京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

勝念寺の萩(通称かましきさん)

2021年09月27日 07時25分00秒 | 日記
 勝念寺は京都市伏見区にある浄土宗のお寺で通称"かましきさん"と呼ばれ、初秋には境内の萩の花が綺麗です。









ご覧の通り、参道を埋めつくさんばかりの紅白の萩が咲き誇っています。
最近では"萩の寺"としても広く知られるようになっています。





境内には身代わり釜敷地蔵尊(かましきさん)がお祀りされています。



勝念寺の開山貞安上人に深く帰依した織田信長公より賜ったお地蔵さまと伝わります。

蓮華座が煮えたぎった釜の中にあり、地獄で釜茹での責めに苦しむ人の身代わりとなり自ら釜の中に入り衆生を救うお姿をされています。

また、境内には芙蓉の花も咲き始めいます。









境内に置かれた童地蔵や蛙の石造物も境内をホッとさせる雰囲気にしています。









数年前に特別公開があり、本堂内が公開されましたが、それ以降は無いです。





庫裏でお声かけをして、ご本尊の阿弥陀如来さまと信長ゆかりの釜敷地蔵尊の御朱印を授与していたました。(書置きです。)





京都の萩の名所は出町柳にある常林寺や京都御苑の東側を通る寺町通にある梨木神社が有名ですが、ここ勝念寺の萩も素晴らしく、まだまだ人が少なくゆっくりと鑑賞出来ます。