京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

天台宗 魚山 大原寺実光院 

2023年02月14日 07時57分00秒 | 日記
 三千院を拝観、「大根焚き」を頂き、次に実光院を訪ねました。









久しぶりの拝観で5、6年振りではないでしょうか?

以前はお抹茶が付いて500円だったと記憶していますが、拝観だけで500円、お抹茶付きだと800円になっていました。





(上の2枚の写真は開花しているのをネットからお借りしました。)

毎年、秋から冬にかけて花を咲かせる「不断桜」ですが、先週の寒波でさすがの「不断桜」も一部に咲いた跡はありましたが、残念ながら咲いていませんでした。

実光院は勝林院を本堂とする僧坊の一つで、もとは現在地の向かいにある後鳥羽天皇と順徳天皇の陵墓がある大原陵がある所にありましたが、旧宮内省の命で移転しています。

無住となっていた普賢院と理覚院を大正8年(1919)に統合しています。
現在地は旧普賢院の寺地になります。







現在の客殿は大正10年(1921)に建立された建物で、欄間には江戸時代中期の狩野派の絵師により描かれた「三十六詩仙」があります。







客殿の南庭「契心園」です。

律川(りっせん)から水を引き入れた池泉観賞式庭園です。
雪で見えにくいですが築山の大きな松は「鶴」を、池に浮かぶ島は「亀」を表現しています。







一方、西側に広がる庭園は旧理覚院にあった庭園ですが荒廃していて、歴代の実光院のご住職が整備されたそうです。



茶室「理覚庵」です。

昭和50年(1975)に建てられ茶室で、建築資材のほとんどを実光院が所有する山林からの木材で賄われたそうです。



次に勝林院の西側に伽藍を構える「宝泉院」へと向かいます?