北のとうさんの鉄道旅・アマチュア無線JA8HBO

札幌に住むおやじが北海道を中心に鉄道旅の話題や無線の話題も織り交ぜてぼやきます。アマ無線のコールサインJA8HBO

冬はやっぱりJR

2019年02月10日 | JR北海道 JR北

先日来、記録的な寒波が北海道に襲来し、札幌の最高気温が零下10度をこえないという状況になりました。
私は道南生まれで東北育ち、札幌に出て来てから30年になりますが、これほど寒さを感じたのは初めてでした。
家内は道東の美幌生まれなので、あまり驚いていないようでした(●^o^●)。
記録的な寒さになった日は家内が岩見沢の南の栗山町で仕事があり、どんな手段を弄してもたどり着かないといけませんでした。
ところが当日は吹雪で栗山行きの高速バスが全面運休。
困り果てた家内は札幌駅へと向かい、JRで岩見沢へ向かう事にしました。
たぶんJRも止まっているだろうと半分あきらめていましたが、一部車両の制輪子の凍結でダイヤが乱れているとはいえ、なんとか岩見沢にはたどり着くことができました。岩見沢からは私が調べてメールで連絡した、路線バスに運よく間に合って、遅れたものの、仕事先にたどり着くことができました。
なお、JR北海道の車両の制輪子は低温に強く、他社と異なる独自のものを使用しているのは鉄道ファンならご存知でしょう。それでも凍結は避けられないことがあるんですね。

まあ、「やっぱり冬はJR」ですね。
以前、私も遠軽から旭川にキハ40で向かう途中に、石北線の上越信号場で交換停車中に、吹雪で車輪の前に雪が積もって固まり、前進できなくなったことがありました。乗客は私一人でしたので、どうなることかと不安になりましたが、その時のベテラン運転士さんは、ほんの少しバックして前進することで切り抜けました。
「本当はしてはいけないだよね」と笑って話しておられたベテラン運転士さんのお顔は、その後も旭川駅でお見かけすることもあります。
やはりどんな仕事でもマニュアルには無い職人技のようなものがあるのだなと痛感した次第です。
マニュアル通りなら遠軽から保線員を呼ぶことになるのですが、待っている間に、もっととんでもないことになったでしょう。
「キハ22だったらガツンと動くんだけどね」とお話しされた運転士さんとの会話も良い思い出です。


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