対話とモノローグ

        弁証法のゆくえ

〈弁証法と「偶然性の内面化」〉への案内

2008-08-24 | 案内

 補論6「弁証法と様相性」を『弁証法と「偶然性の内面化」』に改題した。ブログ「対話とモノローグ」の記事の2つ(「逆三角形」と「2つの展開図」)を「二つの展開図」にまとめ、付け加えたのである。

   弁証法と「偶然性の内面化」

 目次は次のようになっている。

    1 はじめに
    2 「偶然性の内面化」の定式
    3 偶然性の定義
   4 二元結合(バイソシエーション)と偶然性
   5 様相性の二つの体系
   6 様相性の第三の体系
   7 「偶然性の内面化」のモデル
   8 様相性の第三の体系と複合論
   9 止揚の過程と様相性
  10 「偶然性の内面化」の定式と複合論
  11 様相性の第二の体系と表出論
  12 偶数と弁証法
  13 二つの展開図

 昨年の末以来、アルチュセールの「理論的実践の論理」に興味を持ち、複合論との関連を探究していた。その過程で、これまでのわたしの考察を振り返る機会が何度かあった。その中心には、アインシュタインが位置づいているように思えた。

 これまで、アインシュタインについては、なんとなく気後れするところがあり、わたしの課題とはならなかった。しかし、いまは弁証法の中心に位置しているように思えるようになった。これまでの弁証法についての考察を、総体として、振り返る絶好の機会が訪れているようなのである。


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