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観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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「武田信玄」さすが武田騎馬軍団。流行先取り

2006年08月04日 | 映画・ドラマ
 1988年のNHK大河ドラマ。甲斐の虎と言われた文武両道の名将・武田信玄とその生涯のライバル上杉謙信を描いた戦国大河ロマン。山梨県小淵沢町で行なわれたロケでは八十頭の馬を登場させ、迫力のある合戦シーンを作り出したり、NHK大河ドラマ史上最高視聴率49.2パーセントをはじき出したりと、話題の大作。
 武田信玄の生き様というより、信玄を演じる中井貴一が「本当は何歳なのか」、奥方役の紺野美沙子がうざい。そして何よりも「怖いよ小川真由美」が気になって気になって仕方なかった。信玄の父親・信虎(平幹二朗)の平幹二朗しかり。ちょっといっちゃってる人を演じさせたら右に出津る者なし。
 一国の城主と言えども、父ちゃんはいっちゃってるし、女房はへんなプライド持ってきつい性格だし、その女房のお付きは怖すぎるオバタリアンだし…。「大変なんだな」。現代だったら胃カメラ検査を勧められるだろう。
 信玄の屋敷にあった「お鈴廊下」。殿様が奥に行く時に通る廊下だけど、これって江戸城だけのことかと思ってたら、大名家にもあるんだね。しかも、江戸城だって、体制が整う三代家光の後半頃からなのに、さすが「風林火山」、最強の騎馬軍団だ。流行先取りだ。
 「今宵はここまでに致しとうござりまする。」
 また、信玄の母・大井夫人(若尾文子)がストリートテラーも勤めているが、毎回の締めの言葉、「今宵はここまでに致しとうござりまする」がその年の流行語大賞にもなったとか。
 流行語ということは流行ったのだろうが、「今宵はここまでに致しとうござりまする」はいつ、どこで使うものなのだろうか。

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