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きんぴらにっき 

ジュリーと猫と日々のこと・・

書籍化発売!「ジュリーの音楽を聴く」 +電子書籍「横木安良夫『沢田研二X早川タケジ』」

2025-03-20 22:13:40 | ジュリー 本

本日は春分の日

気温は低めではあったものの、うららかな日差しが春らしい一日で昨日の雪が嘘のよう。

で、明日からはぐっと暖かくなるそうで・・京都も良いお天気のライブ日和になるのでは?

川越から2週間の休養を得て、京都のジュリーは最高のコンディションになりそうですね

 

 

さて、

ジュリー関連本、発売のお知らせですー

昨年10月から日刊ゲンダイにてスージー鈴木氏が執筆連載中の「沢田研二の音楽1980-1985」

私は今回新聞は買っていないのだけど、ジュリ友様に見せていただいて拝読中。(感謝です~

長い長いジュリーの音楽史のなかで、1980年から85年の期間に絞って、作品紹介、解説、またその時代背景や制作裏話など、スージーさんならではの視点で書かれていて読み応えあり。

1980年元旦の「TOKIO」でスタートして、現在は1984年6月「NON POLICY」まで来ました。

ということは・・あとはシングルの「AMAPOLA」とアルバム「架空のオペラ」を残すのみ!もうすぐ連載も終わります。

で!

この連載が1冊の本にまとめられ発売されますよ~と、ご本人のポスト!

タイトルは

「沢田研二の音楽を聴く 1980-1985」

本のご紹介はこちら。

 

 

この1980年~85年という年代が・・私が第一次ジュリ堕ちしたのが1981年「渚のラブレター」(実際の入り口は魔界転生の四郎さまだけど)あって、しかもスージーさんが私とまったくの同学年ということもあり、

語られてる時代背景(中高時代)に共感ありすぎ♪本になるならぜひぜひまとめて読みたいと思っております。

4月25日発売。表紙はどんな感じになるのでしょう?楽しみです~

Amazonや楽天での予約はこちらから。

Amazon

楽天ブックス

 

 

もうひとつ・・

こちらは電子書籍オンリーで販売です。

ShINC.MAGAZINE-D/14

 

↑ こちらのサイトで立ち読みできます♪(もちろん購入もできます。)Amazon などでも見られます。

無料の試し読みしてみると・・横木さんの文章(撮影当時のお話)とジュリーの美麗お写真が20枚ほど見られます

お時間あればお試しを。

 

 

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ひいらぎ飾ろう♪2023

2023-12-14 21:59:27 | ジュリー 本

久々の風邪でダウン。地味~にダメージ受けておりましたが、しばしおとなしくお薬飲んで養生・・その甲斐あってようやく回復

たかが風邪となめてはいけません。されど風邪。あぁ!健康ってほんと大事!

(・・少しやつれるかと思ったけど食欲はわりとあったのでしっかり栄養とって、運動はせずにいたのでそこはむしろ肥えました💦)

このところ暖かめなのでピノちゃんも体調がよく過ごしてくれていたのもほんと救われました。

ただし来週からがくっと寒くなるようなのでまたまた要注意ですね。(いや、明日も寒いとか)

って、来週あたまにタローさんバースデーコンサートが待っております!

なんとか元気に参加できそう。油断せず養生いたしますー。

 

で、このところ必要な食材を近所にパパッと買いに行くぐらいで外出できなかったのですが、世の中すっかりクリスマスムード。

とってもキラキラにぎやかになっているだろうな~。

ようやくさくっと動けるようになったので、きょうは部屋のあちこち片づけて我が家もようやくクリスマスモードに変身

ってほどではないけれど、ちょこっとデコレーション。

今年も、

ひ~いらぎ飾ろう ファララララ~ララララ♪

 

 

   

 

毎年あまり変わり映えしませんが、なんとなくクリスマス気分アップ

明日は寒くて冷たい雨降りのようですが、ちょっと明るく過ごせるかしら。

むむ?冷え込んできたせいかピノちゃんの様子がちょーっと変かも。気をつけねばー。

 

ところで、

 

本の雑誌が選ぶ2023年年度ベストテンに「ジュリーがいた」がランクインしてるそうです

おお!本屋さんに確認しに行きたいな~。

「読まんでいい、買わんでいい」と言われたけれど・・読んだ身としてはやっぱりランクインは嬉しい

島﨑さん、おめでとうございます~

 

 

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思い出したお話 【インタビュー田原町02】『ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒』 島﨑今日子さんをお招きして を参観して

2023-08-14 22:37:04 | ジュリー 本

残暑お見舞い申し上げますー

 

お盆・夏休み真っ最中という方たくさんいらっしゃるでしょう。

なのに!このタイミングで台風接近中なんて。

我が家も娘が帰省しておりましたが、あっという間に帰って行きました。

最初から短い滞在予定だったけど、台風のせいで余計短くなっちゃった。

とはいえ、まずは無事に過ごすことがなにより。皆様もどうか気を付けて!

ともかく、どこにも大きな被害がないように願うばかりです。

 

さて、前回つらつらインタビューのこと書きましたが、2時間以上のしっかり濃い目の内容ゆえうまくお伝え出来ず。

なんとかまとめてみたのだけど、長々書いた後に、あ!そういえば‥と、さらに思い出したことあったのでちょっと追記です。

一人の方が、久世さんのあのエピソード・・汁で汚れたごはんにお茶かけするのを迷っていたら「あ、それ僕がいただきます。」とジュリーに言われて、きゃってなった・・というあのエピソードについて質問されました。

これは有名な話なのでジュリーファンならばまず知ってるエピソードですが、普通の方は初めて聞くわけで

「それ僕がいただきます」にもびっくりだったんでしょうけれど、

「周りも一瞬箸が止まりました。久世は耳元で『好きだよ』耳元でと言われたみたいな顔をしてました。フフフ、 男の子たらしですね、ジュリーは。」という朋子夫人のお言葉がめちゃめちゃ印象深かったようで、そこがずっと引っかかっていると。

「男の子たらし」って・・沢田研二という人は人に媚びるというところがまったくない方だと思う、でも意識しないで人の懐の奥まで最初から飛び込んじゃう人なのか、それとも単に食いしん坊なのか?

「単に食いしん坊」というフレーズに笑ってしまいました。

このころとても節制していた(ニンニク醤油かけたナスのおひたしばかり食べていたり)のもあり、「食べたかったんだろうな」「やっぱりおなかすいてたんやろな」というのが島﨑さんの解釈だとお答えになったけど、質問した方は「男の子たらし」というその言葉にだいぶ混乱してるご様子。

それについての島﨑さんの説明は、

(ジュリーは)ここに置いといただけで・・置いといたっていうのもおかしいんですけど・・いてはるだけでそういうものを発するということなんだと思う、とおっしゃって。

「置いといただけで」・・そうそうそう!まさにそれ

ご自身はまったく意識することなくしている物言い、仕草、目線、などなどが勝手に相手に何やら妖しい夢想をさせちゃう・・そういうものっていうのはあふれ出る色気ですよね。

それが勝手に周りを魅了しちゃう、魔力とも言えそうな抗えない強力なもの。

ジュリー御本人は「ほおっておかれない質」なんて言い方もよくされてるけど。

(いやしかし、いくら意識してないにしたって、あのお顔であのお声でそんなこと言われた日には久世さんじゃなくても「きやぁ」ってまりますよねー。)

腐女子アンテナある方ならばすぐにピンとくるところなんですが、そこのところ質問した方にはいまいち伝わらなかったようで、食べものや食事マナーに無頓着なんでしょうか?みたいに受け取られていて、あらら💦

で、島﨑さん、ジュリーのお魚の食べ方のエピソード、その食べ方がどんなに上手でどんなにきれいと言われているかについて力説!

「ファンの方は皆さんご存知ですよね?見たことあります?」と尋ねられたりして。

見たことある!という方はいなかったようで「ないですよねぇ。見てみたいなぁ~」と。

また、「ジュリーとみたいにきれいに食べようと思うんですけどどうもそうは食べられrません」とおっしゃってたのが可愛らしかった。

 

で・・その場ではすっかり忘れていたんですが、ジュリーがお魚食べるところ・・・見たことあるじゃん!

番組終わってから思い出しました~!

以前、このブログでもアップしたことあったのにすっかり忘れておりました。画像も載せてたはず~。

と、検索してみたら2015年8月26日にアップした「〇〇肥ゆる秋・・」という記事でアップしてました。

1982年9月放送の「モーニングサラダ」ご出演の際、MCの西城秀樹さんとともに秋の味覚サンマを七輪で焼いて食べるシーンがあったのですよ!

  「〇〇肥ゆる秋・・」

 

最初は七輪で焼いてるさんまをほぐして召し上がってます。

その後、お皿に移して。

秀樹が手元をのぞき込んで「沢田さん、上手ですね!」と驚いてます。

「さんまは簡単ですよ。」とジュリーは涼しいお顔。

とっても美味しそうに召し上がる様子がなんとも可愛くて

お箸を持つ手が美しく動いて・・

どんなにきれいにほぐしてるかというと

う~ん、画像ではちょっとわかりにくいかったー💦

もっと別の角度で撮ってくれれば!

しかし美しいおててですね

 

ということで画像はあまり参考にならなかったけど、「お魚を食べているジュリー」がとっても魅力的ということは再確認できました。

この映像、どなたかYOUTUBEにあげてくださってるかなぁ?

島﨑さん、見つけたらご覧になってみてください

ほかにも食べているジュリーの映像は色々あると思うんですが、ほんと食べ方が美しいの

 

ということで、思い出したお話でした。

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参観しました【インタビュー田原町02】『ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒』 島﨑今日子さんをお招きして 

2023-08-10 23:47:36 | ジュリー 本

昨日は一日雨でした。強く、弱く、繰り返し降って。

本日はどんより気味のお空ながら蒸し暑い~💦

明日から夏休み!という方も多いのかなぁ?

暑すぎず、雨でなく・・いい感じのお天気だとよいですねぇ。

 

さて、昨夜一度結構な量書いて投稿したんですが・・あぁ!でもやっぱりちょっとなー💦って思うところあり、書き直そうとしたら・・うわ!

なにをやっちまったのか、半分以上分が消えてしまってあわわ・・そして再生ならず。

ちょっと書き方変えて再投稿ですー。

 

インタビュー田原町02】『ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒』 島﨑今日子さんをお招きして 振り返り

 

・島﨑今日子さん

島﨑さんのライター歴は22歳の大学卒業からスタートし、68歳の現在まで「書く仕事一筋!」なんですね。

人物ルポ(ノンフィクション評伝)が主であり、アエラにシリーズ掲載など多く執筆。

書く対象は女の人。なぜかといえば「感情移入し、自分の人生を踏まえ投影できる相手しか書かない、男の人の人生には関心がないから」とすっぱり!

返答も説明もしごくきっぱり切れ味がいいのです。

そんな島﨑さんがなぜ今回初の男の人を書こうと思ったのか、訪ねられると

「ジュリーやったから」というお答え。

ええ?! あちこちでこの質問されて理屈を考えたけど・・答えはこれになるそうです。

うん。ジュリーに惹きつけられるのは理屈じゃないものねー、と妙に納得

 

・本について

この本について、インタビュアーの朝山さんの最初のひとことは「これは人物論ではなくて時代の本だよね」でした。

普通の人物評伝ならば、対象がご健在であれば本人にインタビューし、その言葉を書くのが肝。

だけどこの本は、過去のインタビューの言葉は膨大にあっても、今のジュリーは読めども読めども最後まで出てこない!

それってノンフィクションとしてはマイナスなことなんだけど・・この本に限っては不思議なプラス面を生み、一風変わったノンフィクションになったのではという考察。

本人不在を埋めてなお成立させるために用いたの膨大な数の過去の資料、過去の証言、そしての今語ってくれるジュリーを知る人たちへのインタビュー。

本人は不在だけれど、証言によって多角的に光をあてることでジュリーと言う人物を浮かび上がらせるという方法で、そのために取材した証言者が69人!

「普通なら10人もとれば書けるのに尋常じゃないよ!」と朝山さん。

ジュリーの過去の資料だってほんとに膨大だし、亡くなっている証言者たちの過去の発言を示す文献などは多すぎて、読み砕くだけでも大変なのに、ほんとすごい!

私なんていただいてる資料とか本とかいつまでたっても読めてないもの多数💦そして読んでも忘れてしまうのにー。いやいや比較するのがナンセンスだけど。

さらに特筆すべきはその中身の濃厚さですよね。

類まれなるジュリーと言うスターのもとに集った面々は、それぞれがみな時代の先端をいく改革者的なアーティストであったりミュージシャンであったりクリエーターであったり運動家であったり。

とにかく情熱・才能あふれる人々であったため、その人々のキャラクター、なされた仕事自体が1960~70年代という日本のギラギラ熱い時代の象徴のようなところがあるのだけど、そうした人々をひとりずつ丹念に掘り下げて取材することで、一つ一つの証言がより一層時代の空気を伝える力強いものになっているんですよね。

1966年生まれの私はその時代に存在しながらも子供過ぎてよくわかっていなかった世界(学生運動とか連合赤軍とか)も、今回ジュリーと結び付けてくれたことで関心を持てました。

「ジュリーが時代の光をつないでいくネックレス」という例えも素敵でした

 

・突破口

しかし最初から思うように運んだわけではなく、思ったようなインタビューが取れず苦戦したし、とても評伝と呼べるものは書けない・・とあきらめかけたそう。

で、発想の転換!

「ジュリーを起点にその時代の文化・音楽・ファッションを書く」という形をとり、まず1本書いたのが、ジュリーによってBL文化を語った「沢田研二を愛した男たち」だったと。

ほんとはこれ一本で終わりにしようかなんて思っていたけれど、書いてるうちに不思議と「書ける!」という感覚が沸いてきて、文春編集長に「なんぼでも書けます!」とおっしゃったとか。

(編集長も「いつまででも書いて!」と応じたそうなw)

なるほど・・突破口はBLだった のですね。いや、あのタイトルは衝撃的でしたわ

 

・脱線?のようでいて大事な話

トークの本筋は大体決められていたと思うのですが、その中で時々本筋をはずれたようなお話もでました。

執筆するにあたって色々資料が必要で、過去の書籍やらディスクやら探し、中古のものを買おうとしたんだけれど・・「ジュリーと宝塚は値下がりしない!」

「欲しかったけど、早川さんの写真集(Paradis、paradis)なんて10万円ですよ!当時の定価は3500円なのに!Actも10万円以上!ね?!」と、興奮気味に会場のファンに同意を求める島﨑さん。

私もめっちゃ後追いファンゆえ、過去のお宝入手したくてどんだけつぎ込んだか!そしてジュリ友先輩方に救われたか

島﨑さんの場合、文春が経費として出してくれたかもしれないらしいんですが、結局ジュリーファンの方にお借りしたそう。

さらに、新しい写真集(タケジさんの)のことで

「ファンの人は封もきれいにとっておきたいって。こう、丁寧に(ジェスチャーしつつ)出して、しまうときも丁寧にされるわけですよ。ね?」とか

6.25バースデーライブの銀テープのことも「ジュリーのメッセージとサインが入っていてねそれをとっておくために保存ケースがあって、それを買うわけですよ

などなど、な~んか乙女のお顔で(私にはそう見えたんですけど)熱弁するも

朝山さんは「え?封をとっておきたいの??」とか「え?沢田研二のそれをとっておく専用ケースがあるの??」とか、まったく飲み込めず疑問符いっぱいのご様子。

もう~!この様子にはめっちゃ笑わせていただきましたw  そりゃ~異世界のお話しだったのでしょうね。

ま、これらは確かに脱線話なんだけど、島﨑さん!同志~!って思えて共感できる内容でとっても楽しかったです。

さらに・・

これは本の内容についてなんだけど朝山さんにとっては疑問符のつく部分もいくつかあったようでして。

まずは吉田建さんが井上堯之さんから送られた言葉、

「今ここに封筒が百枚あって・・」というあそこです。

そこがすごくおもしろかったんだけど、なぜあそこに入れたのか?と尋ねられて。

え?それ聴く?とか思ったんですけど、朝山さんはこの話はその場の余談的な話であって、それをなぜ取り上げたのかわかりかねてるご様子。

「ジュリーを作ったふたり・・井上さんと中井さんと会った吉田建さんが、そこで何を話したのか?すごく聞きたかったんです。そしたら吉田さんは井上さんのその話が忘れられないって言って。」

と言っても朝山さんには全然ぴんと来ず、「なんで書きはったん?」と再び問う。朝山さん~っ!と思わず突っ込む私。

「だってあれは仕事に対するジュリーの姿勢そのものだし、井上さんとジュリーの関係性が見えちゃう、自分は去る立場だけれど何か言わずにいられなかった井上堯之の気持ちにもぐっとくるじゃないですか。」

と、ちょっと感極まってらっしゃる声で熱弁する島﨑さん。

これはね~、全然そこのところに関する感性が違うんですかねぇ。ってことで島﨑さん察しがついたようで、あえて

「たぶんここも読み飛ばす人は飛ばすと思うけど・・1991年に25周年のNHKの特番に井上さんがでたところ、私書かなくてもいいことかいてるんですよ。

しゃべりながら井上さんがジュリーのスーツの肩についた糸くずををそっととっていたという部分。どうしても書きたくって!関係性が見えちゃうんですよ」

「書いちゃうんだw」と笑いが洩れる朝山さん。

あの1行光ってましたわ。映像に流れるあの一瞬、「あ」と、息をのんでおりましたから。

そしたらようやく朝山さん

「それなら・・」と、中井さんが脳腫瘍で亡くなったという件に「わざわざ悪魔のようなあいつの主人公と同じ病気と入れてきたのもそうなの?」と。

前振りなくそれが出てくるところが唐突に感じて大いに疑問だったと!

「ちょっとしたエピソードに関係性が表れてたりすると、自然に書いてしまうんですよ。」と島崎さん。

あぁ!それー!

自然とそういう思考になるのです。それはつねにジュリーという単位が頭の中にあって、自然と結び付けてしまうの・・私も意識せずそうなっております。と共感しきり。

「堯之さんのは絶対書きたいと思って書いたんですけど。読み飛ばす人は飛ばすけど、引っかかる人は引っかかるかなーと思って。」

ひっかかりましたとも!うんうんうん。同じ感性が嬉しいかぎり。

多くのジュリ友さんも「ああぁ」ってなるところでございます。

朝山さんには謎な感性?

しかしおかげで意味深いトークを引き出してくださってありがたやでございました。ほんと、ほのぼのとしながらも素晴らしい突っ込み!

あ、ショーケンのこと書いた部分があまりにボリュームありすぎで明らかにおかしい!という指摘もされてました。

私、昨日その部分読んでたのだけど確かにほかの誰より濃く深く書かれてました。

島﨑さんご自身も「あれじゃ『ショーケンがいた』だなんていわれた💦」と明かしてましたが、しかしこれも理由があって、

「ジュリーが大好きなショーケンという人がどれだけすごいのかってことを言いたかったの。」

なるほど、そんな思いがあったわけですね。これもナイス突っ込み

ところで、

朝山さんご自身はジュリーに興味はなかったそうですが「この連載を読んで面白いなぁと思ったところからはまりかけてて」と言ったら島﨑さん間髪入れず「はまりますよ!」予言‼断言!

でもほんとにはまりかけてるみたいで、かつてテレビで見た「悪魔のようなあいつ」に感動してたことを思い出し、最近、無料配信で見られたので全部見てみたと!(

内容は全く忘れていたけど、唯一若山富三郎のステテコ姿のみ覚えがあったそう。(なぜだ?)

で、改めて見たジュリーの演技にびっくり!「沢田研二ってえらいうまい俳優やなぁ~って思った!」「そうでしょ!」と島崎さん

さらに「土を喰らう十二か月」も見てみたら「めちゃうまいやん!」と絶賛「めちゃいいんですよ!」と島崎さんも嬉しそうにいいなぁ~ほのぼの。

「で、話それたけどなんだっけ?」と本筋に戻っちゃったけど、脱線話めちゃめちゃ美味しくいただきました♪

 

・本編終わって

「ジュリーは取材を受けない」という前提はあるものの、やはり取材申し込みはされたというお話も、本編のトークが終わって会場の参加者からの質問を受けた流れでしてくださいました。

お手紙で申し込みしたところ、マネージャーから丁寧なお断りのお返事をいただいたそうです。

無視されても仕方のないことと思っていたのにきちんとお返事をいただけてありがたかったとおっしゃってました。

島﨑さんのような力量のある、そして情熱とジュリー愛のある作家さんが書いてくださった一連の連載、それが本になったことはとても嬉しいのだけど、ファンとして複雑な気持ちになるのは、やはりジュリーご自身が「認めてない」とおっしゃっていたこと。

第二章を書いてる頃に一度、それと本が出るちょっと前?5月のライブのころには何度か「許可なしにやってる」「買わんでいい」など、ライブのMCで言われたことはやっぱり島﨑さんの耳に入っていてだいぶ苦しい想いをされたようです。

「事実と違うこと書いてる」と言われたことは会場参加のファンとも話題になったけどそれがどこなのかはわからないと。

たくさんの証言者に話を聞くと、それぞれの記憶にすごい誤差があることはよくあるので、丹念な資料検証・調査をされているそうなのですが。

(無理だけど・・ご本人に聞けたらねぇ。ジュリーの記憶がいちばん正しいであろうから

いろんなもの背負い、乗り越えながらすべて書き終え、最後のピリオドを打った時にはいろんな感情がこみ上げ嗚咽が止まらなかったそう。

今回のお話しを聴いて、プロのライターさんの仕事にかける情熱、対象に向かう愛情、苛烈な仕事ぶりがありありと伝わって、どんなに心血注いで書かれたものかということは痛いくらいわかってしまったのでなおさら切なく思います。

ファンのなかでも意見の分かれるところではあるけれど、やっぱり私は「よくぞ書いてくださった!」と拍手したいです

 

長丁場のインタビュー、たくさんのお話しを聴けて感謝!!

島﨑さん、お疲れさまでしたー。プロのかっこよさにしびれました、が、ジュリーを語るときは乙女な表情もキュートでした

朝山さん、なんともよき雰囲気と素晴らしき突っ込みに拍手!ぜひジュリーにはまってくださいませ。

 

あ!質問コーナーでの話から発展した話題に関して一つ思い出しました!

次回書きます、

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「ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒」関連のこと

2023-08-07 18:19:31 | ジュリー 本

 

相変わらずお暑うございますー。

明日8日は早くも立秋。暦の上では秋を迎えます。

しかし気温は夏真っ盛り!近所の公園ではここぞとばかりに連日蝉の大合唱が鳴り響いております。

その公園で週末金・土の二日間、4年ぶりの夏祭りが催され夕刻からは蝉に代って景気のいい祭囃子や子供たちのはしゃぎ声が♪

私は生ビールを目的に(自治会でビール券が出てるので♪)ふらっと行ってみたけど、やっぱり蒸し暑いから早々に帰宅💦

涼しいおうちで過ごすのがいちばんの贅沢ですね。

仕事も在宅なのでここのところほとんど外出せず。

9月のジュリーライブ再開までちょっと倹約しよう!という目論みもあり、もっぱら余暇も家の中でWOWOWで映画観たり、本を読んだり。

で!ただいま読書中なのが

はい~

ジュリー様からは「買わんでいい!」なんて言われちゃった(ライブMCにて)けれど、やっぱり買ってしまいましたわ

だってそこにジュリーがいるから

いや、実際購入したのは6.25のライブ前・・発売から間もないころ。

最初、近所の本屋を何件か見に行ってみたけど置いてなくて・・池袋に出たときに大きい本屋(ジュンク堂本店)へ。

表紙が表紙ですから、これがばば~ん!と書店に平積みされてるのを眺めて買おう!と楽しみに行ってみたんだけど新刊の棚を探してもない。

店員さんに尋ねたら「9階の芸術書の棚にあります」なんて案内され💦

最上階のひっそりした売り場で棚の中に背表紙向けてひっそり売られていたので「え~~っ!」と、がっかり。

この本はやっぱり平積み!表紙がしっかり見えるように並べてこそ威力を発揮するのに~。と、残っていた2冊を勝手に表紙見えるように並べて、1冊買ってまいりました。

が、6.25終わるまでは気持ち落ち着かず・・終わったらもっと気持ち落ち着かずでなかなか読み始められず。

8月に入ってようやく読み始めたところです。

しかしこれがすごいボリューム!!

連載読んでるときは少しずつだったけど、こうしてまとまったらこんな厚みになろうとは・・。

で、あとがきまで入れるとなんと361頁!しかも文庫本並みのちい~さな文字がぎっしり!!うう、メガネかけないと読めないから、長時間は疲れちゃって無理~。

連載された文章にたっぷりな加筆もあるようで読み応えありすぎ~。なかなか読み終わりませぬ💦少しずつ楽しもう。

いえ、文章量以上にすごいのがその中身の濃さ!すばらしき取材力と構成力、ぐぐっと真髄に迫るその熱量たるや

以前から感心しきりだったけど、これを書かれてる島﨑今日子さんって一体どんなお方なんだ?!と思っていたら・・

なんとナイスタイミング!

先週木曜の朝、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食.一直線」に著者の島﨑今日子さんがご出演されたのです。

この本を書かれたいきさつなど、生島さんと対談されました。ヤフーニュースに記事が載ってます。

「ジュリーがいた―沢田研二、56年の光芒」著者島﨑今日子さん「一度だけジュリーに取材できた」

・・と、私はあとから知ったのでラジコのタイムフリーで聴いたんですけどね。

初めて聴いた島﨑さんのお声、わりと低音の落ち着いた声音、やわらかな関西弁だけどきっぱりした話し方が印象的。

お知らせ遅くて申し訳ない、すでにラジコで聴ける期限は終わってしまったようなんですが💦

でも!sabaさんがブログに書き起こししてくださってますありがたや

聴けなかった~というかたはぜひこちらを。

  あ・わんだふる・たいむ 生島ヒロシの「おはよう定食・一直線」

 

で、これとは別に、6日夜にもこの本に関するトークイベントが都内でありました。

インタビュー田原町02『ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒』
島﨑今日子さんをお招きして

 

これまた事後報告ですみません💦

こちらは有料イベント。ライター兼編集者でもある朝山実さんがインタビューする形で今回の出版に関するあれこれをお話してくださるトークイベントでした。

チケット申し込んで会場(浅草の本屋さん)で参観、あるいはオンラインでも参観できるというもの。

私は在宅、zoomでオンライン参観させていただきました。

19時から始まって21時過ぎまで(休憩5分のみ)2時間以上の長丁場でしたが・・いや!これがじつにおもしろかったのですよ。

なぜジュリーを書きたいと思ったのか、最初の2年壁にぶつかり執筆をあきらめかけたこと、BLという視点から描くことで見つけた突破口、本人不在という異例の評伝本となったいきさつ、などなどしっかり語ってくださって内容自体大変興味深いものでした。

と、同時にそうしたお話してくださる島﨑さんご本人の人間的魅力にも惹きつけられました。

描きたい対象となる人物への愛情・リスペクトが大きいからこそ、その本質を捉えるために向かっていく覚悟とエネルギー。

人物ルポを書くライターとしての真髄がひしひしと感じられてとってもかっこよかった~。

ソフトな語り口のインタビュアー朝山さん(男性)とてきぱきと潔い語り口の島﨑さん、おふたりとも関西弁でのコンビネーショントークもなんとも味わいがありました。

メモを取りつつ感心したり笑ったり2時間楽しく聴かせていただきました。

で、肝心のトーク内容なんですが、「映像や音声の無断転載はいけません」と但し書きあったので内容書いちゃいけないのかしら?と気になって。

先ほど、朝山実さんのアカウント見つけたので直接tweetしてお尋ねしてみました。そしたらすぐに

「印象に残ったことやご感想など教えていただけましたら嬉しいです。気兼ねなくお書きください。よろしくお願いいたします。」と早々に丁寧なお返事いただきました。

誠に恐縮でございます💦

長くなりそうなので次回あらためてレポートいたしますね。

 

ところで最近、近所の本屋に行ってみたら「あれ!売ってるじゃん!!」 

しかも店によっては

おぉ~平積み!やはり迫力が違います。

表紙のジュリーのまなざしの強さに・・やばい!思わずもう1冊買ってしまいそう。

ファン以外の方もあのまなざしにやられて、「つい」という人が出るよね~そして中身を読んで心掴まれてYouTube見に行って沼にはまって・・ドボンかな?

しかしそうなると・・チケット争奪戦は必至ですかねぇ💦

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