長いこと「つん読」状態だった
「千年働いてきました」をやっと読了しました。
使い古された言葉だけれど、「老舗の底力」というやつを感じました。
中でも深く考えさせられたのは
生き残っている老舗は皆「本業を大事にする」という姿勢を貫いていること。
つまづいて、あえいで、道に迷いそうになったら、
元に戻って基本から、という感じでしょうか?
これって、老舗に限らず誰にでも当てはまることではないかと思います。
落ち着いて、基本に帰って、それを丁寧にやることで
また仕事が波にのってくるんじゃないかな?
軌道修正する柔軟性と戻るべきしっかりした基盤をもっているのが「老舗」と
いうものかもしれません。
ちょっぴり印象的だったのは「長寿の老舗は3代目あたりで婿養子を迎えるなり
他人を経営者にするなり、血縁にこだわらない選択をしている」という
フレーズ。なかなかスルドイ!!