくはよく行く)映画館は?
109シネマズ、センチュリーシネマなど。
新しくできたミッドランドスクエアシネマは音響がよいです。

■貴方が今までに、見た映画で１番の感動作は?
映画のおもしろさを知ったのはスピルバーグ監督の「ジョーズ」。
映画で感動したのは、はじめてだった。
サメの恐さ、演出、音楽も効果的でした。

■貴方が１番使用しているPCアプリは?
画像を貼付けるためにPhotoshop使用。
音楽鑑賞はiTunes。

■今までに見たTVドラマ(日本、外国問わず)の中で
一番好き、又は印象深いドラマは?


今はまってるのは、WOWOWで放送中の「CSI」。
本家「CSI:科学捜査班」も4月からシーズン6がはじまり、目が離せません。
古いものではNHKで放送していた「大地の子」。
主人公の生き方に感銘いたしました。

■あなたの人生最初に観たと思われる映画はなに？
確かロッキーシリーズのような気がする・・・パートいくつかは忘れたけど。
興奮して観てましたね。

最後に「自分の考えた質問」・・・
■あなたが観たい最新映画はなに？

バトンタッチは次の方へ～
いつもお世話になってます『水曜日のシネマ日記』のテクテクさん。

いつでも構いません。よろしくお願いいたします！