こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

音盤日誌:ニューウェイヴ・カセットシリーズ13 1982.9 B面

2022-11-03 18:00:00 | 音楽帳


B面
1/タンジェリン・ドリーム「パイロッツ・オブ・パープル・トワイライト」1981
2/ Japan「エイリアン」1979
3/タンジェリン・ドリーム「キエフ・ミッション」1981
4/ケイト・ブッシュ「Wuthering Heights(嵐が丘)」1978
5/ケイト・ブッシュ「Sat In Your Lap」1982
6/ケイト・ブッシュ「There Goes A Tenner(邦題:10ポンド紙幣が1枚)」1982


●B面1~3は、A面と同じく9月29日の「クロスオーバー・イレブン」よりエアチェックしたもの。
●1,3のタンジェリン・ドリームは1981年作品「Exit」からの曲。タンジェリン・ドリームで実際に初めて手に入れたLPは映画のサントラ「クラッカー」だっただろうか?それと似たような時期に、このアルバム「Exit」を聴き込んだ。すべてのきっかけはこの日の放送をエアチェックしたことが始まりだった。

タンジェリン・ドリームといえば70年代の作品抜きに語れない、という人が多いだろう。自分もこの80年代初頭から過去にさかのぼってそういった作品群を聴いてきたし、長い分数で展開されるシークエンスから立ち上がって来る世界は「すごい」とは思う。しかし、それでも私は未だにこの「Exit」が一番好きである。ポップで明快な曲が多く、誰かに1枚と推薦するならこの「Exit」だろう。
日本盤LPのレコードレビューは山岸伸一さんが担当。山岸さんは雑誌「ミュージックマガジン」で1981年のベストアルバム10枚の1つにこの「Exit」を挙げていた。

■Tangerine Dream 「Kiew Mission」1981■


●B面後半4~6は一転して、才色兼備 ケイト・ブッシュの三曲。
●4曲目「嵐が丘」は、新譜「ザ・ドリーミング」紹介の冒頭に「1978のデビュー当時から一曲」ということで選ばれたもの。
カセットテープのインデックスカードに曲名を全部英語で書いてみようと背伸びしてみたが、「嵐が丘」って英語で何と書くの?
・・・結局、当時不明で空欄にエンピツ書きでうっすら“嵐が丘”と書いて終わっていた。まさか、この曲がのちに明石家さんまの番組テーマ曲として国内で周知されることになるとは思わなかった。
1982年頃の天才女性ミュージシャン、というと矢野顕子、ニナ・ハーゲン、リーナ・ラヴィッチそしてケイト・ブッシュとつい並べて浮かんでくる。

●5、6曲目は、1982年10月1日国内発売の新譜「ザ・ドリーミング」のA1.A2にあたる。今回再び聴いてみると、サンプリングマシンではないか、と思われる箇所にやたらと意識が向く。
72トラックの多重録音であることは知っていたが、今まで意識して聴こえなかった音が聴こえてくる。A1に繰り返されるムチを打つような音にイメージをかきたてられる。

■Kate Bush 「Sat In Your Lap」1981■
コメント (2)
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