観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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「ぼくの夏休み 青春編」。

2012年08月23日 | 映画・ドラマ
 どうしちゃったの? 青春編に入って設定も何も滅茶苦茶。
 妹を間違えていた? 3、4年後で面影が無くなるか。
 再び本当の妹が分からなかった? 7年で、しかも別れた時は11か12歳なのに? そんなに変わるか?
 実の兄妹でも分からないのに、五十嵐義父娘にはひと目で分かった。何故?
 病院の窓がサッシ。戦後間もなくなのに。しかもそれ程の大病院には思えない。
 出会いの時に大金について、誰も執着していない。
 工場だかなんだかの和也の肉体労働はどうした。
 五十嵐ちえ子さん。ぱんぱんになる前に、あんた看護婦だったんだら、そっちの道を探すでしょう。
 菊ちゃん。あんた女郎だったんだから、あんたが身体売るでしょう。
 上条旅館の旦那、長男、二男は死んだ模様。なら、そこにいた筈のちえ子と駅にいたはる菜はどこで巡り会ったのだ。駅にいた和也とはる菜の方が自然だ。
 第一、あのちえ子が男に捨てられたくらいで、あんな風になる訳がない。敢えて味方するなら、金を盗もうとしたあたりに片鱗は見えなくもないが。
 何故にみんながみんな茨木から東京に?
 和也の恋人の京子の存在は必要か? 引かれ合う和也とはる菜に嫌がらせをするなら昼メロ上分かるが、全く存在意味が理解出来ない(今のところ)。かつこの女優さん(仲間リサ)の大根ぶりは頭が痛い。
 リサで思い出した。はる菜はなぜリサを名乗ったのか?
 ちえ子に挿され、病院で和也名字も書いたが、確かはる菜はそれを見ていた。なら、名字は偽名なのか?
 ぱんぱんや、薬の売買の男たちに和也は狙われ、映画館を出ところを教われるが、そもそもジャズバーでピアノ弾いてるの分かってるじゃん。
 今日の回などは、二人とも気持ち次第で好き勝手な時代にタイムスリップ出来るような事を言っていた。どうやって帰るんだよ。だったら茨木から汽車に乗るんじゃなかったのかい。
 言い出したら切りがないくらい。こんな訳の分からないドラマはそうはないだろう。そういった面では特出している。
 これ、脚本家がおばさんで、どこかで見てキュンとなったシーンを繋いだんじゃないの? とにかく辻褄が合わない事はそのまま、説明もなし進行させている。
 視聴者を馬鹿にしているとか思えない本である。いいなあ? これで脚本家として成り立って。
 第1部との落差に、驚きを隠せない。第1部を書いた脚本家さんの生の声を聞きたいものだ。
 こんなややこしくしなくて、戦後を兄妹で懸命に生きるってな話で第1部の脚本家さんが書いた方が良かったのでは?
 何しろ、はる菜が身体を売ったり、兄妹(知らなかったけどね)でキスしちゃった辺りでどっちらけ。
 こうなっら、別々の人生を歩んで、老齢に入って再会するんでしょうね。宇津井健さん、由紀さおりさんが控えているし。
 しかし、タイトルは、「ぼくの夏休み」。夏休みだったら日常に戻らなくてはならないんだよ。どういったシチュエーションで平成に戻るんだい。
 あっ、あの玉木宏の偽物みたいな医者は何だ! あっ、こいつも仮面ライダーだ。
 とにかく、この茶番劇を一刻も早く脱し、宇津井健さん、由紀さおりさんにバトンタッチして欲しい。
 さすがにこのお二人の本は、青春編の脚本家は書かないでしょう。
 いずれにしても個人的ではあるが、表題は「夏休み」なのだから、冒頭の列車のシーンに戻り、うたた寝をしていた。おかしな夢を見た。着いたら祖父が待っていたとしてくれないと納得出来ないなあ。
 観る度に頭に?マークが浮かぶが、この滅茶苦茶なストーリーに、どうやって収まりを付けるのかに興味津々でこの茶番劇を観続けている。役者が気の毒だ。
 はる菜役の子なぞ、世界にひとつだけの花を聞いて、「お兄ちゃん」と泣き崩れる良い演技してたよ。
 いずれにしても、最期の脚本家さんは辻褄合わせが大変だっ。是が非でも合わせてくださいよ。といってももう編集も終わっているだろうけどね。視聴者を納得させてくださいな。
 お侍さんと兵隊さんが出ている映像が基本と書いた事があったが、今回見事に打ち破られた。ああ、また必殺観よう。厄払いだ。


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