山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

「基礎ゼミナール」のオリエンテーションで話したこと

2011-04-14 01:36:09 | 日記
4月13日(水)、看護学部1年生の「基礎ゼミナール」の授業が始まりました。

新見公立大学看護学部のこの「基礎ゼミナール」は、グループ毎に毎回テーマに基づいて討議を行う少人数形式のゼミなのですが、そのオリエンテーションとして、2人の先生に続いて、僕も「指導の受け方・学習方法等」についてお話をする機会を得ました。
(ちなみに、「基礎ゼミナール」については、新見公立大学・短期大学ウェブサイトの新見公立大学看護学部看護学科―学科の特徴をご覧ください。)

そこで、僕が、話した内容は大体次の通りです。

・大学とは「大いに学ぶところ」である。
・新見公立大学は小規模大学ゆえの人間同士の心理的距離の近さがある。
・それゆえ、教師と学生の間に良好な師弟関係を築きやすい
・僕たち教員をいい意味で「利用」し学ぶ。
・将来、恩師と呼びたい教員(・指導者・実習先の職員など)を探し、まねる。
・書籍(←もちろん読書も大切ですが)、各種教材、インターネット等でもある程度の知識を得ることはできる、しかし、学校にいる間は、せっかく一堂に会しているわけなので、人から学ぶのが大切。
・教員だけでなく、周りの人(友人、先輩後輩、職員、地域の方など)も「利用」し学ぶ。
  (cf. 「我以外皆我師」吉川英治)←これは、私の好きな小説『宮本武蔵』の原作者吉川英治氏の言葉。小説中の宮本武蔵は、まさに この生き方を体現する人物として描かれている。
・実は、僕たち教員も、学生の皆さんを「利用」していろいろと学ばせてもらっている。
・教えることは最高の学習手段。
・「学ぶことは、ざるを使って水を汲み続けることと同じ」(大学時代の恩師の大場昌也先生が卒業式後の卒業証書授与式で言われた言葉)
・同じざるでも、目の粗いざると目の細かいざるがある。当然、目の細かいざるのほうが水がこぼれにくい。
・生涯、学び続けることは、ざるの目を細かくしていくこと。
・学生時代の勉強という貯金だけでは、一生食べていくことはできない。10年もすれば貯金は取り崩されてしまう。自動的につく利子・利息はほんのわずか。自ら蓄え続けなければ、一生食べ続けられない。

そして、教員になって5年目に書いた「私の英語習得法」というそれまでの英語学習を振り返った文章を読んでもらいました。

この文章には、大学入学時のことも書いており、ちょうど入学式を終えたばかりの新入生にとってはふさわしいかなと思って提示しました。

まだまだ伝えておきたいことはありますが、与えられた時間25分間で、できるだけ伝えたいことは伝えました。

今後、授業などでさらにいろんなことを伝えていければよいと思います。

ということで、看護学部の新入生の皆さん、これから4年間頑張っていきましょう。
(もちろん、地域福祉学科・幼児教育学科の新入生の方々は2年間、地域看護学専攻科の新入生は1年間、それぞれ頑張りましょう!)
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第127回新見英語サロンを開催しました!

2011-04-14 01:08:29 | 日記
4月12日(火)、新年度初めてとなる第127回新見英語サロンを開催しました。

新しい参加者たちも得て、Let's Speak English!と題し、皆で英語でお話を楽しみました。



新見英語サロンは、これまで原則的に毎週火曜日に開催してきましたが、今年度は少しペースを落として毎月第2・第4火曜日に隔週開催とさせていただきます。

回数は減っても、充実した会を継続してゆきたいと思いますので、よろしくお願いします。


次回の開催は、4月26日(火)18:30からを予定しています。

内容は、カンボジアスタディツアーに参加した3名の学生から研修報告をしてもらう予定です。

多数の皆さんの参加をお待ちしております。

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