[ジャンプ、ラージヒル団体]
スキージャンプ男子団体決勝(ヒルサイズ140メートル、K点125メートル)が行われ、日本(伊東大貴、竹内択、栃本翔平、葛西紀明)は、1007.7点で5位に入賞した。
この競技、日本は2007年と2009年の世界選手権で銅メダルを獲得している実績から、五輪では長野大会以来のメダル獲得の期待もあったが...儚い夢だった。
団体はラージヒルで4人1組が2回ジャンプを行い、総合得点で順位を決める。1回目のジャンプを終えた時点での順位は5位。逆転を期して臨んだ2回目は、一人目の伊東が133.5メートル、二人目の竹内が129.5メートルを跳ぶ。さらに、三人目の栃本も132.0メートルをマークするなど、3人がしっかりとK点を越した。
そして、4人目のベテラン・エース葛西はヒルサイズに迫る140.0メートルの大ジャンプ。この時点で1位だったものの、メダル獲得チームに次々と抜かれて結局5位だった。
日本はそれぞれが現時点での実力を発揮した。しかし、上位陣に地力の違いを見せ付けられた。エースが37歳の葛西で、彼に続く若手選手との実力差は大きく、選手層の厚さの違いがメダル獲得への今後の課題だ。
2回目のジャンプ、1回目1位のオーストリアは、NHとLH個人戦でいずれも銅メダルを獲得した19歳のグレゴリー・シュリーレンツァウアーが出した146.5メートルを筆頭に、4人全員が135メートル超え。
2位に72.1点差をつける圧勝で金メダルに輝いた。1回目2位のドイツは、K点に届かない選手がいたものの順位をキープし銀メダル。ノルウェーも、1回目の順位を保ち、銅メダルを獲得した。
【結果】
金:オーストリア
銀:ドイツ
銅:ノルウェー
---------
5位:日本(伊東大貴、竹内択、栃本翔平、葛西紀明)
[女子、カーリング]
カーリング女子は日本代表のチーム青森が、1次リーグ予選で準決勝進出を賭けてスイスと対戦し、4-10で敗戦した。スイス相手には過去の対戦でも、要所で上位進出を阻まれてきた因縁の相手だったが、この敗戦で残るデンマークとノルウェー戦は一つも落とせない状況に追い込まれた。
スイスはショットの正確さや、作戦の緻密さなどで経験の豊富さを発揮し日本チームは大敗した。
ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
mixiチェック <script type="text/javascript" src="http://static.mixi.jp/js/share.js"></script> | シェア<script src="http://static.ak.fbcdn.net/connect.php/js/FB.Share" type="text/javascript"></script> |