終わってみれば、過去最多(!)38個という日本のメダルラッシュにおわった今回のロンドンオリンピック。
東京オリンピック以来、実に48年ぶり(!)に金メダルというボクシングの村田諒太、伊調馨、吉田沙保里の女子レスリング3連覇(!)は、見事という他ない。
レスリングでは、五輪史上、男子130kg級のロシアのアレクサンドル・カレリンただ1人が成し遂げた偉業である。
まさしく、60億分の1、霊長類最強のヒョードル・クラス”のツワモノ”女性が、日本には2人もいるのだ・・。
女子バレーも28年ぶりにメダル!
なでしこジャパンも惜しくも金は逃したが、大健闘といえよう。
しかし、日本の”お家芸”といわれる柔道など、年々厳しくなってきており、それもまた悲しい現実ではある・・。
金メダルは女子57kg級の松本薫、ただ1人・・これまた女子である・・。
日本の女性は強い・・。
それにしても、柔道、相変わらずの疑惑判定が多いのには辟易・・。
なんだ、ジュリー制度って・・。
さて、オリンピックといえば、平和の祭典。
各国の選手が磨き上げた技を競い、同じルールの下で戦うスポーツは、芸術同様、国境や人種の壁を越え、人々の感動を呼ぶ。
そーゆー場で、世界に向かって、自国の問題をアピールする・・などというのはもってのほか。
銅メダルを争うサッカーの日韓戦で、勝った韓国は「独島(竹島)は我が領土」というメッセージを掲げ、問題になっているが、韓国メディアは試合後のパフォーマンスも素晴らしい・・などと伝えたというから、あきれる。
さらに、大統領は上陸までする始末・・。
このコトについてインタビューを受けていた英国人は、「それぞれの国が政治的な問題を抱えている。それをこの場でアピールするのは場違い」と答えていたが、もっともである。
もちろん、歴史的に日本と韓国の間にいろいろとあったコトは間違いない。
しかし、長い歴史からみれば、大きく韓半島から大陸文化の恩恵を受けながら自国の文化を育んで来た日本にとって、おとなり韓国は兄弟のような間柄であり、友好関係の方がはるかに長く、むしろ、例外的な時期であったといえよう。
―戦争当時、日本は”イカれてた”のである。
あれを場違いと思う、良心的な韓国人もいるコトを願うのみである。