喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

月と季節の暦 ~ 月暦 ~ 

2010-07-07 | ブログ
 今日は、7月7日七夕。
でもちょっと季節感がおかしいのです。
この梅雨の時期に天の川?

 実家は農家ですし、農業は今でもかなり
月の暦と関わりがあります。
つまり、日本にとって月の暦の方が季節にピッタリ。
 
 そんなことに気づき、月の暦を買い求め確かめています。
私が買ったのは、「月と季節の暦」(志賀勝)。
その中から「月歴」に関して、

『三日月から始まって上弦、満月、下弦と、
月は規則正しく地球の周りを平均29・5日のサイクルで一周しています。
「ひと月」というのは古くからこのサイクルをいう言葉で、
月暦はこの月のリズムをもとに作られているものです。
 
 月の好きな人はもちろん、月は生命のリズムに深く関わっていますから、
出産関係者、農業・漁業、芸術家、古典文学愛好家、俳句関係者、
小・中・高の先生、東洋医学・西洋医学関係者などすべての職業にわたり、
老若男女世代を問わず利用されているのがこの月暦。

 月の光はすべての人びとを遍く照らすといいますが、月を必要としている人は
かなり多いようです。

 西暦(新暦)は太陽だけで成り立つ暦です。
 立春、春分、夏至ということばは、二十四節気といわれる、
太陽の位置を示す24の節目です。
 月暦は、七十二候。季節がこまやかに感じられます
 
 月と太陽の両方から成る暦は、太陰太陽暦です。
月暦の新年は、立春(太陽の節目)に一番近い新月を正月一日(ついたち)とすることになっています。』

 つまり、月歴の正月元旦とは、真っ暗闇の夜なのです。
今年の2月14日(日)がそうでした。
中国や台湾、日本の田舎では、旧正月と言います。

                      岬人(はなんちゅう)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿