きんぴらにっき 

ジュリーと猫と日々のこと・・

最後の作品展 Gallry USHIN

2023-05-19 23:48:21 | アート

水曜日、木曜日は全国的に熱い日差しが降り注いだようですが、なかでも暑さ最高だった埼玉県。

もう~、今はいったい何月?

数か月飛び越えて来てしまったような真夏の気温。

初夏のさわやかさはいずこ~?

 

そんなお天気ではありましたが、ちょっとお出かけしてまいりました。

行く先は川越、ギャラリーウシンさん。

今回の催しは・・

 Glass Drop/Kaori akiya・Iris・Mieko Akiya 3人展と なつもの展

 

 

2階には涼し気な和の染物やカラフルでパワーの出そうな鮮やかなTシャツ。小さな猫のオブジェやアクセサリーなど。

1階には手作りの布バッグや涼し気なガラスのアクセサリー、陶芸の器など。

毎年素敵な作品で目を楽しませ、来る夏を待ち心ワクワクさせてくれるこの作品展・・

なのですが、

それも今回でおしまい。

というのも・・

 

そうなんです。

じつはギャラリーウシンさん、この5月を以ってクローズしてしまうのですよ。

ううう

残念過ぎる。

私にとってこのギャラリーは、何か素敵なものに出会える場所であり、ほんとうにほっとできる癒しの場所でもあり。

なにより、この素敵な空間で魅力的なオーナーさんとお話しして過ごすのはとても幸せな時間でした。

クローズの告げ方もとても奥ゆかしく、最後までいつもと変わらぬ雰囲気で終わりたいということでひそやかに、でも凛として。

今後、また新たな形での展開もお考えのようなので新たな出発の報せを待ちたいと思います。

 

最後の作品展は5月28日(日)まで。

(月曜・火曜は休廊)

 ギャラリーウシン

 

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行ってきました 合田佐和子展・帰る途もつもりもない

2023-03-05 23:03:28 | アート

ようやく春めいてまいりました。

と、同時に花粉飛散最盛期~💦今年はかなりつらいです。

そのせいで外出も億劫。

晴れた空を見上げるとお出かけしたいとは思うのですけどねぇ。

(ジュリー様も花粉症、どうしていらっしゃるかしら?)

 

しかし、昨日はひさびさにお出かけ

ジュリ友さんと行ってまいりました!

 

三鷹駅南口を出てすぐ、CORAL5階・三鷹市美術ギャラリーにて開催中の合田佐和子展

ジュリーの大ファンとしても知られる合田佐和子さんは美貌のアーティスト。

1970年代には唐十郎、寺山修司といったアングラ演劇の舞台美術やポスター制作を多く手掛けています。

今回の作品展ポスターに使われた「もの思うベロニカ」に代表される銀幕のスターたちのポートレートを独自の色調で描いた油彩作品でも注目を集めたアーティストです。

立体作品から始まって、独特の耽美で妖しくエロティックな画風の油彩作品、そして穏やかなパステル調の絵画へ、さらにはシンプルを極めた作品へ。

今回の作品展は1965年の個展デビューから2013年のシンプルな色鉛筆画作品までその創作活動を網羅した大回顧展でした。

作品数もすごかったけど、作品ひとつひとつからほとばしる魅力、そしてエネルギーがすごかった

熱度高く内容もとっても濃い、すばらしい展覧会でした。

会場ロビーでは合田さんの娘でアーティストのノブヨさんが写真を見せながら母について語る映像も流されていました。

幼い子供だったころ、せまい家の中(キッチンにイーゼルが立ててある)でキャンバスに向かい創作する母に抱きついたりすると、佐和子さんは娘をあしらいつつ「はい!耽美耽美~!」と言いながら絵を描き続けていたとか。

作品の雰囲気とはちがい、あっけらかんと明るいひとでした、と語られていたりしてますます魅力的なかただったのだな~と思いました。

今回の展覧会を知ったのはジュリ友さんからのご案内があったおかげ。

作品の中には、合田さんが大ファンだったというルー・リードのポートレートや、彼のアルバムのジャケットのための鉛筆画というのもありました。

う~ 同じく大ファンであったならば、ジュリーをモデルにした作品もあったりしなかったのかしら?

なんて思ったりもしちゃったけど。

それはなくても、素晴らしい展覧会でした。

 

合田さんがジュリーを熱く語った1979年MOREの記事、いただきものですが貼っておきます。

「ジュリーはつねに王子で」の文章が印象的。

そう、75歳を迎える今もジュリーは王ではなく永遠の王子

 

合田佐和子作品展は3月26日まで。

詳細はこちらに紹介されています。

「合田佐和子展 帰る途もつもりもない」(三鷹市美術ギャラリー)レポート。“見る”ことに誰よりも自覚的だった美術家の、作品と人生に圧倒されよ

 

鑑賞後、ジュリ友さんたちと語り合ったのがまたまた最高に楽しいひと時でした

幸せな時間をありがとう~。

 

コメント (5)
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ギンザ・グラフィック・ギャラリー、宇野亞喜良 万華鏡

2022-12-23 00:39:03 | アート

・・うう、寒い~。

何だか毎日とっても寒い日が続いてます。

冬だから寒くて当たり前なのかもしれないけど、今年は急にがくんと寒くなってしまって体がついていかないのよ~。

・・ひょっとして年のせい??

いやいや、やっぱり大寒波のせいだよね。

大雪に難儀されている地域の方々、この寒さの中停電も起きているとか。

これ以上大きな被害がありませんように。心よりお見舞い申し上げます。

クリスマス寒波なんていう言葉が聞こえてきますが~・・土曜日のイブは横浜で熱いライブが待っています!

寒さに負けず、体調整えて行かなくっちゃー

 

さて、先週のレディースデーにシネスイッチ銀座に行ったあとは先輩ジュリ友様とちょっと寄り道を。

目的の場所に向かう途中、教えてもらったのが

 

ライブハウス銀座TACT

おぉ~!ここなのですねー。私はまだ来たことがなくて。

タローさんや島英二さんのライブが書かれてました。

 

で!

目的地はこちらですー。

ギンザ・グラフィック・ギャラリー

今回ここで開催中なのが

 

宇野さんと言えば、私が知ってるいるのはやっぱりジュリーつながり・・セーラーのポスターですあの不思議な馬?のイラストに乗っている作品。

あれはまだタイガース時代?それって1960年代だよねぇ?

今回の作品展にそのポスターも展示されているということでやってきたのですが、この作品展はそうした50年以上前の初期作品の展示のみではなく、近年(一番新しいのは今年のもの)の最新作が華々しく展示されているのですよ!

宇野さん、御年88歳にしてバリバリ現役なんですねー。すばらしい!

 

1階は壁紙まで宇野さんのイラスト、趣向が凝らされてます。

俳句(宇野さんは俳句も詠まれるのね)とイラストで構成された作品がたくさん。

こちらの展示、ほとんど撮影OKでした。

どこか不気味だけど妖艶な筆致は変わらず。素敵

 

そして地下1階に降りますと、こちらは60年代~70年代の作品がずらり!

うっわー-・・!!

 

とてもスタイリッシュだけど、毒気と妖艶さが満ち満ちて、大胆で繊細な。

とくにアングラ系劇団のポスターはとってもスキャンダラスでインパクト大!

パワフルでめっちゃ圧倒されます!すさまじい迫力。

そんななか、耽美でありながら他とは雰囲気の異なる作品・・セーラー金ペンのポスターが

しかしね、このポスターは「撮影不可」となっておりました。

撮影不可となっている作品はほかに2つぐらいのもの。ほとんど撮影OKだというのに、これが撮れないなんてーっ!残念。

それにしても・・ジュリー、天使まだあどけないお顔。この作品には毒気はなくて、ノーブルな異世界の貴公子という感じ。

もっと色気覚醒したあとのジュリーが宇野亞喜良作品と融合したらどんな感じになるのだろうか?などいろいろ妄想してしまったりして。

初期作品の圧倒的パワー、そして今なお生み出される瑞々しい作品たち。

大変見ごたえのある作品展でした。

 

こちらの作品展は2023年1月31日まで開催中!

ですが、以下の日程は休館です。

 

休館:日曜・祝日・2022年12月28日(水)~2023年1月5日(木)/ 入場無料

くわしくは

宇野亞喜良作品展・万華鏡

 

 

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行ってきました!テディベア展・そして銀座でトークショー

2022-12-09 22:00:21 | アート

本日もよく晴れたお天気。

「大掃除日和ですよ」などというテレビからのアドバイスを聴きつつも・・お出かけ!

 

まずは・・渋谷へ!

昨日お知らせしましたテディベア展へ行って参りました。

きょうはOSAGEさんはいらっしゃらなかったのですが、ハロパンちゃんと待ち合わせ・・と言いつつ、ちょっと遅れたー💦

この作品展がほんっと素敵でした~

 

  

 

とにかく、どこを見ても可愛い!美しい!素敵!

 

ギャラリー自体もすごくおしゃれで可愛くてベアたちの雰囲気にぴったり

そして粕谷先生はジュリーファンでもあらせられるので、

クリスマスベアの中にまじって・・あれ?

 

口周りの白いお髭、後頭部小さくくくったちょんまげ(ちょっとこの写真わかりにくくてごめんなさい)・・これはジジィベア

胸につけてるのはサキさん作のさいアリバッジ+OSAGEさん作のジュリーさんバッジむっちゃ可愛い~~っ

ちらりとリアリィさんもいましたよ。

とにかくね、行ったら必ず幸せな気持ちになれます!

ご都合つく方はぜひお出かけください。こんなに素敵なのに無料ですよー。

11日(日)までです。

ちょっと場所に迷うかも?

出窓にベアさんたちが見えますので見上げてねー。

 

 

で、このあとはシネスイッチ銀座にGO!

だったんですが・・これは明日!

 

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今年も 絵封筒展 つづき

2022-09-25 23:09:47 | アート

三連休も最終日。

台風も過ぎ去ってようやくお日様が顔を出しました。

しかしまたしても大雨による被害の爪痕があちこちに

どうかできるだけ早い復旧を!と願っております・

 

さて、ギャラリーUSHINの絵封筒展つづきですー。

 

こちらはカリグラフィー作家、五木田摩耶さんの作品。

ピンクとブルーの封筒にはそれぞれ小鳥の切手。

 

繊細で華麗、なんともスタイリッシュ切手に合わせたイラストも素敵です。

これすべて手書きというのが信じがたい緻密な線の美しさに魅せられますー

  

カリグラフィー作品もいくつか展示。格言や文学作品の文章をもとに描かれています。

私のお気に入りはこちら・・

「さぁ、友よ、いざ飲もう。」

 

お手紙で読書案内、という作家さんもいらっしゃいました。紹介した本にちなんだ絵封筒がユニーク。

 

 

まだまだあります~

こちらもかわいい!いろんなおはなしのキャラクターたち。

 

切手のデザインを生かしてますね。

 

銅版画家大野さんの作品は可憐で神秘的。

どれも個性が光って色とりどりに素敵~

 

こちらは、ここ数年の作品を今回まとめてフューチャーされたガラス工芸作家の秋谷さんのもの。

 

 

う~ん、素敵

 

1階のカフェには、夏の名残?金魚風鈴がずらり可愛く

そしてやっぱり

ハロウィーンカボチャも ずらりカラフルに

カボチャの中の多肉植物は樹脂粘土で作られた待ち針のヘッドなんですよ。かわいい~

 

 

夏から秋へ。

川越でアート満喫のひとときでした。

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