観るも八卦のバトルロイヤル

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斬って斬って斬りまくる。
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「ルパンの消息」。緻密な計算で描かれた本は観応え有り

2010年06月12日 | 映画・ドラマ
 1990年12月8日。15年前に起きた高校の女性教師の自殺事案が実は殺人だったとたれ込みがあった。時効まで24時間。
 犯人と目されるのは、期末テストの答案を奪う作戦を企てた当時の男子生徒3人。 彼らはその作戦を「ルパン作戦」と名付けていた。
 当初短絡的なたれ込みと思われていたが、捜査が進むに連れ、浮上する関係者の不振な動向。殺人なのか、自殺なのか…。
 そして、捜査の責任者・溝呂木義人(上川隆也)は、時効になった三億円事件とも絡む犯人の動機に辿り着く。そして、時効を前のたれ込みはなぜなのか?
 ほかに、岡田義徳、佐藤めぐみ、新井浩文、柏原収史、吹越満、遠藤憲一、羽田美智子、長塚京三、山田達夫ら一癖のある役者が揃う。
 色んな悪い奴がちょこちょこ絡んで一つの犯行に繋がる、難解サスペンスだが、頭フル回転で観応え有りの感想は、役者の演技力による部分も大きいだろう。
 ただ、若かりし頃の羽田美智子のヅラと柏原収史がホームレスってのは余興的だけど。

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