いろいろなところでランキングがもてはやされていますが、
最近「THE 21 なんでもランキング」というページを見つけました。
これが結構面白い。
販売ランキングだの所得番付だのに混じって、
「新聞でつい見てしまうチラシ」のランキングや「めざしたい生き方」なんていうのも。
その中で気になったのが「少々高くても許せるもの」ランキング、というもの。
データは2002年のものだけど、やはりというか1位は「限定品」。
昨今の「プレミアム」ブームを思えば納得です。
以下、書籍とかクラッシックのコンサート、W杯のチケットとか、付加価値というか
簡単にはマネできない、「質」の部分が重視されているようです。
売り手としてはつまりはその部分を強調すればいいわけだけど、
これがやっぱり、わかっちゃいるけど・・・・・・というところでしょうね。
だからといって何でもかんでも「プレミアム」なのはどうかと思うけれど。
そういえば、以前経済学者(?)の日下公人氏がその著書で
「21世紀は五感の中でも簡単には再現・模倣できないものが流行る」と
おっしゃっていたけれど、これもまた「質」の部分だものね。
お香のにしてもそうだけど、見えないものを模倣するのは難しい。
いくら似ているようでも「本物」とは歴然とした差があるわけで、
だからこそ「本物」が珍重される、ということになるのでしょうね。