京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

南山城の古寺⑨ 正寿院(秘仏 十一面観世音)

2019年05月13日 06時32分08秒 | 日記
禅定寺を後にし、次にやって来たのが同じ宇治田原町にある正寿院です。





最近、若い女性に人気のお寺で「猪目窓」がインスタ映えするとかで、この日も山奥のお寺にもかかわらず拝観する方が多いです。





拝観料を払うと本堂に通され、お茶と干菓子を接待して下さいます。お茶の町 宇治田原町にあるので季節に応じたお茶を出して頂けます。
一服のお茶をいただき、仏様と向き合い、お庭を眺める、、、、まさしく至福のひとときですねー!





ご由緒については、高野山真言宗に属し、創建は800年ほど前と伝わります。

ご本尊さまは十一面観世音さまで50年に一度だけ開帳される秘仏です。
また、不動明王坐像は鎌倉時代の名仏師 快慶の作です。







「猪目窓」がある部屋の天井は花天井で複数の画家の方々が6年の歳月を費やして描いたそうです。
四隅には四神が描かれていて、この部屋のみならず、お寺そのものをお守りしているようです。
(四神とは、東-青龍、西-白虎、南-朱雀、北-白虎の神獣のことです。)












7月からは「風鈴まつり」が行われ、名物の風鈴トンネルや全国47都道府県のご当地風鈴が大集合するイベントです。



風鈴の起源は、お寺の本堂や塔の屋根の四隅に吊るされいる"風鐸"と言われており、もともと仏教との関係が深かったわけです。




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