お盆の前によく売れるものは「灰」。
お寺様も来られるし、親戚も集まるし、お仏壇の手入れも
しておかなくちゃ・・・といった時、目に付いて
この際だから取り替えるか・・ということになるようです。
そして、お盆の後に売れるものが「木魚のバイ(撥)」。
毎年、必ず売れます。
来られたお客様の言い分もほぼ一緒。
「孫が来て、叩いて折ってしまって・・・・」
最近ではお盆過ぎにバイをお求めになったお客様には
「お孫さんですか???」と尋ねてほぼ当り。
おリンを叩く棒を失くした、というのもよくありますね。
中には木魚にひびが入った、などというツワモノも。
そりゃ、ま、音はするわ、キラキラ光っているものやら、
なにやらままごとみたいな道具はならんでいるわ、
小さな子供にすればお仏壇は心踊るファンタジーボックス。
いたずらするな、というのが無理なこと。
でも、やっぱり可愛い孫のこと。
皆さん「悪さもするけど、あの子が一番お仏壇を拝んでくれるから・・・」と
目を細められます。
小さなうちから自然に手を合わせる習慣、身について欲しいと思います。
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