「ゴルディオン遺跡」を後にして、一気にブルサにバスは向かいます。
だけどいきなりバスは止まる・・・・・。
信号待ちならぬ、羊待ちでした。
窓際の私と、通路側の星子さんとで撮った写真です。2,3,4枚目は彼女の写真です。
でもこんな楽しい事は、めったにない事で、後は変わらぬ車窓の旅。
だけど私たちって、面白い事を見つけてしまうのが得意な方かも。
星子さんが言いました。
「昨日は、雲の形がテーマだったのだけど、今日はミナレットの数の写真をコレクションしようと思ってるの。」
ミナレットと言うのはモスクなどに付随している塔の事で、その地域の住人の寄付などで建てられることが多く、権威の現れみたいな意味もあるみたいです。
それまで全く興味がなかったので、その時に「ミナレット」と三回復唱して、その塔はミナレットと言うのだと覚えたのです。
必要のない事は覚える事もないし、そして忘れてしまうのも大事な事なんですよね。特に若いころと違って、新しく覚えた事は、すぐに忘却の彼方に去ってしまう事も多いじゃないですか。だけど、この新しく覚えた単語は、今も覚えていたのです。響きが可愛かったからかしら。
と言うわけで、ブルサまで、そしてイスタンブールまでの長い道のりは、モスクを探してミナレットの本数を数え、車窓から写真を撮ると言う遊びに興じていたら、なんだかあっという間に着いたと言う感じがしました。
0本
0だけど工事中
(たぶん2本になるのね)
1本
H
頭が銀色と言うモスクも多いみたいですね。
2本
上のは3本に見えるけれど、奥の黒いのは電波塔の様なもので少し離れた所にあるのです。
私たち、それまで4本と言うのも結構見たような気がするのです。
それで、今まで見た事のない3本を探すと言う事をメインでしていました。
でもとうとう見つからず、その夜、
3と言う数字をあえて避けているのか、それとも建築上のバランスの問題かと
二人で話し合い推察し合いました。
ホテルに帰ってWi-Fiにスマホを繋いだ後、検索しましたが、
よく分からなかったので、翌日ガイドさんに聞いたのです。
3本のミナレットのモスクもちゃんとあるのだそうです。
やっぱり建築上のバランスの問題で、あまり数は無いそうです。
4本のミナレットのモスクの画像が無いのは、
たまたまイスタンブールに至る道では見つけられなかったからですが、
イスタンブールには有名なものがあるので、その4本のモスクの画像を最後に載せておきますね。
アヤソフィアです。
残念ながら入場できなかったです(/_;)