朝から妙に街がざわざわしてると思ったら、
今日は県議選の出陣式。
県議選に限らず、選挙の時はどの候補も、支援者も
熱くなります。
でも、私自身は選挙と聞くと「売り出し」を連想します。
我が社のように営業担当者のいる
会社で「売り出し」を企画、実行すると、
当然営業担当者が売出し期間中にどれだけの成果が
あげられたか、が問題になります。
その時、いつも思うのが「営業と選挙はよく似てるな~~」ということ。
田中角栄氏の秘書だった人の著書によると、
かつて田中氏は今から選挙に出ようとする人に
「辻説法ウン千回」(万だっかかも、その辺の記憶はあいまいです)
やって来い、と言っていたそうです。
日ごろから、地道に自分の考えを説き続け、
地元に浸透した人が選挙に勝てる人、ということだったように記憶しています。
そう思うと、小売店における、「売出し」は「選挙」とよく似ています。
日ごろからこまめに顧客や担当地域をまわり、「自分」と「会社」とを
印象付けていた人が、「売出し」という起爆剤を得て
ポン、と結果を出すのではないか??と思っています。
誰にしても、なんとなく親しみのある方、というか「よく知っている」と
感じるほうを選んでしまうのは人間の情として自然なこと。
こまめな対応・アプローチが大切なのではないか?と思います。
では、自分から出て行けない「店に待機している私たち」に出来ることは?
やはり、来てくださるお客様、一人ひとりを大切に応対するしか
ないのではないかしら?
いいイメージが刷り込まれていれば必要になったとき、
パッと「あそこの店で」と思い浮かべてもらえれば幸せです。
さらに、競合店があっても、「あそこなら間違いない」と
迷わず来て頂ければ大正解。
なかなか理想どおりにはいかないけれど、
たとえ、お客様の要望に100%応えられなかったとしても、
誠実に対応すれば、姿勢だけは伝わるはず。
そう信じて、来てくださったお客様にはとりあえず、
笑顔で店を出て欲しい。
ソフイフヒトニ、ワタシハナリタイ・・・・・・・