京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

祇園祭 前祭の鉾建てと山建て

2023年07月14日 07時04分00秒 | 日記
 7月12日は鉾町を散策し、「鉾建て」を見て周りました。(10日より始まっています。)

① 長刀鉾









「建て方」と呼ばれる職人さん達により、釘やネジなどを一本も使わず木材を縄だけで固定する「縄がらみ」の伝統手法で組み上げられていきます。
見た目にも非常に美しいです。

この時は"懸装品(けそうひん)"の取り付けの真っ最中でした。

唯一生稚児(いきちご)を乗せ、ふたりの禿(かむろ)を従えます。

生稚児を乗せるのは非常に経費が掛かり、最も資金力がある長刀鉾の為せるわざです。

② 函谷鉾







こちらは懸装品の取り付けも終わり"試し曳き"を待つばかりまでになっています。

③ 月鉾











高さ26m、重さ12tと全山鉾の中で最大規模の鉾です。
鉾頭の三日月が印象的です。

⑤ 船鉾









神功のが妊娠中に外征された話に由来し、出陣する船を模しています。

⑥ 岩戸山





天照大神・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・手力雄尊(たちからおのみこと)の三柱を御神体とする山。

まだ、山が横になっている状態です。

⑦ 菊水鉾





町中に古くからある「菊水の井戸」にちなんだ鉾。
鉾頭の16弁の菊花が特徴です。

今回、こちらで厄除ちまきを買い求めました。





⑧ 月鉾の曳き初めの動画です。

今年は4年振りの制限の無い本来の姿の開催です。
楽しみですね。