仏壇販売人、ぶつぶつ日記

山口県の隅っこから
仏壇販売人のたわ言、繰言、独り言。
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少々高くても許せるもの

2007-06-09 13:43:32 | よろづ考察

いろいろなところでランキングがもてはやされていますが、

最近「THE 21 なんでもランキング」というページを見つけました。

これが結構面白い。

販売ランキングだの所得番付だのに混じって、

「新聞でつい見てしまうチラシ」のランキングや「めざしたい生き方」なんていうのも。

その中で気になったのが「少々高くても許せるもの」ランキング、というもの。

データは2002年のものだけど、やはりというか1位は「限定品」。

昨今の「プレミアム」ブームを思えば納得です。

以下、書籍とかクラッシックのコンサート、W杯のチケットとか、付加価値というか

簡単にはマネできない、「質」の部分が重視されているようです。

売り手としてはつまりはその部分を強調すればいいわけだけど、

これがやっぱり、わかっちゃいるけど・・・・・・というところでしょうね。

だからといって何でもかんでも「プレミアム」なのはどうかと思うけれど。

 

そういえば、以前経済学者(?)の日下公人氏がその著書で

「21世紀は五感の中でも簡単には再現・模倣できないものが流行る」と

おっしゃっていたけれど、これもまた「質」の部分だものね。

お香のにしてもそうだけど、見えないものを模倣するのは難しい。

いくら似ているようでも「本物」とは歴然とした差があるわけで、

だからこそ「本物」が珍重される、ということになるのでしょうね。