今日から4月10日投開票で知事選挙が始まります。
今回の選挙は、東日本大震災を受けて「原発と防災」が争点に浮上しています。
確かに、連日福島原発の復旧作業や放射能漏れによる食品摂取制限に水道水の放射能汚染などが報道され、被災地の復興も思うように進んでいないようです。
古川知事も「マニフェスト発表」を急遽見直して「防災の強化」を柱に据えたそうです。
県議予定候補のなかには、「にわか反原発」を訴えている人も出はじめました。
「政治は、生活」です。
防災も大事ですが、医療、子育て、教育、年金など暮らしをどう変えようとするのかも議論して欲しい課題です。
最近生活相談が増えています。「税金が払えない」「住むところがない」など深刻です。
どこから、どのように税金を集め、無駄を削って、住民のために使うのが政治の役割です。
今回の選挙でシッカリ候補者は訴え、有権者はシッカリ見抜く眼力で候補者を選んで欲しいものです。
うれしい知らせを一つ
昨日の市議会の特別委員会で「玄海原発3号機における放射能漏れの原因究明を求める請願書」が「採択すべき」ととりまとめられました。
唐津市議会の良識が示されたものだと評価されていいと思います。
伊万里市議会は、同様な内容で「意見書」として可決されたそうです。