ベルママのリハビリ日記    

写真付きでリハビリの様子、リハビリ生活の喜怒哀楽、季節の愛する花々と生き物。

囲碁クラブにマスクを付けないで怒られた男性は来なかった。神経の異常で一日中足が跳ね上がる入院女性、今如何していますか。

2021-12-05 13:27:40 | リハビリ生活、胡蝶蘭

    一つ思い出すと次から次に。

 バスに乗り合わせた乗客と同じで一瞬の記憶。

 囲碁から帰った夫にマスク差し上げたかと聞いた。

 来なかった、やっぱり出にくかったようだ。

 偶然囲碁クラブが同じだっただけ、後追いはしない。

 

 10年前のTさんの事を思い出して、忘れられない患者を心配した。

 病室が足りないので科の違う患者も一緒に入院していた。

 数日してから入ってきた女性。

 30代中ごろぐらいの若い女性です。

 一緒だった2週間ぐらいの間に一言も発することがなかった。

 手足をベルトで止めている。

 暴れないようにしているらしい。

 一日中手足をピョンピョン跳ね上げる。

 ベッドから落ちそうなくらい。

 

 見舞いも2週間で2度くらい。

 子供が小さいので残された家族はさぞかし大変なことでしょう。

 

 医師が来て家族に病状を説明しているようです。

 時々聞こえてくる声。

 医師の説明は聞こえなかったが・・・

 病名がまだわかっていないらしい

 旦那さんが転院はしたくない。

 大学病院で実験台にされるのは拒否したい考えだと言う。

 今のままで治療して欲しいと頼んでいた。

 

 医師がいなくなってすぐ病室からベッドが運び出された。

 

 出会ってすぐに別れが来る。

 これが人生でしょうか。

 

                

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