こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

ギタリスト 大村憲司

2005-07-16 21:32:58 | 坂本龍一のサウンドストリート
既に亡くなってしまった方の話が続くが、我輩含めYMO命のヒトには想い出深いギタリストは大村憲司をおいて他にいないであろう。

亡くなった今でも様々な音源が発掘されCD化されようとしている。
今日、糸井さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」で息子の真司くんが、大村憲司とゆかりのあった人を訪ねインタビューするという企画があり、読んでいて様々な我輩なりの大村さんの想い出を振り返っていた。

そして名盤「春がいっぱい」の中でも、特に大好きな最後の曲「The Prince Of Shaba」を繰り返して聞いた。もう何度聞いたことだろうか・・・・。

この曲には「未来」があり、「優しさ」がある。
大村さんが一番輝いていたからかもしれないが、この曲は、おちこんだ時でも、「希望」を感じさせてくれる名曲だ。

無骨でべらんめえで酒の好きな、ストイックな職人的な一徹で「おやじ」な、魅力あるギタリスト、大村憲司。

こんな素敵なギター弾きの音楽よ永遠に。良い物はいつまでも永遠に残るのだ。

「春がいっぱい」はいいレコードだが、特にこの曲は聴いて欲しい。
坂本龍一、高橋幸宏共同プロデュース作品。
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2005-07-16 20:05:59 | 雑記帳
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亡きドラマー 青木達之について

2005-07-16 14:23:51 | 音楽帳
先日、1996年でやったNHK「ソリトンSide-B YMO特集」を見ていたという話があったが、その中で、今更ながら、そのYMOの影響受けた(当時の)若いミュージシャンの「今」が気になっていた。

その中でも特に、東京スカパラダイスオーケストラのドラマー青木達之の佇まいとセンシティヴで静かな話り口に惹かれた。
彼らの音楽をそう深くは聴いて来なかったが、竹中直人の番組への出演や幸宏との競演など引っかかる出来事は多かった。

正直、青木さんの話を最近聞かないなあと思い、調べて驚いたが、彼は既に1999年5月2日に死んでいたのである。
小田急線豪徳寺駅近くにての轢死ということ。駅のホームから降りて歩いて、数十mのところで身を横たえた所を列車に引かれたということだ。死に方から、どうやら自殺では無いかと言われているらしい。

今回初めて知ったが、彼は我輩と同い年。
1966年8月15日終戦記念日の生まれ。

好きだった高野寛の「sorrow and smile」の中の2曲のドラムを青木達之がやっていることを今回知った。(「見晴らしのいい丘で」「All over,Starting over 」)

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好きな詩 YMO「音楽の計画(MusicPlans)」(詩:坂本龍一)

2005-07-16 10:00:19 | 詩、セリフ・・・そして、コトバ
好きな詩やセリフをメモすることが多い。生きていく上で、種々なヒントと示唆を含んだコトバに救われたり、勇気づけられたり、生きる推進力になってくれたりすることがある。
寺山修司に「ポケットに名言を」という極めて薄い単行本があるが、自分版のそういったものだ。

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音楽の計画 (1981年3月)

黒い絵を見たり 月あかりの庭を歩いたりしたい
不安をちょっとへらしたり ふやしたりしてみる

干からびた中毒を捨てよ!
すえた感傷を捨てよ!

”軍隊”のような毒をもて!
100%は信じるな!

音楽をつくる 何のために?
音楽をこわす

冬の終わりに誕生したゲリラは際限のない歌を紡ぎだす
感傷を捨て 露骨な生活を楽しもう

美しい娘たちと 蝙蝠のような神々と 自然に 充分に自然に-
蒼ざめたうみねこが バクテリアの海を渡る

我々のまつりを奪い返せ
ひとびとと神々を分かて!
いつまで夢を見ているのだ!
1日に1回は白紙にもどすのだ!

音楽をつくる 何のために?
音楽をこわす

祈る音楽 何のために?
腐る音楽

ノッてる音楽 何のために
見捨てる音楽

音楽をつくる
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