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京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

平安神宮 桜音夜(さくらおとよ)」 第一夜 東儀秀樹・東儀宣親

2025年04月05日 14時04分00秒 | 日記
 4月2日の夜は、毎年楽しみにしている平安神宮"桜音夜"紅しだれコンサートに来ました。








2日から6日までの4日間、日替りでそれぞれのアーティストが音楽を奏でる素晴らしいコンサートです。

ネットで購入したチケットの整理番号は24番、、、この順番で東神苑に入場出来ます。

23人の方をごぼう抜きして、ベストポジションの泰平閣(橋殿)の中央を確保しました。



初日のアーティストは雅楽師の東儀秀樹・宣親親子です。









夜の帳が下りる頃になるとライトアップが際立ち会場の雰囲気も最高潮に達します。

そんな中で始まったコンサートの1曲目は「さくら さくら」です。
おふたりが奏でる笙の音色にうっとりとします。



次の曲は「ハナミズキ」、、、
ご存知、一青窈さんの名曲です。



次からは東儀秀樹さんお得意の洋曲をアレンジした楽曲が続きます。

クイーンの楽曲をアレンジして雅楽の楽器で演奏されます。
和洋折衷の音楽も耳に心地がいいから不思議です。



尚美館(貴賓館)でのリハーサル風景。

わずか30分ばかりのコンサートですが、心和む演奏でした。

コンサート終了後、白虎楼横から南神苑に再入場しました。
以前に比べて照明が派手過ぎて、主役の桜が脇役になってしまっています。
以前の落ち着いた情緒ある照明に戻して欲しいものです。







帰りにはロームシアター京都の2階にある"京都モダンテラス"で「本日のスープ(えんどう豆のスープ)」と「スフレオムハヤシライス」の夕食を頂きました。




















京都府庁旧本館 観桜祭

2025年04月05日 07時43分00秒 | 日記
 4月2日、京都御苑から京都府庁へと移動しました。





京都府庁旧本館は、日本最古の現役官公庁舎として知られています。

フランスの宮殿のような、品位ある庁舎建築で中央には玄関やバルコニーが、その上にはペディメントと呼ばれる三角形の装飾や三連の縦長窓があり、正面性と品格とが両立している素晴らしい建物です。





国の重要文化財である旧本館の建物に四方を囲われた中庭で咲き誇る7本の桜は見応えたっぷりです。

その中央にひときわ艶やかな姿を映すのが円山公園の初代「祇園しだれ桜」の孫にあたる実生木のしだれ桜です。
実に美しいしだれ桜です。












中庭南西に植えられているのは通称「容保桜(かたもりざくら)」です。

この地がかつての京都守護職上屋敷跡であったことにちなみ、松平容保公の名をとって桜守として知られる16代佐野藤右衛門氏により命名された大島桜と山桜の特徴を併せ持つ珍しい品種です。

こちらでしか出会えない京都府庁旧本館だけの桜です。

何度か観桜祭には来ていますが、「容保桜」が見頃の時期に来たのは初めてでした。





作庭は近代庭園の先駆者と呼ばれる七代目小川治兵衛(植治)です。









こちらの特徴は2階から7本の桜を見れる事です。

地上から眺めるのとは全く違う視線で桜を眺められ、改めて桜の美しさを思います。

比較的人が少なく、今や少なくなってしまった「隠れた桜の名所」のひとつかも知れないです。