昨日観てきた映画の余韻が抜けない本日~。
「にっじのむこう~は はっれな~のかーしら?」
と真理ちゃんソングをつい口ずさんでしまうのは、やはり真理ちゃんがアイドルだったときの眠れる記憶が揺さぶり起こされたから?
5,6歳の記憶はなんとか残っているものですね。
ただ、残念ながらタイガースの曲はそうした記憶がないのですよ。ほんの1.2年の差なのにねぇ。
でも昨日観た映画からいちばん自然に口ずさんで出てくるのは、なぜか「イエ~ロキャッツイエ~ロキャッツ」
ん~?なんでだろ。
猫フリで踊るじゅりたんが可愛すぎたせいでしょうか。
猫手がキュート
あの曲は、タローさんが正座してエプロンして(なぜ?)猫ふんじゃった弾いてるのもシュールでかわいかったです。
ちなみにタローさんは昨日お誕生日だったとか?
遅ればせながらおめでとうございます~
ジュリー様から愛のこもった8個の絵文字付きメールが届いたとか!?
こんの~しあわせものっ
(っていうか、ジュリー様、どんだけかわいいんだっ)
そして・・ジュリーは本日は山梨県甲府にてライブでした~
ご参加の皆様、美味しいワインとジュリー様に酔ったのかしらん。いいなぁ~
きょうも元気ですばらしいライブだったようです。
で・・いまだやってます 大田区民ホールアプリコ~
MC続き、参りますー。
久々のロングトーク・・
めっちゃかわいい前半トークたくさん笑わせてくれました。
で、後半は・・うまく笑いを交えつつ、50年のつらい部分も語ってくれました。
毎日のようにテレビに出ていたジュリーが、テレビにその姿を見せなくなっていったのはいつのころだったのか・・?
テレビ自体を観なくなっていた私にはあんまり覚えがないのですが・・。
それまでジュリーの人気とともに成長を続けてきたかのようなテレビ業界にも時代の変わり目がやってきたのですよね。
売れてる人としてではなく、過去に人気のあった人としてテレビに出ていくと奉られる。
「奉られ・・れーれーれるれるれれれろ」
芸能界の地図が一新して、バラエティ番組ばかり増えて。
まっとうな音楽番組はどんどん減ってしまったんですね。
そこで、自分はなにが好きなのか?を考えて・・歌を歌ていくことを生業にしていかねば、そしてそれには自分のヒット曲を大事に歌っていこうと考えて。
「大事にするというのは、毎年ヒット曲を歌うってことじゃなくて、なにかのときのために大事にとっておくということだ、と僕は気づいていたんです。
ライブではヒット曲はせいぜい5曲、それ以外は新しい曲、アルバムの曲をいっぱい歌って・・自分の持ち味を探していました」
あぁー、でもこれもジュリーだからこそ成せる業。だって、ヒット曲をせいぜい5曲・・って
5曲以上のヒット曲を持ってる人はそうそういないでしょ?やっぱり破格の大スターなんだわ。
「こつこつやりながら、でも世間からほぼ忘れられたようになり・・そうこうしてるうちにもうすぐ還暦!
・・そのころからやっと僕はうっかり者からちょっとしっかり者になって、先々のことまで考えるようになって。」
おぉ~、しっかり者になったのはけっこう最近だったのね!
そして還暦は大きなところで!やろう、と決心されてドームにつながったんですねー。
(でも・・ほんとは甲子園球場でやりたかった!と。あそこは大きな音をたてちゃいけないからだめだったと残念がってらしたなぁ。)
東京ドームと大阪(京セラ)ドーム、気に入らないけど!って。・・すごいんですけどー
「80曲やったけど、なんで60歳なのに60曲じゃなくて80曲なの?って。僕より先に誕生日迎えた泉谷しげるが60曲ライブをやっちゃった。
あんの野郎がっ!先にオールナイトで60曲歌いやがった!」
そうかそうか、泉谷さんはジュリーと同じ年の生まれだけど誕生日がちょっと早いのね。先越されちゃったのか。
「そんな人のマネなんかできっかよー」とべらんめい調のジュリー様。
「だから私は80曲歌ったわけでございます」
拍手~!だんだん講談風になってきたような。
「ほんとは88曲やりたかったけど、そうするとその日のうちに撤収できず料金が倍になってしまう!そのころ事務所は火の車でしたので、80曲にしたのでございます。」
そこでまた、今まで見に来なかったようなひとたちが
「80曲も歌えるわけねぇだろ。おぉ!倒れるとこ見に行ってやろうぜ!血反吐はくとこみてやおうじゃねぇかっ(歌舞伎風の見得!)と来てくれたのでございます。
これがね、平日なのに仕事してる人が来てくれるって大変なこと。・・平日にした理由は借りるの安いんですもの~!そのころ事務所が火の車だったのでございますー。」
その場ではジュリーの軽妙な話しぶりに笑ってしまったけど、切実な理由があったのねー。
観客のほうもお仕事の方も平日のライブに駆けつけた!そりゃあ行きたいですよね。
「80曲で12000円って。スナックのカラオケじゃねぇんだぞ?」
ええ、ええ、格安でございます。しかも生ジュリーが生で歌ってくれるんだから、
「この還暦で、また人気が出たのでございます!」
大拍手!!そこからまた9年経ったのですねぇ。
「今年は50周年、来年は70!古希!来年はお祝いをします!」
一生懸命やるしかなかったけど、そうすることによって地方に行ってもお客さんがいっぱい!となったのがここ15.6年・・とか。
「こうして今もステージに立って、いっぱいのお客さんの前で歌えてる。
満員のお客さんの前で歌えるってことは歌い手にとってこれ以上の幸せはありません。
ほんとうにありがとうございます!
そしてきょうまであたたかい声援をいただきました皆様にほんとうに感謝しています。」
ううう・・ジュリー、またも泣かせますかー。
このツアーでジュリーはほんとにたくさん、心を込めてご挨拶してくださってます。
丁寧なお辞儀で、三方に「ありがとうございました!」
そして、
「すみません。今年から入場料8000円にしてしまいました。」
とこれもほんと律儀に
「ご祝儀ありがとうございました!」
そして嬉しい宣言もしてくれましたよ。
「沢田研二はこれからも歌い続けられるかぎり、歌い続けたいと思っています。あらゆる手段を講じてだましだましで75歳、調子に乗ったら80歳!」
ジュリーがあと11年がんばるなら、私もほんとがんばって元気でいなくっちゃ
「これからもかわりなくよろしくお願いします!」
とこれも三方に。そしてなんと!最後は跪きのお辞儀まで!!
これにはもう、会場が震えました。
拍手だけでなく、ジュリーーー!!という叫びがいくつもあがりました。
私も。
だって、そうせずにはいられなかった。
感謝と感動と、ジュリー最高!とか、もっともっと応援したい!とか、大好き!・・愛してるー!!とかの気持ちをひっくるめて
「ジュリーー!!」
ここでバンドメンバー登場。
「それではみなさん、よろしゅうございますか? 50曲目です。」
いくつかの場面 はいつ聴いてもぐっときて、心を揺さぶられるのですが・・この日はもっとぎゅぎゅ~っと来てしまった・・。
1番の途中でジュリーの艶やかで張りのある声が少し震えるところがあって、それがより深く迫ってきてしまったわ。
歌い終わって、深く深くお辞儀するジュリー。
ゆっくりと顔をあげ、会場のファンをひとりひとりをしっかりと見つめるかのような、やさしい表情。
メンバー紹介、一人ひとりにも大きな拍手を。
ラストはお決まりの「ジジィでしたー!」
そして「ジュリーーーーっ!!!」という渾身の愛の叫び
両手を振って去っていく姿を見送ります。
この幸せなやりとりをどうか、だましだまし75まで、調子に乗って80歳まで!
続けてくださいね。
お願いしますよ!!ジュリ~~
・・ふー。
アプリコ、これにて終了です~。