北のとうさんの鉄道旅・アマチュア無線JA8HBO

札幌に住むおやじが北海道を中心に鉄道旅の話題や無線の話題も織り交ぜてぼやきます。アマ無線のコールサインJA8HBO

石北本線と日高本線の復旧工事

2015年08月07日 | うんちく・小ネタ
石北本線と日高本線の復旧工事へのあまりに大きなJRHの姿勢の違いには驚き。
貨物と特急が走り都市間輸送の要衝であるのはもちろん、地元自治体がコンテナを購入するなどして、貨物輸送に対して一定の負担までしている事実。
対して日高本線は盲腸線ということもあるが、自治体が無関心でいたものを、いまさら利用策を考えると言い出す始末。
これではJRの対応が異なるのは自明の理。

さて、これほどの石北線なのであるから、利用者のいない白滝付近の廃駅は「当然」としても、美幌の無人化は再考を期待したい。留辺蘂については温根湯温泉が近いということを考慮しても、観光客による鉄道の利用者はほとんど無いようなので、無人化は妥当だろう。
家内の育った場所なので何度かたずねたが、あまりの寂れ方に家内も驚いていたし、駅員がいることにも驚いていた(笑)
また、今回のことで、オホーツクの減便は当分は無いということが分かった気がする。スラントが北斗のお下がり183になろうともである。

北海道の鉄道は、北海道旅客鉄道㈱に全て任せるのではなく、地元自治体が積極的に関与するべきである。自治体の首長や議員のみならず選挙民でもある住民の問題でもある。
また、延伸が進む自動車道との関係をどう考えるのか、北海道の交通システムの構築を北海道庁が中心となって考えて欲しい。

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