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北のとうさんの鉄道旅・アマチュア無線JA8HBO

札幌に住むおやじが北海道を中心に鉄道旅の話題や無線の話題も織り交ぜてぼやきます。アマチュア無線のコールサインJA8HBO

札幌から金沢間往復しました。その2

2017年07月27日 | JR北海道 JR北
7月19日朝3時頃にクーラーが寒くで目が覚めてしまい、テレビをつけてみると「記録的大雨情報」の文字が目に飛び込んできました。
「これはまずい」とラジオを聴きながらうとうとしていました。
5時頃には明るくなり、‘買ったばかりの‘スマホでJR東の運行情報を見ると、新潟周辺はかなり運行見合わせ状態。最近耳にし始めたばかりの線状降水帯とのことなので、かなり集中的に降っています。
新潟県は東西に分断された感じ。直江津まで行けば三セクで北陸方面に行けそうでしたが、車内で缶詰も困るので、帰りに利用しようと考えていた新潟・金沢間の都市間バスを利用しようと考えて、7時過ぎに新潟駅前のバスターミナルへ行きました。
駅前のバスターミナルに行くとバス案内所はなんと((+_+))9時半から。
緊急時の電話番号が書いてあるので新潟交通に電話してみると、丁寧に対応してくれて8時発の金沢行は空席があるとのこと。
バス停は駅前のコンビニ前だと聞いてコンビニ(サークルK)でコーヒーを買ってイートインコーナーでバスを待ちました。
そのころから雨が激しく振り出して、道路は冠水に近い状態。そんな状態の中でも仙台行、富山行きと次々にバスが到着・発車していきます。
運休したらどうしようなどと考えていると、8時発の金沢行がバス停に到着。予約のお客さんを先に乗せて、私は最後に料金を払って乗車。20名ほどの乗車でした。

バスは、車体に叩きつけるような雨の中、北陸自動車道を走ります。遠くでは稲妻が光り、無事に着くのかと心配でうたた寝もできません。
その雨も富山県に入るころには止んで青空が見えてきました。
米山SAと有磯海SAの2か所で休憩がありましたが、運転手さんの案内も丁寧。降りてから車体を眺めてはじめて、北陸鉄道のバスだと知りました。停車中は車止めをかけるのでびっくり。鉄道では当たり前なのですが・・・。バスでは初めて見ました。
そして運転手さんの温かいお国訛りが心に響きました。これは一生忘れないでしょう。降車のボタンが押されないと「降りる方はおいでませんか」という関西系の言葉です。すごく心にやさしく響く言葉ですね。東北弁でやったら{次で降りる方はいね~すか}といった感じでしよぅか(笑)(●^o^●)。
さて、あれだけ朝方に大雨に焦ったのがウソのように金沢は晴れています。
ホテルのチェックインまで時間がありますので、北陸鉄道の石川線に乗るために金沢駅から西金沢まで一駅乗車しました。駅ホームにはあいの風とやま鉄道の521系車両やJR西のサンターバードの683系も見えました。




西金沢で下車して、目の前にある北陸鉄道の新西金沢駅へ行きました。30分ほど待つと鶴来行きがあります。どんな電車が来るのかと待っていると、いかにも首都圏で使っていましたという雰囲気の車両が来ました。
東急車両製造で京王電鉄で使われていた車両を譲り受けた7700系ということです。印象としては路面電車といった感じで40キロほどの速度で住宅地の中を揺れながら走ります。車内は高校生が大半で、それなりに地元に根付いている様子でした。






30分ほどで鶴来駅に到着。のどかな田園の中の街並みが続き、周囲は山に囲まれた北陸のイメージそのままの駅でした。駅からは娘の連れ合いの勤める学校へのシャトルバスも出ていました。間もなく娘夫婦も職場近くの宿舎に引っ越すので、いずれシャトルバスに乗る機会もあるでしょう

30分ほど滞在して金沢へ戻りました。
駅前の石川音楽堂で夜のアンサンブル金沢の演奏会の時間を確認して、16時頃ホテルにチェックインしました。


早朝から動き回っていて疲れたので、ベッドに横になっているうちに寝入ってしまい。気が付いたら18時過ぎ。
もう演奏会は無理だし、バスに乗って娘のアパートまで行く元気もないので、近くのコンビニで弁当とワインを買って夕食として、21時には「おやすみなさい」でした。
これで2日目は終わりです。金沢は去年の秋に夫婦で市内見物したので明日は朝一番で離れます。


・・・続く

札幌から金沢間往復しました。その1

2017年07月27日 | JR北海道 JR北
7月17日は「海の日」でもありますが、今年から「北海道みんなの日」(道みんの日)という事で北海道を愛する日として設定されました。
JR北海道がそれに協賛して日帰り周遊パス(3000円)を発売し、4月から6月にかけて発売された日帰周遊パスと同じく、特急券を買えば特急も利用でき、さらに新幹線で新青森まで行くことができます。
そこで、この切符と北海道&東日本バスを合わせて北陸へ行くことにしました。新青森まで早く行ければ、そのあとの行程が楽なのです。
そして、できれば金沢に住む娘の顔を見たりアンサンブル金沢を聞くことができれば良いとも考えました。

第一日・17日は5時前に起床(*^。^*)。
近くの駅発5時42分の始発で札幌駅まで移動して、札幌駅からは6時ちょうど発の北斗2号で新函館北斗まで。




すぐに新幹線はやぶさに乗り換えて新青森まで乗車です。閑散とした車内は相変わらずですが、東京までは途中駅から満席になるとの放送がありました。順調に快適に(当たり前)走行して新青森で下車。新青森からは秋田行きのおなじみ701系に乗車。運行区間が長いからなのかセミクロスシートが旅を楽しくしてくれました。

14時前に秋田に到着、酒田行に乗り換えますが、1時間半ほどありますので、遅い昼食。
前回3月に来た時に、おいしくて気に入った駅そばです。かき揚げそばで390円はお得です。





秋田からは酒田行で、再び701系ですが、先ほど同様セミクロスシートを期待しましたがロングシート((+_+))。
このあたりになると朝が早かったのでうとうとし始めます。
小学生のころにボーイスカウトでキャンプに来た象潟が懐かしくてホームを眺めましたが、記憶を呼び起こすものも無く、あっけなく発車。
再び酒田までは、日本海を眺めながらうとうと。
酒田からの便はディーゼルなのでキハ110を想定していましたが、ホームに待っていたのは電車??。しかし、キハと書いてあります。







初めてのキハE120でした。110との2連での運行で新発田まで走ります。E130を2扉仕様にしたものだそうですが、JR北海道と同時に導入するGVE400と異なり、サイズが40などと変わらずフルサイズ?。
兄弟車のE130はさらに増車されるとの発表がされています。造りがしっかりしていてエンジンも静か。新発田まで旅を楽しむことができました。
酒田から新発田までは途中の村上で架線の電気が交流から直流に代わるため、秋田と新潟を走る「特急いなほ」は、それに対応できるE653系が運行されています。
しかし、村上を跨いで走る普通列車の場合はディ-ゼル車で運行しています。
村上では学生時代以来、115系を久しぶりに見かけました。

新発田に到着する頃には疲れも出てきて頭もボーっとしてきましたが、何とか迷うことなく白新線の内野行きに乗り換えました。
今度は129系という電車。この129系は新潟管内では良く見かける車両のようです。


新潟には21時過ぎに到着しましたが、駅ビル改装中で完全に迷ってしまい。ホテルにたどり着いてサンドイッチとワインで食事してからシャワーを浴びて、ベッドに横になると同時に寝入ってしまいました。
・・・明日は三セクを乗り継いで金沢・・のはずでした。