仏壇販売人、ぶつぶつ日記

山口県の隅っこから
仏壇販売人のたわ言、繰言、独り言。
ほぼワタクシごと、たまにお仕事。

今年最初の一冊

2007-01-15 16:27:02 | 私の本棚から

今年最初に読んだのは、今、おそらく日本一有名なビジネスウーマン、

林文子氏の「失礼ながら、その売り方ではモノは売れません

という辛口タイトルのもの。

雑誌や新聞で著者のことは大体聞きかじっていたのですが、

気になりつつも、その華々しい経歴に、

「こんな立派な人の経験談や持論は、末端販売員の参考には

ならないんじゃないか???」などと勝手に気後れしておりました。

 

しかし、イマイチ仕事のテンションが上がらない、とか

なんとなく調子が出ない、というときは

違った視点から自分にハッパをかける、という感じで

このテのビジネス書を読むのが私のスランプ脱出法になっています。

 

内容としては「目からウロコ」的な画期的営業技術、なんてものは

ないのですが、読後、

「よーーし、私も頑張ろう。この中の一つでも真似してみよう。

 やってみよう」

そんな気になってくるから不思議です。

これが林氏の講演を聞くと元気になる、なんて言われる秘密かも。

 

印象に残ったのは、林氏がとにかく「営業は人間に興味を持って」と

言い続けていらっしゃること。

優秀な営業マンは

人間が好きであること。そして少し積極性を発揮して、

普段はしないようなこと、口にしないようなことでもどんどんやること。

(服装を褒めたり、ちょっと手を貸したり・・・やっているうちに

 板についてきます)

で、少し勇気を持ってもう一押しすること。

だそうです。

 

そして、もう一つ。

ショールームに足を運んでくださったお客様はただそれだけで有難い。」ということ。

店舗での販売が主な仕事になっている私たちとしては

肝に銘じておきたいところです。