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森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

負けてはいられない その2

2023-06-21 08:39:17 | 梢は歌う(日記)

・「負けてはいられない」の続きです。

 

転倒して、手首骨折・腰強打の診断を受け入院して手術を受けることになった姑。

そんなに事細かく必要があったのかと、毎回思う私ですが、何しろ備忘録でもあり細かく書いたその部分に、今後の参考になることが隠されているようにも感じるのです。

 

で、朝食のパンのお話から。

でもこのことは、単なるお気楽なお話で今後役に立つかは不明(笑)

入院日前日(13日)にパンは買っておきました。

夫が、「こういうパンが好きなんだ。」と軽くお砂糖がまぶしてあるデニッシュパンを彼女のために買いました。

「ふーん、そうなの。」と言いながら、私はナッツがたくさん入っているパンを買いました。で、またコーヒーの時と同じようにどっちが良いかと母に聞いたのです。

すると母は、私が買ったパンの方を選びました。目でサインを送る私。

息子ってさぁ息子ってさぁ‥‥って、私は思ってました。

 

あっ、ついでなんで病院に行く前のお昼の話もしちゃいましょうか。

何しろ利き腕が使えないので、片手で簡単に食べられるものと言うことでおにぎりを二個買っていったんです。

またもパパさんが選ぶおにぎりvs私チョイスのおにぎり。

これ、2個ずつ選んだわけで、1個くらいは引っ掛かりそうなものなのに、姑が選んだのは、2個とも私チョイスのものでした。

 

「パパさん、私が何を言いたいのか分かる ?」と、私はちょっと得意げに言いました。

 

でもこれは勝ったけれど負けたようなものですよ。

だって私は自分が食べたいものを選んでいたわけで、結局は自分が食べたいものをパンもおにぎりも食べられなかったというわけなんですものね。

だけど姑と私のし好の趣味が一緒、または似ていたんだなと、そこはなんでだか嬉しく思ったのでした。

 

 

14日、入院の日に私がやったことは、朝に入院のための買い物、一緒に昼食、お着換え、入院のための荷造りでした。

はっきり言って、お役に立ちました !!!

そこは謙遜しません。

女性ならではのってことは確かにあるんですよね。

 

そこで私は、考えてしまいます。私には娘が居ません。あほっちょの息子君たちは結婚もしてないので、助けてくれる嫁様もいません。

遊びだけではなく、こういう場合の「おひとりさま」っていう修行も必要かもね。

 

今日もなにげに細かいことで忙しいです。

また続きます。

 

↓ 紫陽花の季節は、お散歩も楽しいですね。

 

  

 

 

 

 

 

 

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負けてはいられない

2023-06-20 16:59:25 | 梢は歌う(日記)

13日の早朝、夫殿に義兄から電話が入りました。

だいたい年寄りを家族に抱えている場合、早朝または夜遅くの電話には悪い予感が伴って、どきりとしたりしませんか。

意外となんでもない電話だったり、謎のワンギリだったりする場合もあったりするのですが、今回はそうはいきませんでした。

一緒に暮らしていた義兄(次男)が昨年に亡くなって、再び独居老人になってしまった姑。

朝、目が覚めてカーテンを開けようとしたら、ずり落ちていたシーツに足を取られたらしく転倒してしまったのです。

これ、分かる !

決して他人ごとではないと思いました。

 

と言うわけで、義母の入院顛末記です。

 

どうにかこうにか義兄(長男)に電話を入れたようです。

救急車を呼んだのは義母自身かと思っていましたが、もしかしたらそれは義兄が呼んだのかしら。

いずれにしても、運悪く風邪をひいて寝込んでいた義兄は、母には付き添えず、夫殿にSOSが入ったのでした。

「私も行く !!」と言いましたが、電話を切ったとたんに着替え終わっていたかのようだった夫に

「救急車が来ちゃうと困るから、とにかく行ってくる。」と言われ、冷静になりました。

 

転倒したと言っても、頭を打ったわけではなくて、意識もはっきりしているし、今、分かっているのは手首が折れたらしいと言うだけだったのです。

「確かに準備不足でワイワイついて行っても仕方がないことだわ。連絡待っているね。」と家で待機することになりました。

 

お昼近くに電話があって、その時は、手首骨折・腰強打と診断され、翌日入院のそのまた翌日に手術という流れになりました。だけどその手続きの書類書きなど、お仕事が発生したので午後から行くことになりました。

 

どうでもいい話の骨休め・・・・

 実はあと2皿頂きました。エンガワって、100円皿から外れてました(/_;)

夫婦二人で行っても、ガチャポン、やります(笑) 鬼滅シリーズ、なかなか当たりませんね。

 

そして話を元に戻します。

くら寿司の後、ドトールコーヒーによってテイクアウトのコーヒーを買いました。義母の家で飲むためです。

アイスカフェオレを二つに、普通のアイスコーヒーを一つ。

夫が「おばあちゃんは、アイスコーヒーだ。」と言ったので、そうなったわけですが、怪しいなと思って選んでもらうと、やっぱり彼女はアイスカフェオレで、じゃあ、夫がアイスコーヒーだったかというと、それを飲んだのは・・・・・私 !

で、書類書き書き・・・・・。義母は本当に歩けなくて、夫が支えなくてはトイレにも行けません。

入院さえしてしまえば、車いすに乗ってスイスイらしいので、それまでが大変だと思いました。

なんでそのまま入院させてくれなかったのかしら。

と、私は思いました。

私たちは一旦帰り、私は自分の家の夕食を作り、そのあと仕事に行きました。夫はトイレ問題があるので、また義母の家に行きました。

もちろん彼女の家でのお仕事は、食事時のお茶を渡すとか、薬のコップを渡して片付けるとか、もろもろ。

義母が寝てから、帰ってきました。

 

老人の一軒家住まいで、真夜中のトイレ朝起きた時のトイレはどうするんだろうかと思い、泊ってくれば良いのではないかと提案しましたが、明日以降の自分の体力も考えたのでしょうか、そうはしませんでしたし、私もそれ以上は何も言いませんでした。

と言うのも、その時私や夫、当の本人の義母も勘違いをしていて、歩けないくらい痛いのは今だけだと思っていた節があるのです。なんたって、怪我をしたのは手首なのですから。

事実、早朝に夫は義母の家に行き食事などの面倒を見ましたが、義母は夫が着く前に一人でトイレにチャレンジし出来たようなのです。だけど掴まるところがなくて、玄関に置いてあるスリッパ立てを杖の代わりにしたのですって。

 

そう言えばこの家・・・・・と、私は思いました。階段や玄関には手すりを付けたり、レンタルの掴まるところを設置したりしたけれど、廊下には手すりとかないなと思いました。

これを機会に、廊下やさらに庭などにも手すりなどを付けたら良いのではないかと思いました。

 

あっ、そうそう。

朝食のお話なのですが・・・・・・って、長くなったので、続きます。

と言うか、時間切れ。

ご飯作って、バイトに行く時間が来てしまいました。

 

↓ すでに傷んでいて、そんなに綺麗な薔薇ではないのですが、頑張ってもらいたいマンションの花です。

 

  

 

 

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「九尾狐伝1938」

2023-06-19 12:43:31 | 海外ドラマ

とりあえず「九尾狐伝」のシーズン2。

前作の感想は→「九尾狐〈クミホ〉伝~不滅の愛~」

 

この作品でも、イ・ドンウクはかっこ良くまた頗る綺麗ともいえるし、キム・ボムもさらに良くなってたし、キム・ソヨンは強く魅力がいっぱい。リュ・ギョンスも何となく日本のある俳優さんを連想させ、良いなと感じていました。これはファンタジードラマなので、過去の時代に紛れ込んでも、タイムトラベルのあれやこれやのルールなどないし、とにかくSF的な思考はナッシングで見なければならないと思います。そこをクリアすれば、かなり楽しめると‥‥と、書きたいところなのですが、アマプラでの評価で☆が一つが30パーセントを占めています。

30%ですよ、30。

☆5の人もいるので、トータル的には3.5ぐらいの評価になっています。

でもこれは、仕方がないことだと思っています。

アマプラの説明によると、

「混迷の時代の1938年に“不時着”したイ·ドンウク演じる九尾の狐が現代に戻るために奮闘するファンタジーアクション。」

「混迷の時代の・・・」

思わずそうかそうかと見始めるじゃないですか。

だけどセリフの中に「日本の植民地時代の朝鮮に来た。」みたいなのがあって、私は吃驚しました。

 

単なるお気楽なファンタジードラマだと思って見始めたのに、複雑な深さがあり、自分の中に宿題のようなものが生まれてしまいました。

もちろんこのようなドラマの感想の中で、そのようなことは同列には語りたくはありません。

 

このドラマレベルで思ったことを書かせていただくと、「RRR」という映画を、少し連想してしまいました。あの映画はインド人はこん棒で頭をたたかれた人さえ死なないのに、訳も分からず命令されて、戦いに参加している端の端の人もイギリス人ならバンバンと殺されていきます。あの映画、イギリスではどのような評価を受けているんだろうと、少々気になったと、確かその映画の感想で書いたと思うのですが、このドラマも同様に、日本兵は虫けらのように殺されてしまいます。(考えてみたら韓国の人もたくさん死にますが・・・・。)

そう。このドラマでは日本の統治者たちが敵です。

酷い描かれ方です。

だからかもしれませんが、1話2話3話あたりで脱落した方も多かったようです。

私自身も、正直不愉快でした。

 

でもこのようなファンタジードラマで、先にも書いたように歴史観の相違とか教育論とかを論じたくもない事なので、そこは棚の上です。

第一、たぶん日本人だと設定されている人の(「たぶん」と付けたあたりで、かなり過激になったような気がするので、少しやんわり書きますね。)日本語が尋常じゃないレベルで下手なので、これは日本語をしゃべる韓国妖怪と、韓国語を話す韓国妖怪の妖怪大戦争なのだと認識してしまえば、かなり楽しめると思います。(やんわりじゃなかった(;^_^A)

 

そう認識して見ていたので、私はかなり楽しみました。

一つ一つのエピソードも、結構面白かったです。もともと妖のドラマは好きですから。

ただ日本語しゃべる軍団が、意外と見掛け倒しでそんなには強く感じなかったのでイマイチだなと思いました。「さとり」なんだから、もうすこし強くても良かったような気もしました。

この世界観では、三途の川の番人たちも、国ごとに分かれているらしい・・・・

あまり細かいことに拘らないのが、このドラマの楽しみ方だと思います。

 

最後にシーズン1のヒロインが出てきて、再会できたのも良かったですが、何よりも今回の世界では、ランが幸せになったのが一番じゃないかなと思いました。

 

このドラマ、シーズン3はあるのではないかと思います。

なぜならもともとは一人だった山神が復活して、何かのアイテム(ちゃんと覚えていなくてすみません。)を揃えてしまったら、世界は滅亡すると言っていたと思います。そこの部分が解決していないので、またやるのではと思うのですが、その時は再び三人の元山神に集合してもらいたいし、もともとラン復活のために動き出したヨンなので、その時は現代で復活したランも出てくるのでしょうか。

 

その時はどこの国でも、☆4以上が付くような作品であればいいなと思います。

 

 

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紫陽花の季節(+ドラマ感想)

2023-06-18 11:05:36 | お散歩&写真日記

6月12日、いつも偶然にスーパーなどで会った時だけおしゃべりする人がいます。

最近は、会わないなぁと思っていたら、お電話が来ました。

今、マンションの下にいるので、ちょっとだけおしゃべりしませんかというお誘い。

時間もないので、私の家に来るとかどこかでお茶しませんかというお誘いではなくて、つまり立ち話をしませんかというお誘いでした。

 

今は何でも多様化の時代。人との付き合い方も、それで良いのかもしれませんね。

短い時間でも有益な情報はありました。

以前、「あけぼの山」というところに平日バスで行ったら、それなりに苦労したんです。でも彼女が言うには、柏発のバスじゃなければバスはもっと出ていると聞きました。

「あけぼの山」は春にはチューリップ、ポピー、秋にはコスモスが美しいところです。そこは夏にはひまわりも有名なのですが、暑い季節には友人を誘うのも大変だし、今まで一度も行ったことがないんです。だけど行きやすいと分かったら、暑さに強いお友達を誘えるかもしれませんね。

 

だけどひまわりは、自分の所のマンションも頑張っているんです。毎年、マンションの敷地中がひまわりでいっぱいになるんです。暑くてお出かけ熱が失せていたら、もうそれで充分。

同じように、紫陽花もそうです。

マンションの紫陽花、とっても綺麗なんです。

さりげなく自慢(笑)

 

15日から17日まで、ちょっと留守をしていました。

その間の、お出かけ日記以外のおしゃべり、ちょっと聞いていただいても良いですか。紫陽花の花の合間合間に、少々書き込んでいます。主にドラマの感想を一言ってな感じですが、一つは怒ってます。

 

 

何を怒っているかって言うと、永山絢斗の事ですよ。

吃驚しました。帰って来てからPCを開いたら、占い師の件が載っていたんです。意味不明なので、調べたら大麻所持で逮捕?

ちゃんと読み込んでいないので、容疑を間違えてるかも。どっちにしても逮捕されるようなことをしていたんですよね。

だからさ、他の人に迷惑をかけるようなことをするなよって強く強く思ってます。

この世界で、お仕事があるって大変なことなんですよ。お仕事が順調だなって思ったら、「これ、害がないから」「他の国では合法だから」「薬にも使ってるところがある」とか、なんにも通用しないから、ダメなものはダメと、手を出しちゃダメなんだよ。(あっ、大麻は害があるよね。なんかごちゃごちゃとしてて、よう分からん。関係ないから。ああ、あれはマリファナか。)

(ファンの方へ:何があっても応援してると思います。もしこの文で傷つかれた方がいらしても、別にファンの方を攻撃しているわけではないので、耐えお忍びください。)

吃驚もしましたが、めちゃくちゃがっかりしました。

 

 

ドラマの話です。

ホテルで、まるっきりこのドラマに興味のない友達がそばにいる状態で見ました。

それって見辛い・・・・・・

それでも、最後の「ユウガオのお姫様だ。」のセリフに萌えました。

寿恵子の高藤の振りっぷり、すかっとしました^^

また、ドラマのお話。

同じく、ドラマに興味のないお友達と・・・・途中からお風呂に入ってくれて助かりました。

せっかくの良いシーンが気が散ってしまうところでした。

ペンディングトレイン-8時23分、明日君と」

いつもながらセリフは不正確ですが、

「確かにこの世界はくそだな。

だけど・・・・それをお前が言うな。お前が言うなよ。」

萱島直哉が白浜優斗に言うじゃないですか。

萱嶋、ちゃんと仲間の窮地に助けに来てくれて、・・・・・泣くよね(/_;)

 

来週最終回。どう落とすのか、楽しみですね。

家に帰ってから「Dr.チョコレート」を見ました。

唯ちゃんの

「忘れなくていいよ。悲しいままでいいんだよ。だって家族が死んだんだもん。家族が死んだらいつまで経っても悲しいよ。でもそれでいいの。私たちはずっと悲しみながら、それでも生きていくの。」に、思わず涙がこぼれました。こちらも次週が最終回ですね。

 

あとは紫陽花のお話です。

 

 

 

紫陽花の花が、本当に好きです。

ちょっと飾りました。

目で見るのと写真で見るのとでは、若干印象が違うのが不思議。

写真で見ると、なぜあの花火のような紫陽花をそこに入れたんだってな感じ。

でも目で見ると、それが良い感じなんですよ。

 

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「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」

2023-06-14 20:30:14 | 海外ドラマ

沼に嵌って抜け出せなくなるので、韓国ドラマはお休みと思っていましたが、やるべき宿題を少々終えた私は、かねてから姉の蝶子さんに強く強く勧められていた「私のおじさん」を見てみることにしました。

韓国ドラマで姉のお勧めは外れたことがありません。

 

主演のイ・ジアンを演じたイ・ジウン(IU)は、「ホテル・デルーナ」のヒロインです。

「ホテル・デルーナ」はファンタジーでもあり、コメディ要素もたくさんあったけれど、心に残る切ないお話でしたね。

その感想は→「ホテルデルーナ~月明りの恋人~」

そのヒロイン役を演じたIUは、「国民の妹」と称されるシンガーなのだそうですね。

私は今の段階では、素敵な女優さんという認識です^^

そして好きです !!

 

そしてパク・ドンフンを演じたのはイ・ソンギュンです。

「コーヒープリンス1号店」のチェ・ハンソン 。また「パラサイト 半地下の家族」の金持ちの方の人^^

「コーヒープリンス1号店」の感想

その感想の中には、彼の事はたった1行しか書いていませんが、一応載せておきますね。

イ・ソギュンは、本当に上品な感じがしますね。

 

この物語、本当に素敵です。

ラヴロマンスではありません。

 

会社を首になり無職の兄、かつては天才と評されたのにデビュー作で失敗して今はやっぱり家でごくつぶし生活をしていた弟。そして一流企業の部長で家族の一身の期待を担う次男のドンフン。だけどその彼も、同じ大学の後輩に抜かれ、花形部署から地味な部署に追いやられ、妻には浮気されていて、会社から追い出されそうになっていたのです。

まだ21歳のジアンは、親が残した借金のために仕事を掛け持ちし、本当に貧しい生活を送っていました。

しかも施設のお金が払えないからと祖母の面倒まで見ていたのです。

 

誰もまだ子供だった彼女に、遺産相続の放棄を教えてあげませんでした。また障害のある祖母の面倒を彼女が見る義務がなくて、その施設の費用は国から援助してもらえることを、ドンフンが教えてあげるまで、やはり誰も彼女に教えてあげなかったのです。

誰も彼もが必死で生きていました。だから一つ一つのエピソードが大好きで心に響きました。

ドンフンの兄サンフン、弟ギフン、この二人も大好きで、そしてこの三兄弟の母もすごくいい人でした。

この母は、高い教育さえ受けさせればと頑張って生きてきたのです。だけど結果は・・・・

この三人の兄弟のうち二人は、高学歴プア。

韓国の人の価値観や、職業に対しての考え方など、何となく分かってくるものがあったり。。。。。。。

 

あらすじは追っていませんが、この先はやんわりとネタバレしています。感想は山の様にありますが、上澄みのようなところだけ書いています。

 

彼らは必死で、そして寂しい。

だけどみんなが1歩前に進めたように思われて、あの人にもこの人にも別れがあったというのに、これは悲しいけれどハッピーエンドで終わったのだと感じました。

 

美しいドンフンの友達のジョンヒ。この人、オ・ナラという名前なんですが、劇団四季にも在籍していたことがあったらしいです。ほれぼれする美しさで、好きでした。

 

父を正当防衛であってもジアンに殺されてしまって、彼女を好きなのに憎まざるを得なくて苦しんでいるグァンイルもなんか好き。

彼も最後に一歩踏み出せたのも良かったです。

姉が、この俳優さん(チャン・ギヨン)は優しい人で、だからジアンに暴力を振るうシーンは苦しくて難しかったんだよと教えてくれました。

 

ずっと自分の本心を誰にも語らずに、我慢ばかりしながら穏やかに暮らそうとしていたドンフンですが、最後に妻も去った部屋で一人食事をしながら泣くじゃないですか。思わずもらい泣きしました。

彼は泣いて、そして自分の次に足を踏み出したのかもしれません。

 

ジアンの祖母のお葬式。途中で何となく、こうなるぞと予想をしていました。

でもそれを叶えてくれたのは、お兄ちゃんのサンフン。ずっと孤独で寂しく生きてきたジアン。でもたった一人の優しい人に出会って、そこから人の縁が繋がって、多くの人が訪れたお葬式が挙げられたのですね。

今は、特に日本は、コロナ禍で家族葬のような小さなお葬式が好まれていると思うのですが、日本でもほんのちょっと前までは、親のお葬式は子供たちの甲斐性と思われていた節もあったと思います。

このお葬式、予想通りだなと思いましたが、それでもジーンとしました。

 

やはりこのドラマは、素敵なお話でしたね。

 

 

 

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「怪物」を見てきました。

2023-06-13 01:30:28 | 映画

・「楽しみなことを数える《映画大好き》」という記事の中に書いたことですが、最初私は、

>《「怪物」。とっても興味があったのですが、予告編を見たら、なんかイラっとしました。映画館で見ないで配信を待つかなと思ったのですが、シナリオが坂元さんなので、心が揺れています。

それに音楽も坂本さんなんで、さらに揺れますよね。》

と思ったんです。だけどその後、その記事に追記しました。

>《興味の数値が爆上がりです。別に坂元さんが賞を取ったからではなくて・・・・・いや、それもあるかもです。なぜならみんなが賞をあげたくなるような作品だってことですよねぇ。私はさらに踏み込んだ予告編を見て、あの気持ちをザラっとさせる教師にも、その言動や行動に理由があったんだと思うと、それが知りたいなと思えてきたからなんですが。行ける日を見つけて、劇場で見たいと思います。》

今思うと、予告編の一瞬のような映像でイラっとさせるというのも、凄い事なんじゃないかなと思ったりもするのです。

 

映画が終わって、みんなが出口に向かう時、私は大きな声をあげて

「みなさーん !

ラストのあれはいったいどう考えたらいいんでしょう。皆さんはどう思ったんですか ?」と聞いてみま・・・・・・って、そんな恥ずかしいことが出来るわけありません。

でも正直、本当にそれをやってみたかったです。

でも勇気を出してやってみたところで、

「何 !? あの変な女。」と言われて終わりだと思います。

 

それで私は自分が感じたように、ラストを解釈することにしたのです。

子供たちは・・・・・って、それも書きませんが、それでも私はやはり答え合わせがしたくて、図書館に本の予約を入れました。

 

22人待ちでした。単純に考えて11か月先。

私にはちょうど良いかも。

ところが今度はシナリオブックを読んだ方が、映画とは違う部分がアリと書き込まれていて、がぜん興味がわいてきた私は、それは買いました。

 

これを読んだら、ネタバレ全開で感想を書こうかなと思います。

 

しかし今はネタバレなし。

 

ただ私は、あのカンヌでの見た人のインタビューでのCMには、少々違和感を感じているんです。

「美しいものを見た。」

それって映像がってことですか ?

確かに美しいです。

お話は美しくないのではないかしら。

「凄いものを見た。」

うーんって、ちょっとだけなる私。

この人はどの辺のどこあたりを指して言っているのかな ?

 

この映画、良い作品だと思います。

どこがって言ったら、見た後にずっとずっといろいろと考えることが出来るからです。

こういうのを「余韻」と簡単に言えるのかもしれませんが、余韻とはほんのちょっと違うような気もするのです。

 

ずっとずっと考えていると、私はやっぱりイラっとします。

たぶん作品の中の怪物に食われそうになっているからだと思います。

 

 

俳優さんはみんな良かったです。

 

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「小さなひとり暮らしのものがたり」みつはしちかこ

2023-06-12 14:40:23 | ユーモレスクを聴きながら(book)

若い頃の結婚する前、小さな私と背の高い夫殿が歩いていると、近所の人から

「チッチとサリーみたいね。」とよく言われました。

私たち夫婦も結婚してから、まあまあの年数が経ってしまいましたが、その漫画「小さな恋の物語」は未だに続いていて、作者のみつはしちかこさんも82歳になられました。

 

私は最近、年齢的には立派なおばあさんの明るいエッセイを読むのが好きになっています。

昨年は田村セツコさんの本に嵌っていたと思います。嵌ると言っても3冊ですが。

田村セツコさんの本を二冊

「人生はごちそう」と「知識ゼロからの日本絵画入門」

 

「年齢的には立派なおばあさん」などと一見失礼な言い方ですが、わたしは「おばあさん」にネガティブなマイナーなイメージは持っていないので、やはりある程度の年齢になったら、その言葉も自然に受け入れたっていいのではないかと思っています。

80を過ぎても現役で、自分の考えをしっかり持っているなんて、私から見れば、それこそがキラキラしているように見えるんですね。

80歳という年齢は、残念ながら誰でも迎えることが出来る歳ではないのだと、最近では思っています。だけどもしその年齢を迎えることが出来るのならば、「いつか行く道」です。そのいつか行く道でキラキラしている人の言葉を敢えて聞いてみたいと思うのは、普通の感情だと思います。

 

みつはしちかこさん、いろんなものに片思いをしながらときめいて生きていらっしゃいます。素敵です。

だけどそんな彼女にも、鬱という病気と闘う日々があったりしたのです。

 

その病気にもうまく付き合いながら彼女は、日々に感謝しながら過去や今を大事にしていました。

 

印象深かったのは、彼女と手塚治虫氏のエピソードかもしれません。

それを読むと、ますます手塚氏の事が好きになってしまいました。神様のような存在だったのに、気さくでファンにも優しく、そしてマメな人だったのだなと分かるのです。

サイン会でファンの人のリクエストに応えて、さらさらとイラストを描いて渡す氏の様子が書かれており、私もそんなサイン会に参加したかったな心から思いました。

みつはしさんは新作が出ると、親しい人たちに本を贈呈するのだそうですが、手塚氏からの温かいお返事、そしてそれが最後の手紙になってしまったお話は、さらに印象的でした。

家宝なのに、今それがどこにあるのか分からないという点も含めて^^

 

また「出来ないことはできないと降参したっていいんじゃない。」という考え方にも新鮮な印象を受けました。

日々進歩していってしまう日常で、取り残されていろいろな事を「やらない人」が結構周りにもいませんか。「やれない」のではなくて、最初から「やらない」のです。その「やらない」というのも実は「やれない」の一つなんですよね。

なんだかそれは情けない事のように感じて、自分はずっと頑張っていきたいと思っていました。おおむね、他の人の著書を読んでも「頑張っている」という姿に共鳴し、勇気を貰ったりもするのですが、みつはしさんのはちょっと違うような気がするのです。

一言で言うと、なにげに「ゆるい」。でもその「ゆるさ」がたまりません。

それはもしかしたら、鬱という病気で苦しんだ方のある種の悟りかもしれません。

一人暮らしになったときに、一軒家からマンションに引っ越した時にかなり捨てたからというのもあるかもしれませんが、「断捨離」はしないとはっきり言っているのもいい感じです。

「過去のことを悔やまない 未来の事を心配しない」

「老後ではなく まだ老中だと認識して暮らす」

励まされますね。

 

「想像の翼を広げて 毎日を輝かせる」

深く共鳴します。

 

今日も雨。

楽しい雨の日を ♪

 

 

 

(6月1日に読了)

・・・

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5月の暮らし☆2023

2023-06-11 14:48:20 | 梢は歌う(日記)

いつも遅れて書く1か月のおまとめ日記。

5月はどんなだったろうかと手帳を開くと、なんやかんやと書き込まれていた内容は「病院予約」が目について、だけどそればっかりではなく、私の出来る範囲で過ぎる新緑の季節を楽しんでいたように思います。

今思えば、「楽しかったな。」と思える1か月だったかもしれません。

忙しかったけれど、特には気の重いことがなかったお気楽な1か月だったのかも。

画像(池袋西武のモネの庭の花)の下からは更にお気楽な1か月のおまとめ日記。

 


 【映画】


5月に見た映画

別記事に書きました。

 【ドラマ】

記事に書いたのは「だらだらとおしゃべりして良いですか。その2「クライムファミリー」

楽しみなことを数える《ドラマ好きです》

上の記事に書いた1週間の地上波のドラマ。今もきっちり見ているのは、「教場0」と「ペンディングトレイン-8時23分、明日君と」と大河と朝ドラだけかもしれませんが、これからは最終回ラッシュになるので、6月はたくさん見ると思います。

海外ドラマは

「ガマシュ警部 スリーパインズ村の事件簿」

楽しみなことを数える《海外ドラマは !》」の中で「ヴェラ~信念の女警部」のシーズン12パート1の3話」を見たと書きました。

後はアマプラで「だらだらとおしゃべりして良いですか。その1「九尾狐伝1938」に書きましたが、そのドラマを楽しみに見ています。

 

 【お芝居】

またも録画の数だけが増えています。(;^_^A

 【読書】

「介護ど真ん中 ! 親のトリセツ」

 【漫画】

ポーの一族「青のパンドラ」vol.7大きく息を吸って

 【お出かけ】

GWのお出かけは・・・

GWのお出かけは「港の見える丘公園」

「港の見える丘公園」の薔薇たち

GW、小さな旅でも満足💛

最近小さな乗り鉄の旅に嵌っているかも^^

「東京さくらトラム」乗り鉄のミニ旅☆薔薇を追いかけて

「東京さくらトラム」乗り鉄のミニ旅☆薔薇と甘味

「東京さくらトラム」乗り鉄のミニ旅☆鬼子母神の大木たち

「東京さくらトラム」乗り鉄のミニ旅☆神田川の水の流れの音に癒されて

なにげに薔薇を追いかけた5月だったかもしれません。

5月の4枚☆2023

西武池袋空中庭園☆モネの庭

 

 【その他の日記】

 月見たり

 夕陽を見たり

 フェンスの隙間から美しい森を垣間見たりしました。

 

 陶芸やったり (出来た作品は、見せられないような‥‥涙)

 花を植えたり。

  またある日、タロットの占いをしてもらったり

  発酵食品の美味しいランチを頂いたりしました。

 素敵なティータイム。本当に久しぶりにピアノに触りました。

 病院は歯医者・整形外科でヒアルロン酸の注射・大腸の内視鏡検査・外科の定期診察・別の整形で骨の薬を貰う・・・・ああ、うんざり。

楽しいお友達ランチもありました。

 

またお友達の家にて

  

母のプレゼントを買いに行った時、柏にてランチ。あまり柏に行かないので、柏探索も良いなぁと思っています。

 

 

なにげに夫とのランチも多かったのですが、そこは省略(笑)

 

 

下の囲みは昨年の5月の暮らしです。

 

 
5月の暮らし☆2022
5月4日にスノウさんの49日があり、当たり前だけれどスノウさんがどこにもいない5月でした。もう私は毎日泣いているなんて事はありません。だけど、友達には「大変だったね。......
 



1月の暮らし♡2023

2月の暮らし☆2023

3月の暮らし☆2023

4月の暮らし☆2023

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西武池袋空中庭園☆モネの庭

2023-06-10 22:23:12 | お出掛け日記

池袋西武の空中庭園は、確か私が星子さんと遊び始める少し前に開園されたのだったと思います。

ちょうどその頃、私の「行きたい度」はマックスだったのに、

他に山のように興味のあるところがあった私たちの優先順位は、それを上位に持ってくることはしないで、そして私自身も、それを想っていたことすらすっかりと忘れてしまっていたのでした。

 

だけどある方のブログを読んで、一気にその時の想いを思い出し、5月の最後に出かけることにしたのです。

「行くことが出来て本当に良かった。」と、「5月の4枚☆2023」で言いました。

さらに感想を言うならば「美しかった~ !!!」だったかもしれません。

 

そしてその庭は、本当に贅沢な庭でした。

小さな庭に花々がギュッと咲き乱れ、その中には珍しい花がたくさんありました。

たくさん写真を撮りました。「5月の4枚」で4枚の写真、その他の記事で挿絵のような感覚で数枚の写真を使いましたが、、ここでも数枚の写真をアップさせていただきたいと思います。

残りはまた、他の記事にて使わせていただけたらと思います。

 

写真日記です。

 

 

 

 

 

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「介護ど真ん中 ! 親のトリセツ」

2023-06-10 01:49:04 | ユーモレスクを聴きながら(book)

かつてカータンさんのブログの愛読者でした。だけど彼女がブログを書く場所を変えた時から、あまり訪問はしなくなっていたのです。

だけどある日、ずっと彼女のファンだった友人が、今のカータンさんの介護生活の事を教えてくれたのです。

検索して、この本を見つけました。

ぜひ読みたいと思いました。

 

もしもこの本を数か月前に読んでいたら、私はそんなには感情移入はせずに、カータンさんのおうちの出来事として、もっと客観的に読んだのではないかと思いました。

だけど今この本を読むと、いちいち状況が見たかのように分かるのです。

そして役に立ちました。

 

彼女のお父さんは目の病気で老いてから失明してしまいました。

それまで面倒を見ていたお母さんが認知症になってしまったのです。

そこから姉妹の奮戦記が始まります。

私の父は10年以上前に亡くなってしまっているわけですが、それでも施設に入るお話は参考になりました。

 

コロナ禍での施設に入所した父と、その家族の関わり合い方にも深く胸を打ちました。

 

私も常々思っていることですが、認知症の人との関わり方は、少し突き放して見てみると、悲劇ではなくまるでコメディの様にも感じるなということなんです。

 

カータン家のお母さんとお父さんの介護も、明るく元気な介護で、いろいろと声を出して笑ってしまいました。

 

だけどこの先の事を書けば、大いなるネタバレになるので書けませんが、2022年は私も妹を失い夫も兄を失って、とんでもない一年に感じていました。

だけどその年が大変な年であったのは、我が家のみならず彼女の家もそうで、大きな出来事が二つあったのです。

 

本当にハラハラと涙が落ちました。

 

(注:主に漫画です。故に分かりやすく構えずに読めました。)

 

 

トップ画像は、マンションの花壇に咲いていた百合の花です。

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