北のとうさんの鉄道旅・アマチュア無線JA8HBO

札幌に住むおやじが北海道を中心に鉄道旅の話題や無線の話題も織り交ぜてぼやきます。アマ無線のコールサインJA8HBO

北東北への旅・北海道新幹線・リゾートしらかみ・三陸鉄道・BRT乗車③

2016年04月21日 | JR北海道 JR北
盛岡の朝は雨上がりでひんやりした感じ。ホテル近くの「開運橋」には沢山のバスと通勤通学の人が行き交います。

「あ~今日は平日か」と思いつつ、駅へ向かいました。
通勤通学客でごった返す改札を抜けてホームへ降りるとSLの煙の匂いが(´・ω・`)
SL銀河が後ろ向きで客車(キハ141)と共に花巻方向へ出て行きました。試運転でしょうか、その後、釜石に向かう途中ですれ違いいました。

 ホームには北上行きのIGR701が停車していて、IGRが東北本線まで入ることを初めて知りました。

さて、釜石に向かうため、昨年暮れに続いて2度目の快速はまゆりに乗車。指定席を取りましたが、私だけという有様で、車掌さんに聞くと平日はこんなもので、新花巻から乗ってきますよとのこと(その通りでした)。

桜が見ごろになった遠野の景色を眺めながら、河童を連想しつつ暖かい釜石に到着。釜石では三陸鉄道への連絡通路を急ぎます。駅員が集札しますが、北東パスが良く分からなかったようで、私から「三陸鉄道は使えないので車内で払います」と伝えて無事通過。
車内では沿線の景色と運転士さんの案内を聞きながらのんびりと楽しみました。
恋し浜駅(こいしはま)ではホタテの貝殻の絵馬が待合室に飾られ「願い」を掛けることができます。貝殻は待合室に用意されていましたが、3分間の停車時間が気になってパスしました(+o+)。



あっというまに盛駅に到着です。ここは大船渡なんですね。さて、今回の旅で一番の目的のBRTに乗車します。

バスの停車場所はいかにも鉄道の駅でしたといった趣があります。駅舎内も鉄道の駅と変わらない雰囲気。






BRT・・・バス・ラピッド・トランジット( bus rapid transit,)は、バスを基盤とした大量輸送システム。我が国では「バス高速輸送システム」とも呼ばれます。
JR大船渡線は震災による被災からの復旧をあきらめて、バス転換にしたもので、本来のBRTは専用道路を走るのですが、軌道跡を走るのは思ったより長くなくて、復興作業の工事車が行き交う一般道を走る割合が多く、果たして本来のBRTといえるのかは疑問を感じました。要するにバス転換を嫌う利用者対策として考え出された折衷案ということでしょう。遅れも無く気仙沼に到着しましたが、陸前高田では通院のお年寄りが降車に手間取ることや、車内も決してバリアフリー万全とも言えないと言ったのが実態でした。日高本線のBRT化を言う声もありますが、廃線にするなら、バス転換にしたほうがよほどすっきりして利便性の高い交通体系を実現できるでしょう。









さて、桜の咲く気仙沼からはキハ100で一関へ向かいます。





今日のお宿は八戸です。盛岡で時間がありましたので、ショッピングモールをうろうろ。マツキヨでメンソレータムを購入(シニアのお供です(笑))。
なぜか足が痒かったのです(笑)。
盛岡からは青い森鉄道の車両で、セミクロスシートでした。おかげで楽をさせてもらいました。やはり旅行でのロングシートは辛いものがありますからね。
IGRは黒字ですが、時間的にも通勤通学で大混雑でした。その意味が分かるような気がしました。
八戸到着です。雪もちらついて、一気に季節が戻りました。八戸は桜はまだでした。


さて、八戸駅前で夕食を調達しましたが食欲がありません。そろそろ疲れが出てきたようです、客死しては大変と(´・ω・`)漢方薬を飲んで早々に寝てしまいました。翌朝は7時の電車だったので朝食を抜きましたが、どうも食欲もありませんでした。八戸から青森までは、以前から見かけるだけだった青い森703にやっと乗車できました。
座席はセミクロスシート配置で、ボックス式クロスシートも配置されドア付近はロングシートです。
なかなか快適でしたが、ここでもフラットが気になるのが残念でした((+_+))。







110キロ前後でかっとぶのでキハ143を思い出しました。
さて。青森からは701で新青森を目指して再び新幹線です。

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北東北への旅・北海道新幹線・リゾートしらかみ・三陸鉄道・BRT乗車②

2016年04月21日 | JR北海道 JR北
最近、某Tインは無料の朝食サービスの質が低下していますが、もともと朝は軽く食べる習慣なので、満足していただきました。
駅前のコンビニ・ファミリマートで昼食を調達して、8時頃に青森駅ホームに入ります。
すでに、リゾートしらかみは入線していました。
停車中はエンジンが停止しているハイブリッド車は静かです。HBE300の青池号です。



座席は先頭車両の前から2番目で眺めも良く、嬉しくなりました。天気も上々です。
観光シーズンから外れているので、乗客は半分ほど、静かに発車しました。
発進時はエンジンではなくモーターだけで動きだします。時速20キロくらいでディーゼルエンジンが回り。電力をモーターに送り、バッテリーの電力と共に加速していきます。バッテリー蓄電量が減少したり、登板時などはエンジンがにぎやかに回り、バッテリーとエンジンに電力を送ります。その辺りの状態は運転席のパネルに表示されています。へばりついて見ていました。
当日は岩木山もきれいに見えました(*^_^*)。



JR北が愚かにも開発を断念した特急型のキハ285系は、エンジンが発電だけでなく車輪を駆動する役目も持っていることで構造が複雑ですが、より先進的で、高速走行には向いていたのでしょう。
車体傾斜はともかくもハイブリッド駆動だけでも研究を続けて欲しいものです。このままですと、集中して新造した261が一斉に老朽化したときに183の二の舞になるのは明々白々なのですから。
さて、しらかみは一旦弘前まで行ってから川部まで戻り五能線に入っていきます。その辺りから鰺ヶ沢までは津軽三味線の実演があり、懐かしく聞いていました(私は青森県に住んでいましたので)。

五所川原では津軽鉄道21型や旧型の車両が見かけられ。ホームにはキハ40-201が停車していました。
新幹線の奥津軽いまべつ駅から津軽鉄道までバスが走ったそうなので、次は乗ってみたいものです。そのときは五能線をキハ40で一日かけて回ります。





途中、深浦ではくまげら号と交換。地元の方々の歓迎が賑やかでした。北海道の観光地でも、このくらいの賑やかさが必要ですね。大自然と食ばかりではなく「人」を感じさせて欲しいものです。ホスピタリティを感じます。官製のお・も・て・な・しとかいう変な言葉とは次元が違います。



千畳敷では10分ほど停車して、磯辺へ近づくことができました。いかにもリゾート列車ですね。心が沸き立ちました。
JR北海道はこの辺りが下手くそです。流氷ノロッコもやめることになり、鉄道から観光客はどんどん離れていくでしょう。





さて、列車は秋田に到着。
男鹿線のキハ40が見えました。男鹿では小学校から中学時代を過ごしましたので、訪問したかったのですが、今回は奥羽本線で大曲へ向かいました。


秋田新幹線と並行するので一部三線軌条になっています。



大曲からは701系の5000番台という標準軌に改造された電車で「こまち」の合間をくぐりながら(*^_^*)盛岡へ向かいました。フラットが酷くてかなり煩かったのですが、これほどのフラット音は最近では北海道でも聞けません(笑)。

標準軌らしく横揺れが少ない感じがしました。ただ、曲線部では新幹線に合わせたカントでかなり傾くので車酔いしそうでした(´・ω・`)。
角館では秋田内陸縦貫鉄道の車両を始めて見かけました。

電車は盛岡に到着です。
盛岡は駅全体がショッピングモールになっていて新幹線も発着し、なかなかの賑わいですが、案内図を見てもよく分からないので、コンビニで夕食を調達して、早々にホテルに入りました。

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北東北への旅・北海道新幹線・リゾートしらかみ・三陸鉄道・BRT乗車①

2016年04月20日 | JR北海道 JR北
さる4月9日から12日にかけて北海道&東日本パスを利用して北奥羽を歩いて・・・乗ってきました。
9日は10時過ぎに自宅を出ました。3月のダイヤ改訂で函館方面へ普通列車で行くのは限られた便になってしまいました。以前ですと山線を回ってニセコ、倶知安を通っていきましたが、倶知安から南の便が激減してしまい、今回は東室蘭経由で行くことになりました。
函館までの新幹線が開通してもニセコ方面へのJR便は極端に減少し、「インバウンド効果」を期待するなどとJRは言いながらも、ニセコ観光には影響は必須でしょう。
自転車操業のJR北海道は将来へのビジョンも無く、もがいているようです。合理化しかすることのできない無能な現経営陣は退陣するべきでしょう(失礼)。北海道の経済界から送込むタイミングだと思いますがね。7000人の社員を抱える北海道有数の企業としての責任も自覚してください。
さて、札幌で苫小牧行きに。苫小牧からは室蘭行きに乗車。

室蘭行きにはtwitterのフォロワーさん達が乗っていてご挨拶しました。彼らはどこに行ったのでしょうかね(*^_^*)
東室蘭からは長万部行きのキハ40.日高線不通で失業した車両が出稼ぎです。

この経路も洞爺の隣の豊浦での打ち切り便が増えてしまい、長万部までは限られた便数となりました。
秘境小幌も停車便が減少して「秘境駅」らしいですね(笑)。でもすっかり有名になって「もはや秘境駅ではない」という鉄道ファンがいるそうです。わがままも大概にして欲しいものですね。
少し時間があったので、長万部で多少駅前を散策。駅前の蕎麦屋さんが閉まっていたのが気になりましたが時間的に休憩でしょうね(●^o^●)食べたかった。
さて、いつものキハ40で新函館北斗まで。

春休みも終わり、学校も始まって乗客は年配の方が多く、いつものように静かな車内です。
列車は、いよいよ新函館北斗に到着。
北海道&東日本パスと特定特急券を使用して新幹線に乗ります。
・・・・空いている指定席に座れるのですが、果たして座れるかな・・・・と思いつつ、改札を通過。
すると(´・ω・`)



改札内は数人の乗客がベンチに座っているだけ(+_+)。
「え~」と声が出そうでした。
ホームに車両が入っているので写真を撮りに入りました。仙台行きのはやぶさ96号、E5系です。警備員が手持ち無沙汰な様子で立っています。
数枚撮ってから車内へ入りました。2号車に乗りましたが乗客は数名。座席は選び放題。2つのコンセントに充電器を差し込んで携帯とカメラとMP3レコーダーの充電などをして発車を待ちました。





定刻に発車。どんどんスピードを上げて、あっという間に木古内通過(木古内と今別は通過する便です)。789では青函トンネルでレールからの音が賑やかでしたが、多少は静かな感じです。新幹線は揺れないとか言いますが、札幌・新千歳間のエアポートと大差ない感じで、揺れないと言うのは先入観でしょうね。
列車は、あっけなく新青森に到着。これで北海道新幹線初乗りは終了しました(●^o^●)。
新幹線は東北と東海道にたまに乗りますが、特段の感慨もありませんでした。小さな窓からはほとんど何も見えず、息苦しい感じです。
やはり鉄道の旅は在来線に限りますね。
新青森駅構内にはねぶた祭りのミニチュアが飾ってありました。良いですね(*^_^*)。
ねぶたの頃はさすがに混雑するでしょうね。






 さて、青森行き701系に乗り換えて、すぐに青森に到着です。最近お決まりですが、駅前の吉野家で牛丼を掻きこんでホテルへチェックイン。翌日はリゾートしらかみです。


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重大なお知らせ(*^。^*)

2016年04月02日 | JR北海道 JR北
昨日の「4月1日、JR各社は「熟年60切符」を発売へ」のニュースはエイプリルフールにちなんだ年寄りの寝言であることが判明しました.
ここに深くお詫びします.(JR東の社長よりは丁寧に(笑))
来年もお楽しみに(*^。^*)

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4月1日、JR各社は「熟年60切符」を発売へ

2016年04月01日 | JR北海道 JR北
4月1日、JR各社は青春18切符の利用実態に鑑み、名称を変更すると発表した。新名称は「熟年60切符」で、利用者が認識しやすいように大きなフォントを使用し、紅葉をイメージした黄色の用紙を使用するとのこと。販売価格は変わらない。
年金証書を提示すると週末と祝日以外の平日は通年で利用できる。また、シルバーシートを優先利用でき、希望者には運転席横に立ち席を用意する。今年度は88万枚の発売を見込むとのこと

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