観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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これが西暦2000年の癒しなのだ。「浅草ふくまる旅館」

2007年04月04日 | 映画・ドラマ
 待ってました。下町人情ホームドラマ。昔は、「寺内貫太郎一家」とか「時間ですよ」とか、家族でこたつ囲んで、なんにも考えず、安心して観られるドラマがあったけど、このところ(と言うか)トレンディとかが流行り出してから、少なくなっていたのが残念。
 が、ここにきて、復活。嬉しかったねぇー。正に癒し系。
 なんたって「ふくまる」って名前がいいじゃん。能天気でありながら、伝統が息づく。そして主演が西田敏行。これもかなりいい。しかも役名なんか福丸大吉だよ。目出たいったらありゃしない。
 人情家でおせっかいで早とちり。そして余計なことしちゃうが筋は通ってる大吉さん。こんなおっさんが町内会を仕切ってくれてたら、日本ももっと住み易くなるだろうが…。
 あらすじは、浅草の老舗の旅館の三代目(入り婿で奥さんは他界されたらしい)福丸大吉の奮戦記なんだけど、ここに笑いあり、涙ありの「下町」なんだよ。
 悪役は、「ふくまる旅館」を潰そうと企む百瀬夫妻(小野武彦とあいはら友子)だが、どこか憎めないすっとこどっこいキャラだし。
 仲居も番頭もどこにでも居そうなキャラの渡辺いっけい とか木野花 。お久しぶりのせんだみつおとビートきよしってのも、本筋とは関係無しに「おっ、いたいた」とほのぼのとさせてくれる。
 番組終了と同時に、第二弾の告知がされるってのは、そうとう面白かったからなのか? 
 百瀬夫妻の娘役で、B級ドラマの顔、どう見ても一昔前の整形美人的イメージだった北川弘美が出てたけど、こういったゴールデンで観ると、それなりの可愛い女優さんに見えるから不思議だね。 
 とにもかくにも第二弾待っています。

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