観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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「必殺仕置人 最終回」。

2012年03月13日 | 映画・ドラマ
 仕置人 中村主水(藤田まこと)、念仏の鉄(山崎努)、棺桶の錠(沖雅也)、鉄砲玉のおきん(野川由美子)、 おひろめの半次(津坂匡章/現・秋野太作)。
 名作です。
 やっぱ良いなあ、念仏の鉄。この頃は念仏の鉄が主役で、中村主水はサブでした。さすがに皆さん若いですが、主水の技は多様あります。仕事人になると、大刀でばっさり。東山の時代になると、脇差しで刺すにほとんど限られますが。
 そして、この回から二枚目の若手を起用。沖雅也が後の秀=三田村邦彦に繋がっていきます。村上弘明も後々登場しますが、秀のキャラは強かったですねぇ。
 関ジャニの大倉忠義も似たような設定でも及びませんでした。
 おっと話が逸れた。
 後にも先にも、同キャラが産まれなかったのが、やはり念仏の鉄。これはもう山崎さん以外無理でしょう。津坂、野川は江戸時代の粋を現すのに相応しいキャラです。
 この回のキャスティングは、必殺史上最高でしょう。ラストも悲壮感が未だありません。次に繋がる終わり方になっています。
 余談ですが、中村主水は南町奉行所のお荷物ですが(知れ渡っている設定はこれ)、最初の頃は北町奉行所で5本の指に入る剣豪で、5つの流派の剣術の目録を受けています(強い筈だ)。それが南町に栄転になってから、あんな人になってしまいました。
 北と南では情報交換がなかったのでしょうか?

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