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こんにちは浦田関夫です

市議30年の経験から私なりの視点で発信していきます。

苦悩する農家

2013年05月01日 05時53分05秒 | Weblog


 私は、大浦の棚田を全国に誇れる棚田だと思っています。
しかし、その棚田に「耕作放棄地」が増えてきています。

 原因は、「後継者がいない」ということです。
平坦な田んぼであれば、近所の方が耕作してくれるのでしょうが、田んぼの面積より渓畔や法面が広く、形状もいびつでは効率が悪いので「お金を貰っても作らない」というのが現実です。

 先人の食糧増産のために、血と汗のにじむ努力で支えられたものが、数年後には昔話になってしまうのではと思ってしまいます。

 TPP交渉参加が進めば、そのスピードは加速するでしょう。

 農業を見捨てる政治の結果が「耕作放棄地」の増大と農村の過疎化を作っています。

 そのなかで、何とかしようと努力している人たちもいます。

 中浦地区の農業機械利用組合の方が20㌶の水田の種まきをされていました。



 緑の部分が「耕作放棄地」です。



 少しでも多く収穫しようと「補植」(田植機が植えなかった部分に植え足す)作業です。



 籾蒔き作業風景です。
 ちなみに蒔いているのは「飼料用稲」です。
 食糧用のコシヒカリや夢しずくなどではありません。
 少しでも収益単価をあげようとしています。
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