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森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

いだてん第29回「夢のカリフォルニア」

2019-08-04 22:20:11 | ドラマ (大河)

なんかワクワクするようなタイトル。

いいえ、むしろ懐かしさを感じるタイトルと言うべきでしょうか。

じゃあ、と言うわけで、この同じタイトルの歌をまた下の方に貼っておきますが、それもまた懐かしい人たちの歌声で貼っておきますね。

 

ところで今回の「いだてん」は、ワクワク&ジーンと言う感じだったかもしれませんね。

オリンピックに初めて水泳の総監督として遣って来たまーちゃんのテンションの高さは半端なく見えますが、よく考えてみれば、彼のテンションはいつもあんな感じでしたね。

ロサンゼルスオリンピックでは、初めての選手村で世界各国の選手たちが交流する姿に、ユートピアだと感激する一行。

私、この時の演出に凄く感心し楽しみました。あの短いシーンの為に、皆あのダンスを覚えたのですよね。

ミニミュージカル、最高でしたね♪♪

 

そしていついかなる時だって、ポジティブであることは大切ですよね。

日本人と一緒に泳ぎたくないと、他の国の選手が水から上がると、貸し切りで練習だと歓び、アメリカの関係者の人が、(テキトーなセリフで申し訳ありませんが)「惨めな気持ちを土産に帰れ」と噛ますと、ニコニコと「何か土産をくれるらしい。」と言う天然ぶりを発揮する。楽し過ぎる・・・・。

 

スポーツの世界では、いつしか後から来たものに追いつかれ世代交代が起きるのは世の常。いやこれはスポーツの世界のみの話ではないですね。勝っちゃん(高石勝男)の苦悩と、その最後の泳ぎのシーンではしみじみと感動しました。毎日の彼の努力を知っていた黒人の守衛さんが応援に来るところも良かったです。

そしてまーちゃんのメダルに拘る理由にも感動し共鳴しました。

2020年のオリンピックが東京に決まった時、私は単純にとっても嬉しかったのです。

朝、ワーイワーイとツイッターに行って、みんなで喜びあおうとしたら批判の嵐でした。

ガッカリしたし吃驚もしました。

 

あの時、私は止まない雨の国の住人でした。

ただひたすら明るいニュースが欲しかったのです。

それは私だけじゃないですよ。

私の周りはほぼ私と同意見。

だから凄く分かるのですよ、田端まーちゃんの言っていることが、すっごく !!!

 

だけど・・・・・大丈夫なのかしら。来年よ、もう・・・・・。

 

そして大丈夫なのかしら。あんなに自信満々の事を言っちゃってるまーちゃん。

ああ、検索してこの先を知りたい !!!

だけど我慢しています。

次週は、ロサンゼルスオリンピックがいよいよ開幕です。

 

今回も面白かったですね♡

 

 

 

ザ • ピーナッツ California Dreamin

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ひっそりとしていた「ヤズルカヤ遺跡」

2019-08-04 00:49:27 | トルコ旅行記

カッパドキア地方を後にしても、まだまだ空と大地とその間にある岩という観光が続きました。

近頃、副タイトルをつけるのがマイブーム。

この記事の副タイトルは「人の視点は役に立つ」と言う所でしょうか。

 

ツアーのメンバーの中にいつの間にか「先生」と呼ばれるようになった人がいました。きっと本当に大学か何かの先生だったのかも知れません。(プライベートの事は、まったく興味が無いもので本当の事は分からないままですが。)初日の夜と翌日の朝、たまたまそのご夫婦とお食事のテーブルをご一緒しました。その時、その後に「先生」と呼ばれるようになった旦那様が言いました。

「今度のツアーはヒッタイトの遺跡を訪れるでしょう。そのようなツアーは珍しいので、非常に楽しみにしていて堪能しようと思っているのですよ。」と。

「まあ、それは楽しみですね。」と穏やかな顔をして普通に相槌を打つ私。

が、心の中では・・・・・・・・

「へえへえへえへえ!!!!!」と「へえ」と言う言葉が鐘のようになり響いていました。

「ヒッタイト」

知っていますよ、そりゃあねぇ。だけど高校を出てから、一度だってヒッタイトが自分の人生で浮上したことがあったかしら。

そして頭の中では、なぜか即興で歌が作られていました。

「鉄を作ったヒッタイト~~♪」

だけど、もしもこの時私がどうでもいいような相槌などうってないで、この歌を、イヤ節は無用だけど、そのように

「鉄を作ったヒッタイトですね。」と言っていたら、もっと面白い話が聞けたような気がするのです。

 

旅と言うものは、帰って来てからも、案外続いているものだと思うのです。

もちろんそれは、その人がどこで何を楽しむかにもよりますが、私のようにとりあえずの旅行記などで旅の思い出をまとめていたりしますと、あまりいい加減なことも書けずに、確認したい事は検索するじゃないですか。すると思いがけない事が分かったりもするのですよね。

なんと鉄はヒッタイトよりも1000年も前に同じアナトリア平原で、ヒッタイト以前の民族が作っていたとかで、世界史が覆される発見が、これもまた今年の3月頃あったのですって。しかも日本の調査団によって人工的に作られた鉄の塊が発見されたのですって。

それのニュース記事は→こちら

チコちゃんに叱られちゃうかもしれませんが、ボーっと生きているもので、まったくのチェック無しでした。

いや、だけどこれ、皆様だって、きっとボーっとしてた人がほとんどでは・・・・・などと失礼にも他者を巻き込む私(^_^;)

 

でもこの時は、「鉄を作ったヒッタイト~~♪」だったわけですが、それでもこの先生のお蔭で、私の中でヒッタイトは急浮上。

6月12日に訪れたヒッタイトの遺跡「ボアズカレ」は、本当に心に残る観光になったのでした。

 

その中の一番最初に訪れた「ヤズルカヤ遺跡」はヒッタイトの聖域です。神々の姿が彫られています。

岩に絵が彫りつけられているのが残っているだけの地味な場所で、あまり人気が無いのか、ひっそりとしていたのも、なぜか惹きつけられました。アバウトに言って3000年前のそのままの遺跡。

もしも3000年分の逆回転時計があって一瞬のうちに過去の姿を見る事が出来たならば・・・・・・

いったいどのような建物が建っていて、そしてこれらの絵はどのように見る事が出来たのでしょう。またその岩に掘られた絵画の前を過ぎる人はどのような人々だったのでしょうか。

 

時が刻むその残酷さと儚さを、このヤズルカヤは、その風化を持って私たちに語りかけているように思えて、私はしみじみと感動したのでした。

 

 

 

 

また1000年先の未来を一瞬に見せる何かがあったら、ここにはいったい何が残っていると言うのでしょうか。

  

コメント (4)
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