かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

出たのか?出てないのか?

2008-09-22 12:26:36 | スポーツ
大相撲秋場所、昨日の8日目、朝青龍対豊ノ島の1戦。
過去に色々あった二人の対戦である。しかも、朝青龍は先場所豊ノ島に敗れている。
立ち合いは両者一瞬間があいた。それから上手回しの切り合いで、朝青龍は得意の右上手を切られ、巻き返しに行ったところを一気に押されて土俵の俵に足がかかる。
この時、私は朝青龍の右足が一瞬出たように見えたのだが、ここから朝青龍が押し返し、豊ノ島を寄り切る。
あれー おかしい。足が出たぞー」と私は一人テレビに向かって叫んでいると、行司軍配は豊ノ島に上がる。三保ヶ関審判長から、「足が出た」とのコールがあったようだ。「やっぱりな」と私。
一方、朝青龍は納得いかない表情で憮然としている。

その後、何度かVTRが流れる。
ところが、何度か見ても、確実に朝青龍の右足かかとが地面に着いたという確信は持てなかった。
VTRを見ているうちに、「ひょっとしたら、足は出ていないかも?」と思えてきた。あの速い流れの中で一瞬足が出たように見えたけれど、錯覚かも知れない、とも思えてきた。
奥さんは、「かかとが足の裏の水平より下がったら、たとえ1ミリ残っていてもだめよ」(イラスト参照)という新ルール(自己ルール)を主張する。



とはいえ、VTRを見ても、かかとが地面についていないようにも見えるし、俵の外の砂に足跡がついているようでもなかった。少し、砂に何かが当ったような跡が残っていたが、飛ばされた座布団の痕跡のように見えた。
なんだか、疑惑の判定のようにも思えてきた。
 あの後、審判員が土俵上に集まり、朝青龍の足が出たのかどうか、俵の外の砂で確認して欲しかったと思う。
なぜそうしなかったのだろうか?

朝青龍の怒りは収まらなかったようだ。
「足は残っている」との抗議電話が約20件かかってきたそうだ。

ところで、相撲の勝敗はまず行司が行うが、これに納得いかない場合は、審判員が「物言い」をつける。ここまでは私も知っていたのだが、控えの力士が「物言い」をつけても良いのだそうだ。
昨日、序二段の取組でそんな場面があったそうだ。そして、1996年初場所では、控え力士が物言いをつけて、行司が下した勝敗がひっくり返ったことがあるそうだ。
へーえ」でした。

序二段で控え力士が物言い…審判苦笑い、結果は軍配通り(読売新聞) - goo ニュース


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