いつも出された食べ物を半分くらい残していた。
喉につかえて全てを飲み込めない。
無理して食べると吐いてしまうのが怖い。
せっかく作ってくれたのに残すのが申し訳ない気持で。
とうとう約6ヶ月で6キロも体重が落ちてしまった。
料理をしたことも無かった男性が毎日3食も作り続けてくれたのに。
残すなんて罰あたりではないかと自問自答。
食べられないことも苦しいの。
昨日の夕食を残さず食べられた。
胸に痞えが思ったより無い。
一時のことかと思っていた。
今日の朝食、昼ごはんも完食できた。
量は少なく作ってもらっているが。
残さず食べられた。
この調子が続けば体調も良くなるのではと期待した。
訪問マッサージの先生に話してみた。
最近身体の動きも良くなっていますからね。
嬉しい答えでした。
昨晩からずーと考えていた。
何が変わろうとしているのか。
違ってきたのは食べ物の微妙な美味しさがわかり出した気がする。
今までは甘い、辛い、しょっぱいと大雑把な味覚だった。
食材の持ち味を感じられて余計に美味しさを感じられるのか。
もしや相棒の料理の味が良くなったのかどっちかな。
昨晩食べたメニューは里芋と鶏肉のたき合わせ。
中国旅行で相棒が教えて貰った西紅柿鶏蛋(シーフォンシージータン)
とろとろした卵とトマトの炒め物、これが美味しかった。
味覚が呼び覚まされたのでしょうか。
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