昨夜9時過ぎ、TVを見ていた奥さんが、突然私のところへやって来て、「福田首相辞任の臨時ニュースが出てるよ」と。そのため、奥さんが見ていた番組が中断されて、福田首相の辞任会見の様子が流れるという。
福田首相は「このタイミングを見計らった」と言うけれど、さっぱり理由がわかりません。
思えば、1年前にも同じシーンを見た。
責任回避、丸投げ。
福田首相は、官房長官を辞任する時もあっさりしていたが、今回もあっさりしすぎている。
政治資金問題、年金記録不備、防衛省不祥事、薬害C型肝炎、といった歴代政権のつけを一手に背負わされた格好で、その点は気の毒な感じもする。
退陣表明の最大の理由は、ねじれ国会を克服できず政権運営に行き詰ったから、のようだけれど、それらを野党のせいにするのは見苦しい責任転嫁だと思う。
与党内が相当ねじれているのではないだろうか。
「自民党はもはや創価学会なくして選挙を戦えないという現実があり、言うことを聞かなければならなくなっている」そうだ。
その公明党から、あからさまに批判されるようになった。
臨時国会を目前に突然の辞任表明。
衆院選挙をせずに、3度も首相が交代するのはどうかと思いますよ。
福田首相は、しばしば「国民目線の・・・」と言っていたけれど、昨日の会見では、言い訳ばかりで、国民への謝罪は一切なかった。
福田康夫を憐れむ歌 なんて曲を作ろうかな。