柳井に住むようになって、初めにわが耳を疑ったのが
「伊陸馬(イカチウマ)」という言葉。
職場の人が、普通に会話の中で
「今日はえらくよく売れたけど、伊陸馬じゃなかろーか?」などと
言うのです。
ちなみに、「伊陸」は柳井市のちょっと山よりの地区。
「伊陸馬」=「竜頭蛇尾」=「初めだけ勢いがよくてあとはどんどんダメになる」
という意味だそうです。
なんというか、そういうことわざというか、慣用句があることにも
驚いたけど、それを幅広い年代の人が
当然のように使いこなしていることに驚いたのでした。
だって、だって・・・・
同じ県内の出身者だって理解できない、
ホントに柳井地域だけに通じるえらくピンポイントな方言なんだもの。
ちなみにネットで「伊陸馬」を検索してみたら、ほぼ方言がらみで
何件かヒットしました。
世の中にはマメなひともいるものです。
・・・そういえば防府市内の商店街もアーケードに
いろいろな方言を書いた旗(?)がぶら下がってます。
やっぱり方言はローカル色を濃くするには欠かせないものなんですね。