寒い寒いと言ってる間に、1月も最後の日となりました。
2023年も12分の一過ぎてしまったのねー。
今年は年明けからばたばたあったせいか、このひと月が長かったんだか短かったんだかよくわからない感じです。
で!明日から2月。
すぐに節分、そして立春を迎えます。
映画「土を喰らう十二か月」のファーストシーンは、この立春ですね。
春は名のみの寒い室内で「・・はぁ」とため息つくツトムさんの色っぽいこと
深い雪をざくざく踏み分けて子芋さんをとりに行く様子も目に浮かぶ。
・・というところに、先日29日日曜に、田端のCINEMA Chupki TABATA(シネマ・チュプキ・タバタ)にて映画鑑賞+中江監督の舞台挨拶をご覧になった方からコメントをいただいておりましたので、こちらで紹介させていただきます。
>本日(1月29日)、中江監督の舞台挨拶ありの田端のシネマ・チュプキ・タバタに行ってきました。
田端は、北とぴあ(台風きそうな日のコンサート)の王子駅の二駅先(上り)です。
20席ほどの小さなホール。スクリーンの画面は、字幕付きでした。席には、音声ガイドのイヤホンも。
だので、真知子の「美味しい!」は[おいひぃ]と。ツトムの (ふぉ)(よいしょ)寝息とかの字幕が。
鳥の声、せせらぎとか。ラストの曲も、歌詞が。
時間の関係で、監督からのお話しはなく、質問・感想をと、いくつか。
・「DVDを出して」には、「考えて出す方向です」と。
ただ、監督・映画を作る者として、スクリーン以外のは、泣く泣くカットしてるので、本来なら、出すのは、、、でも、お客様優先と考えていますのでと。
【補足】特典にDVDについて話したところ、出さないで欲しいシーンが二カ所あったそう。どのシーン、どんなお顔とかだったのでしょうね。
・お通夜の場面は「リアリティを出してます」と。大きなちえさんの写真は、実際、監督のお知り合いが大きな写真だったのでそれもありかと。
・「沢田研二さんを(主役に)お決めになったのは?」に、一言「良い男だから!」と。
・「今回の毎日新聞の男優主演賞の写真を見て、とても切なかった」と。
その理由は「もう、そこには、ツトムの顔でなく、ジュリー沢田研二さんなんです。撮影中は、ずっと、ツトムだったから、もう、ツトムは、いないのかと寂しくなった」
・あの山荘は、まだそのままで、さんしよ(モモ)は今でもあの家の周りをまわってるそうです。少し太った。
・ツトムの入院中、真知子は仏壇まではさわらなかった、枯れたお花のままで。それは、真知子はその領域内には入れないと、そこが真知子の気の弱いところ。
もんじゃ好きさん!とっても貴重なレポありがとうございましたー
20席の劇場では予約もすぐ埋まってしまうはず💦素早い予約、すばらしい!貴重な体験でしたね。
チュプキさんのサイト拝見してみたら、ほんとにこじんまりと可愛らしい映画館。
CINEMA Chupki TABATA(シネマ・チュプキ・タバタ)
こちらは
「目の不自由な人も、耳の不自由な人も、どんな人も一緒に映画を楽しめるユニバーサルシアター」なんですね。
なのでイヤホンガイドや日本語字幕付きでの上映がされているわけです。(ツトムさんの寝息まで文字になるって・・なんとも新鮮「ふぉ」って・・かわいい)
監督のお話は時間が限られていたようですが、ジュリーの受賞後初めてのご挨拶。これまた超貴重
DVDの件は、銀座で私が図々しく「未収録シーンを入れてください」なんて要望出しちゃった、まさにあれについてですね。
やっぱりその要望が多いんだろうなー。だって、当然ファンはすべてを見たい!ですから
カットしたシーンは見せたくないというのがプロの感覚なんでしょうけれど、本編とは別のものとしてできるだけ見せていただきたいです
話し合ったうえでどうしても入れられないっていうのが2か所あったそうですが・・さて?どんなシーンなんでしょうねぇ?
美しすぎるジュリーのお顔はぜひぜひ全部入れてくださいねー
お通夜の場面のリアリティ・・「立派なほうがいいんです!」って、あの大きな遺影が登場するところは映画全編のなかでいちばん笑いが起こる場面ですよね。そうか、あれはリアルにあった大きさなのかぁ。
お通夜の場面ではほかにも、地元の方々の熱演ぶり、義弟夫婦のコンビぶりもみどころ!
そしてなにより、甲斐甲斐しく・でも嬉々としてお料理の腕をふるい、読経までこなしスーパーマン並みの大活躍!のツトムさんが見られて、私のいちばん好きなシーンです。
西田さんに「ツトムさーん!」と呼ばれて「はいはい~」と軽やかに駆けてくるのとか、「あんたも座りなさいよ」とご婦人に手をつかまれ座るところとか、純白のかっぽう着が似合いすぎのツトムさんの可愛らしさ爆発!!なんですもの~
・・と、話がそれてしまった💦
主役をジュリーにオファーした理由はほかでもお話になっていたけれど、より端的なお答えになってる
「いい男だから」まさにそれですよね~
そしてジュリーの主演賞受賞後、監督の初コメント!
「切なかった」だなんて、まぁ~ 監督はすっかりツトムさんに惚れちゃってたのね。
ジュリーと一緒にお仕事された方はやっぱりどっぷりその魅力に惚れちゃう感じですが、ツトムさんの場合は「映画の中だけに存在する幻の男」ですものねぇ。
もう逢えない・・というのは確かに切ない。
でも!それって撮影の間、ずー-っとツトムさんにリアルに会っていたからこその感覚。うらやましいぞ~
映画は終わっても、あの山荘はあのまま、そしてさんしょちゃん・・ことモモちゃんも元気にあの付近をお散歩されてるのはなんだか嬉しい夢の跡?
少しころっとしたももちゃん、なおさらかわいいことでしょう。末永く元気でいておくれー
で、おまけですー。
本日、銀座蔦屋書店に行ってきました。(映画は見なかったのですが)
だいぶ前に、「土を喰らう」のコーナーがあると聞いていたので一度見てみたくって。
公開からだいぶ経ってしまったから今更あるだろうか?
でも・・
あったー
さすが銀座!
なんだか店員さんとも色々お話してしまったよ。
このお話はまたー。