今朝の朝日新聞には「法然セミナー」の記事が。
また、別の新聞の折込チラシには
「本願寺山口別院 親鸞聖人750回大遠忌法要」の案内が。
「今日はあっちこっちで仏教が大モテだなぁ・・・・」なんて思っていたら、
それもそのはず、今日は「彼岸の入り」でした。
この時期は仏壇屋にとっても書き入れ時。
この間まで、いや、つい昨日まで「お彼岸が来るから・・・」と
店でも、お客さまとも話していたのに、当日の朝、失念しているとは・・・
それでも、さすがに今日はお墓用品や進物用線香をお求めになる
お客様がぐっと増えてます。
そろそろ日も長くなって、お出かけにいい時分。
冬の間、うら寂しくなりがちだったお墓をきれいにして、お花もあげて、
行楽の季節の手始めに、まずはお墓参りから
というところでしょうか?
「小豆を炊いてあるから、今日はぼたもちをこしらえるのよ」なんて
ご婦人もいらっしゃいました。
季節感のある暮らし、いいですねぇ。
ちなみに「ぼたもち」は春のお彼岸につくるもの。
「おはぎ」は秋のお彼岸。同じものだけど呼び方が違います。
同じものではあっても花になぞらえて春と秋の区別をつけるなんて
昔の人の粋な遊び心に感心したりして。