北のとうさんの鉄道旅・アマチュア無線JA8HBO

札幌に住むおやじが北海道を中心に鉄道旅の話題や無線の話題も織り交ぜてぼやきます。アマ無線のコールサインJA8HBO

JR北海道の消えることばかり・・・第2弾

2014年07月15日 | インポート

5/31のブログで消えていくお話を書きましたが、その後もいくつかの同様の話が出ています。
正式に発表され、信憑性のあるものとしては
① 蒸気機関車が一両体制に・・・C11-207の使用取りやめ
② 261系の車体傾斜装置の停止
③ 函館本線と千歳線での散水車の運用中止

 

 

 

まあ以上の3つがはっきりしたということです。

 

 

 

Dscf0015

 

 

 

蒸気機関車・SLについては廃車となるC11-207が車輪の軸受けに問題を抱えており、だましだましの運用でした。
さらに、ATCにも近いATS-DNを装備して車検を通すだけの費用の確保が難しいことと、運転操作にかなりの練度が必要であるがゆえに、後継の運転士、さらに整備士の確保も難しいとされました。
実際問題、再建途上のJR北海道としては一両を残すだけでも大変なことかと思います。Dsc_0086
このために、来年度からは釧網本線の湿原号だけの運転となりますが、かなり大切に扱うと思われるので、従来からのSLのみの運転ではなく、DDを補機に加えた形になるのではないか推測します。261

 

 

 

261系の車体傾斜装置の使用取りやめについて、JR北の発表は軌道への負担軽減と整備上の問題を理由としています。
たしかに、空気バネに空気を送り込む装置が大型であることと、負担が大きいため乗り心地にも悪影響を与えているとも聞きます。
一部鉄道ファンは、今後相当数を増備される261系が傾斜装置をはずした形で製造されるので、それに合わせるからだとしています。
しかし、そうではなく、装置の改良を行っているということなので、新増車にも装備され、いずれは運用を再開するものと、私は考えます。
なぜなら、交通機関が利用者に与えるベネフィット(便益性)の最たるものは時間的ベネフィットです。このために積み重ねてきた技術を、ここで捨て去るというのは利用者への背信行為といっても過言ではないと考えますから。
さらに、再度実施される減速運転も、いずれは徐々に緩和されるものと期待したいものです。Bsqtmoeceaaxhcmjpg_large
さて、散水車の運行停止は、JR北の発表の通り、軌道管理の徹底によるものと考えられますから、喜ぶべきかと思います。
線路異常が見込まれるときは運休を恐れないというのも、消極的ではありますが、現在のJR北が取りうる最善の策なのかもしれません。

 

 

 

以上、とりとめの無い話を書きました。あくまで私見です。

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