7月12日は鉾町を散策し、「鉾建て」を見て周りました。(10日より始まっています。)
神功のが妊娠中に外征された話に由来し、出陣する船を模しています。
① 長刀鉾
「建て方」と呼ばれる職人さん達により、釘やネジなどを一本も使わず木材を縄だけで固定する「縄がらみ」の伝統手法で組み上げられていきます。
見た目にも非常に美しいです。
この時は"懸装品(けそうひん)"の取り付けの真っ最中でした。
唯一生稚児(いきちご)を乗せ、ふたりの禿(かむろ)を従えます。
生稚児を乗せるのは非常に経費が掛かり、最も資金力がある長刀鉾の為せるわざです。
② 函谷鉾
こちらは懸装品の取り付けも終わり"試し曳き"を待つばかりまでになっています。
③ 月鉾
高さ26m、重さ12tと全山鉾の中で最大規模の鉾です。
鉾頭の三日月が印象的です。
⑤ 船鉾
神功のが妊娠中に外征された話に由来し、出陣する船を模しています。
⑥ 岩戸山
天照大神・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・手力雄尊(たちからおのみこと)の三柱を御神体とする山。
まだ、山が横になっている状態です。
⑦ 菊水鉾
町中に古くからある「菊水の井戸」にちなんだ鉾。
鉾頭の16弁の菊花が特徴です。
今回、こちらで厄除ちまきを買い求めました。
⑧ 月鉾の曳き初めの動画です。
今年は4年振りの制限の無い本来の姿の開催です。
楽しみですね。