北のとうさんの鉄道旅・アマチュア無線JA8HBO

札幌に住むおやじが北海道を中心に鉄道旅の話題や無線の話題も織り交ぜてぼやきます。アマ無線のコールサインJA8HBO

久しぶりに釧路まで根室本線で

2018年04月09日 | JR北海道 JR北
今年は江戸時代末期(幕末)から明治にかけての探検家である、現在の三重県出身の探検家、松浦武四郎が蝦夷地を「北海道」と命名してから150年となる記念の年。

先日、それを記念してJR北海道が発売した「北海道150年日帰り周遊パス」を使って釧路を往復しました。
なお、途中の帯広までは名寄から帯広を往復する知人と楽しい時を過ごしました。「旅は道連れですね」

滝川から釧路まで、水害で東鹿越・新得間が水害で不通になる前は2427(9)Dという便があり、滝川を9時30分頃に出て釧路に17時30分頃に着くとういう、キハ40×2両のわが国でも一、二を争う長距離普通列車がありました。
私も、好んでよく乗ったものです。

現在は滝川9時42分発の9627Dで東鹿越までの運行。
富良野から新得までは代行バスが運行されています。さらに新得から釧路までは被災前の列車番号で釧路まで2427D列車が走っています。
(滝川入線)



(富良野にて)

(幾寅駅前のキハ12?)

(新得)

(帯広にて)



(釧路の手前の信号所での交換。キハ40の国鉄色2連)





釧路には18時頃着ですから、以前の2429Dとほぼ同じ所要時間で到着します。




今回は、釧路には泊まらずに帰途は特急Sおおぞら12号で戻りました。
さすがに、釧路からは疲れが出たのか、爆睡状態で札幌市内に入るまでの4時間余りは意識不明でした(笑)

久しぶりに根室線の旅、楽しんできました。
しかし、金山ダムなどの景勝地が沿線にあり、観光地富良野と北海道を代表する農業地帯の十勝地方を直接結ぶこの通区間が、このまま廃線になるような流れができています。

北海道のワーキングチームが一応の方向性を出した結果ですが、ほぼJR北海道の言いなりで、座長の大学教員が自ら一部の自治体を説得して歩いたようです。フィールドワークとはそうゆうことでしょうかね。
北海道開拓の意味を否定するような、この動きは将来に禍根を残すことでしょう。土木屋さんと銀行屋さんだけに公共交通を任せると、こんなことになります。
本来はマーケティングなど経済関係さらに観光や歴史研究などの識者の意見をもっと反映させるべきたぜったでしょう