ガソリン104％、出足はまずまず ５月上旬の販売動向、軽油95％

本紙推計による石油元売会社の５月上旬（10日現在）の販売動向によると、ゴールデンウィークを含む５月上旬のガソリン販売は、前年同期比１０４％と前年を上回った。今年の連休は天候や暦に恵まれてマイカー需要などが喚起されたものの、低調だった前年の反動を含むため、実需は構造的な需要減ペースの90％台後半レベルだと考えられる。

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　Today's　日刊「石油通信」
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◎　ガソリン104％、出足はまずまず　　　　　　　　５月上旬の販売動向、軽油95％
◎　低油価にも耐えられる経営体力を　　　　　　　石鉱連会長、シェール動向も注視
◎　増税の反動でガソリン520万kl、9.8％減　　　　３月のガソリン販売ハイオク比率10.4％
〇　ＬＰガスの価格の推移

◎　ニュース・フラッシュ
○　ＥＭＧ産燃向け、全油種据え置き
○　コスモ、全油種据え置き
○　ＥＭＧ、ヤナセ百周年コンテスト結果
○　日協、増田宰会長続投へ
○　ＪＸエネ、神戸油槽所跡地土壌調査
○　大ガス、米で天然Ｇ火力発電事業参画
○　東ガス、建築環境デザイン作品を募集
○　東高速４月ガソリン販売▲４・９％
○　東ガス、環境月間の６月に省エネ推進
○　東商取、ＥＦＰ取引成立

◎　週末に想う

石油通信社

ガソリン出荷量、90万kl割れ 石連週報、原油処理量も減少

石油連盟は20日、原油・石油製品供給統計週報（５月10日～５月16日）を公表した。本紙推計によるガソリン出荷量は、89万４千kl（前週比14万１千kl減）で３週ぶりに減少、１月４日～10日の83万６千kl以来の90万kl台割れとなっている。ガソリン在庫量は、１８０万５千kl（８万５千kl増）で２週ぶりの増加。

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　Today's　日刊「石油通信」
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◎　ガソリン出荷量、90万kl割れ　　　　　　　　　　　石連週報、原油処理量も減少
◎　レギュラー４週連続上昇142・１円　　　　　　　　５月18日市況、45都道府県で値上り
◎　ＪＸ、出光、昭シ据え置き　　　　　　　　　　　　　元売仕切、コストは一服感
◎　ガソリン油▲11.5％、ディーゼル▲9.1％　　　　３月潤滑油販売、２ヵ月ぶり▲9.5％
◎　過疎地ＳＳ技術開発にむけ協議に着手　　　　　 石油連盟、６月４日に検討会初会合
◎　安全配送でサプライチェーン一翼担う　　　　　　 コスモ、２０１４年度陸上輸送表彰式
◎　陸上、ガソリン弱含み
５月４週の石油製品業転動向

◎　ニュース・フラッシュ
○　キグナス、ロイヤルカスタマー研修
○　伊藤忠エネクス、石炭火力発電所竣工
○　東邦ガス、商用水素ＳＴが運転を開始
○　ＪＢＩＣ、14年度出融資・保証額47％増
○　スマートコミュニティでシンポ
○　経済産業省、人事異動
○　東ガス、シンガポール統括拠点開所式

石油通信社

業転格差拡大地域の緊急実態調査も 自民党の石油議連総会で緊急決議

自民党の石油流通問題議員連盟は18日、総会を開き、石油流通市場の適正化と中小石油販売業者の経営健全化を推進する中で、最重点項目として取り組んでいる「業転玉と系列玉の価格差の解消」が、石油製品流通証明書の導入で、価格差に縮小傾向があらわれているものの、原油価格急落と需要減により、業転玉と系列玉の格差は拡大している。

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　Today's　日刊「石油通信」
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◎　業転格差拡大地域の緊急実態調査も　　　　　　　自民党の石油議連総会で緊急決議
◎　７万円台が一掃、５～６万円台に　　　　　　　　　　防衛省、27年度第１期艦船軽油入札
◎　会社は大きい、強いだけでは残れない　　　　　　コスモ森川社長、時代に沿った会社に
◎　自動車ガソリン６１７１万kl、▲5.5％　　　　　　　　 ２０１４年度ハイオクレシオ10・８％
◎　技術基盤を確立し東北から世界へ　　　　　　　　　ソーラーフロンティア新工場竣工
◎　世界的な供給過剰状態強まる　　　　　　　　　　　ＩＥＡ、５月の石油市場報告
◎　レギュラー４週連続値上り146・９円　　　　　　　　19日高速ＳＳ価格、軽油も125円に上昇
◎　ＬＮＧ調達の緊急時対応を提起　　　　　　　　　　Ｇ７エネ会合、日本の主張も反映

◎　ニュース・フラッシュ
○　昭シェル、全油種据え置き
○　国際帝石、椙岡副会長は顧問に
○　東京コスモ会、森洋会長あいさつ
○　日サウジで二国間クレジット実施へ
○　経産省、トヨタ水素容器を承認
○　三愛石油、人事異動
○　東邦ガス、知多ＬＮＧ船３千５百隻に

石油通信社

コスト強含みで徐々に是正が進む ５月中旬の首都圏セルフＳＳ市況

５月中旬（５月11日～17日）の首都圏セルフＳＳレギュラーガソリン看板表示は、石油元売各社の仕切価格値上げ傾向で推移するなど強含みのコストを反映して徐々に是正が進んでいる。

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◎　コスト強含みで徐々に是正が進む　　　　　　　５月中旬の首都圏セルフＳＳ市況
◎　ガソリンエンジン油は▲1.3％に　　　　　　　　　２０１４年度潤滑油用途別販売
◎　重油受入前年比4.3％増、原油▲18％　　　　　４月発受電、３ヵ月連続前年下回る
◎　マージン改善で業績好転の見通し　　　　　　　東燃ゼネ、２０１５年通期業績予想
◎　ガス器具販売を突破口にエリアを拡大　　　　　ニチガス、都市ガス自由化で販売攻勢
◎　暖冬で北海道▲20％、関東▲23％　　　　　　３月灯油販売193万kl、▲18・９％
〇　２０１５年３月都道府県別灯油販売量

◎　ニュース・フラッシュ
○　ジョイフル、レギュラー２円値上げ
○　ＥＭＧ、ＳＳガソリン１・５円値上げ
○　東燃ゼネ、新株予約権９万９３００円
○　コスモ、ネパール地震被害に救援金
○　コスモ、７月上旬までの清掃活動日程
○　伊藤忠エネクス、再エネファンド設立
○　大ガス、平成27年３月期決算
○　東邦ガス、平成27年３月期決算
○　西部ガス、平成27年３月期決算
○　東邦ガス、米国ＬＮＧ購入契約に合意
○　山際経産副大臣、中東３ヵ国を訪問
○　東亜、京浜川崎シーバースで油漏えい
○　都石商、５月の仕切アンケート結果
○　東商取、４月取引高シェア

石油通信社

レギュラー136～142円／L市場構築 首都圏自揮市場、適正マージン確保へ

原油価格の上昇にともなう元売各社の仕切価格の値上りが続く中、首都圏の末端ガソリン市場は、今週からガソリン１３６円～１４２円市場を視野に、コスト上昇による採算販売を徹底する意向を強めている。

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◎　レギュラー136～142円／L市場構築　　　　　　首都圏自揮市場、適正マージン確保へ
◎　ＳＳでの決済は通常ポイントの２倍　　　　　　 出光、７月からａｕウォレット対応
◎　電力事業基盤強化、石油は反転攻勢に　　　　伊藤忠エネクス、中期経営計画を策定
◎　石油製品マージン回復で実質大幅増益　　　　東燃ゼネラル石油、在庫評価損450億円
◎　アブダビ陸上油田で次期決算は増収へ　　　　国際帝石、油価安で当期は減収減益に
◎　原油価格の早期回復見込み上方修正　　　　　昭シ業績見通し、２Ｑから黒字転換
◎　北海道／東北２ケタ減、関東▲７％　　　　　　３月軽油販売、消費増税の反動▲7.2％
〇　２０１５年３月都道府県別軽油販売量

◎　ニュース・フラッシュ
○　昭シ、内部統制の基本方針一部改定
○　昭シェル、企業統治体制を強化
○　週平均ＴＴＳ、１２０・66円
○　富士興産、平成27年３月期決算
○　富士興産、新たな中期経営計画決める
○　ＪＸ、宇都宮ＳＳ跡地でベンゼン検出
○　富士興産、人事異動
○　ハンファ、米国で太陽電池モジュール
○　ＷＧ、石油火力は油価でコスト左右と結論
○　４月の運輸業、倒産16件、負債10億円

石油通信社